2021/10/10 サブリ総理の州またぎの移動解禁に関する記者会見

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州またぎの移動について

これまでCOVIDの感染が広がっていたため、移動の禁止を実施する必要がありました。現在保健省の努力により、本日ワクチンの成人接種率が90%に達したため、約束していた通り州またきの移動を許可します。この制限解除は明日から実施されます。

帰省目的だけでなく、国内の観光目的の移動も許可されます。この機会を通して、皆さんがワクチン接種プログラムに協力してくださったことに、感謝を伝えたいと思います。

州またぎの移動は許可されますが、342法に基づくSOPは引き続き有効であることを留意しておいてください。

親族の安全を守るために、症状があれば帰省を延期することを守ってください。また、この制限解除は、ワクチン接種完了者のみに与えられるものです。

ワクチン接種完了者かどうかを確認するための検問は実施しませんが、抜き打ちでサービスエリアやその他の場所で警察が確認を行う場合があります。また、さまざまな目的で設置される通常の検問時にも、ワクチン接種の有無を確認する場合があります。

MyTravel Passについて

これまで出国を希望するマレーシア人は、MyTravel Passを申請する必要がありましたが、今後廃止することを決定しました。つまり、マレーシア人はビジネスや留学目的以外に観光目的で外国に行くことが可能になります。この制限解除も、ワクチン接種完了者に対するものです。

ただし、帰国時の出発3日前のPCRテスト、入国時の隔離は引き続き必要です。しかし、ワクチン接種完了者は自宅隔離を申請可能です。

ワクチンについて

ワクチンを接種していても、感染リスクは減るものの。COVIDに感染することはあります。ワクチン接種をしていると重症化するリスクも提言できます。保健省のデータによると、ワクチン接種完了者のICU入室率や死亡率は90%弱軽減できています。

引き続き国内の感染を抑え、エンデミックに移行するために、TRIISを励行してください。

引き続き商店やスポーツ施設などにおいては、入店者のワクチン接種ステータスを確認することを忘れないようにしてください。今日発表した規制緩和を維持できるかどうかは、私たち一人一人の行動にかかっています。

質疑応答

Q: ワクチン完了率が90%に達していない州もありますが?
A: 政府は全国の平均値で考慮しています。そのため、90%に達していない州に対する特別なSOPを策定する予定はありません。

Q: 子供たちも移動可能ですか?
A: 可能です。

Q: エンデミックに移行するのはいつですか?
A: 現状で移行目標日を設定しているわけではありません。徐々にSOPは緩和していく予定です。同時に国民一人一人が新しい生活様式で生活できるように変化する必要があります。

Q: 州またぎの移動を解除することで新規感染者が増加した場合はどうしますか?
A: その場合に再度州境を閉鎖することは、現時点では考えていません。感染の増加が発生した場合、その地域のみをEMCOで封鎖する予定です。

そういや最近記者会見やってなかったよな…www

Q: 入国者に対する制限はどうなりますか?
A: 引き続き条件付きの入国のみを許可しています。観光目的の入国は許可していません。以前グリーンバブル構想が出たことがありましたが、出発国のCOVIDの安全性を考慮して徐々に往来を許可することも考慮していきます。

Q: サービスエリアでの取り締まりの話が出ましたが…
A: 可能性の話です。犯罪捜査や、SOPの遵守状況の確認などで警察がパトロールを行うことがあり、その際にワクチン接種状況などを確認する可能性があるということです。ワクチンの確認を目的とした取り締まりは行いません。

(おしまい)

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