2021/9/12 ラドジ教育大臣の記者会見ざっくり翻訳

皆さんこんにちは。今日は学校運営についてお伝えします。いつ学校が再開されるのかをみなさん気にされていると思います。学校の再開はNRPのフェーズに合わせて行っていきます。

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今回の決定は、教育省内の人員で決定したわけではあります。関係する人々(保護者、教師など)との話し合いを重ねてきました。その上で安全な学校運営について検討しました。(大臣の後ろには10/3からフェーズごとに、段階的に学校を再開すると書かれています)

これまですでに長期間学校が閉鎖されています。500万人に登る学生たちは、住む場所も環境も異なり、一斉に学校にやってきます。
去年からの課題は、校内での密が発生してしまうことでした。そのため、それぞれのクラスの定員を減らし、これまでの定員の50%とし、週ごとに交互に登校します。

1つのクラスを2つに分け、交互に登校してもらいます。例えば、1つのクラスに36名の生徒がいる場合、グループAとBに分け、それぞれ18名とします。1週目はグループAは登校、グループBは家庭学習、翌週はその逆と言うふうに運営していきます。

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登校週には教師が新しいポイントを教え、自宅学習に備えさせる授業を行います。このことにより、より意味のある自宅学習が可能となります。
この交互に投稿することにより、学校に集まる学生数が抑制でき、感染をコントロールできることが期待されます。

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週交代の登校の対象でない生徒もいます。Form6の2学期の生徒や、完全寮生活の生徒に関しては常に登校させます。

フェーズ1の地域: 全校閉鎖。小学校、中等校の生徒は自宅学習が続きます。

フェーズ2の地域: 基本的に全校閉鎖。Form6の2学期に入っている生徒のみ登校可能(試験対策)。

フェーズ3の地域: 小学生は基本的に自宅学習。中等校生はフェーズ2で開かれるグループに加えて、国際試験の対象学生、SPMの対象学生のみ登校可能。それ以外は自宅学習とする。

フェーズ4の地域: 小学生•中等校は基本自宅学習(10/17まで)。10/17以降は小学1~3年生•Form3~5年生は交代で登校。小学4~6年生•From1~2は自宅学習。10/31以降は小学4~6年生• Form1~2も交代で登校開始。

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2021年度の学年は2022年3月まで続きます。そして2022年4月に新学年へ進級することになります(ただし12月10/11日から31日までは休みです)。

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2022年の学年が短くなるのではと思われる方もおられますが、2023年まで食い込ませる方法を考えています。

校内の感染対策についてですが、教師および全職員がワクチンを接種することを指示しています。ワクチンの接種を受けていない教師はクラスで教えることはありません。

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それぞれのクラスの生徒の座り方についても工夫しました。1度に登校する生徒が半分になるので、間隔をとった座り方が可能です。また、教室内の換気を十分に行う予定です。

また、全生徒はマスクを着用することが求められます。低所得世帯を対象に学校から支給することも考えています。

ランチは通常教室内で食べることになりますが、エアコンがついているクラスの場合は、教室外の指定された場所で食べることになります。

放課後のクラブ活動は許可しません。

登校後にCOVIDの症状が出た場合、隔離し、校内でCOVIDテストを行います。

全寮制の学生は、入寮前、入寮6日目と14日目にCOVIDテストを実施します。

登校時の服装は制服でなくても、私服でもOK。

保護者が子供の登校が危険であると感じる場合、学校に書面でその理由を提出した場合は欠席とはみなしません。

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今日発表された学校の再開プランをまとめるとこんな感じになると思われます。

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