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厩(うまや)橋からの贅沢な景色

本日は、私が毎日通勤で渡っている「厩橋」から見える、”夜の下町”がかなり良いのでご紹介いたします。

台東区と墨田区をつなぐ架け橋

厩橋は、隅田川にかかる橋で、春日通りとつながっています。西側は台東区の蔵前、東側は墨田区の本所で、橋は長さは約150mだそう。都営大江戸線「蔵前」駅のA7出口を出てすぐのところにございます。
ちなみに厩橋(うまやはし)と読みます。蔵前にあった幕府の米蔵の米を本所側へ輸送するための馬を保管する厩(うまや=馬小屋)があったからその名が付いたそうです。

煌びやかな黄金色を放つ、蔵前橋

蔵前側から本所側へ向かったときに、右側に見えるのが蔵前橋。
両国・浅草橋方面です。

蔵前橋も同様に、隅田川にかかる台東区と墨田区を結ぶ橋です。橋は稲穂をイメージした黄色に塗られ、ライトアップされると川面の反射と相まってゴージャスな黄金色に輝きます。近くで見てももちろん綺麗ですが、厩橋からだと川との反射、首都高、高層マンションが一緒に見られるのでおすすめです。

東京・下町を感じる青の存在感

左側に見えるのは、圧倒的存在感、東京スカイツリー。
浅草・押上方面です。

この日は青に輝いていました。

下町生まれ、下町育ちの私は、スカイツリーがまだ赤ちゃん(着工してすぐ)のころからその成長を見てきました。毎日見ても飽きないこの輝きとフォルムは、東京を代表する観光地でありながら地元の人たちの癒しでもあります。

写真の真ん中に写るのは、アサヒビールの本社です。少し見えずらいですが、建物がビールジョッキの形をしています。泡まで忠実に再現されているんですよ。1階にはビアバーやレストランがあり、もちろん銘柄はアサヒ!デートにも使えるおしゃれなお店です。

ここからの景色もまた、鮮やかにライトアップされた下町の景色と、それが川に反射している様子、さらに首都高を走る車のランプと一緒に見ることができるのでおすすめです。

贅沢な景色を静かな夜の橋で

私は毎日、この橋を通勤経路として渡っていますが、たまに、ここからの景色が見たくて夜な夜なお散歩しに来たりもします。ぼーっと何も考えずに眺めているときもあれば、何かに悩んでいるときに眺めているときもあるし、ほろ酔いでいい気分のときもあります。その日によって感情は異なりますが、見える景色は変わりません。そのおかげで、いつでも安心するような感覚になれるんです。

ゆっくりとした時間が流れる夜の橋。ぜひ足を運んでみてください♪