寝れない夜も、目覚める夜もある
「レポートだしたっけ」
大学を卒業してから8年、今でも単位が足りているか不安になって目が覚める夜がある。今がそれだ。
仕事が忙しいと常に頭が冴えてしまうので、なかなか寝付けなくなる。学生時代と違って眠剤のお世話になっていないので、アレルギーの薬、抗ヒスタミン薬で眠ろうとするが、口が乾く。
最近、烏龍茶が密かにブームだ。コーヒーを飲めない時間帯に、喉が渇いたら飲む。それが今だ。最近茶葉を買ったので届くのが楽しみにしている。
コーヒーを飲めない時間帯は、人と暮らすようになってから生まれた。昔は無軌道に、気絶するまで起きて仕事をしていたが、今では毎朝弁当を作っている。とても偉い。
料理をするのは、単純に好きだからというのと、昔毒的なものを盛られたから人の作ったものを口にするのに抵抗があるからだ。外食以外で誰かが作ったものを食べることは皆無だ。彼女の手料理も一度も食べたことがないが、向こうは料理嫌い、俺は料理好き。完全にマッチしている。
今振り返ると、母とマイフレンドの永井が作ったものしか食べていない気がする。母は調理師免許持ち、永井は料理人……プロの飯以外食わないのか俺は……
昔のコンテンツ力高めのツイートを消したのは、恥ずかしくなったからだ。1000近いRTのツイートもあった気がする。ちょっと勿体無い。
いや、本当に4桁だったか?せいぜい300RTくらいだった気もする。
ツイートが減ったのは、今のTwitterの雰囲気が苦手なのと、ライターという職業柄、炎上が怖いからだ。ただ、炎上に関しては自意識過剰だと気づいたので、最近ツイートも増やした。
ツイートが減ったせいで、俺はゲームの人か、アレ★Clubの人になりつつある。本来はフランツカフカが好きなタイプの、やや痛めの海外文学ヲタに過ぎないのだが……
全然眠くならないので困っている。実は殆ど寝ずに働いていた。なのに眠れない。それが今だ。
仕事が忙しいと、頭が冴えて眠れなくなる。いつまでこの仕事ができるか不安になる。さっき送った原稿の締め切りなきになって飛び起きる。よくある話だ。
ライターという仕事は、多分なくなる。インフルエンサーという総合職になりつつある。もちろんこれは、昔からある「評論家」という仕事の拡大版みたいなもんだ。
俺を、インフルエンサーにしてくれ。
そう相談したら、小説でも書けとアドバイスをされた。練習に日記でもなんでもいいから、仕事じゃない文章を書け、と。無責任な助言に従っているのが今だ。
明けない夜はない、ってポジティブに使われてるが、睡眠時間が足りない現代人には、開けない夜が1日くらいあってもいいよな、と思う。
あーインフルエンサーなりてー
単著だしてー
薬が効いてきて眠くなったので、欲望だけ置いて寝る。
また明日
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