年末に慌てないために
師走になりました。少しずつ始めませんか?
片付けリストをつくる
毎年、そうじや片づけをもっと早くにはじめればよかったと後悔していませんか。そこで年末にバタバタしなくて済むよう、紙と鉛筆を用意してください。具体的に掃除や片づけの必要な場所を挙げてリストを作ります。
このとき「台所」でなく、流し台や食器棚など、なるべく具体的に書き出します。
次にこ家の外のことには赤丸をつけます。庭や外回りのことは天候にも左右されますし、寒くならないうちに済ませた方が楽ですね。赤丸からはじめてみてはどうでしょう。
また1人でできることと、家族の助けが必要なことがあります。粗大ごみの処分をいつなら手伝ってくれるか、家族に確かめて何月何日と予定を書き込んだり、ごみの日の確認も必要ですね。
このリストを見やすいところに貼って毎日チェックします。あとから思いついた項目は書き足します。終われば線を引いて消していきます。
今日はお天気が良いから外回りの溝掃除とか、植木の剪定、曇り空で寒い日は家の中のことなど、柔軟に考えてください。大掃除というと、あれもこれも、となりがちですが、無理をせず今日はリビングの窓1つとか、今日は玄関周りとか、少しずつ進めてください。
こうして掃除をしながら、今年使わなかったもの、賞味期限切れのもの、リサイクルできるものなど仕分けをしてください。家の中で壊れたり破れたりと補修が必要なところも、気がつけばできることは済ませ、できないことは専門家に依頼しましょう。
ゆとりを持った片付けはからだにも負担が少なく、何より年末に片づかなくてイライラしたり焦ったりすることがなくなれば、気持ちよく1年を締めくくれるのではないでしょうか。
イラスト なかだえり氏 『転ばぬ先の「老前整理」』2016年 東京新聞より
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