学校
明日からまた1週間が始まる。
ということは、もちろん学校がある。
僕は脱落者なんだ。
みんなと一緒に国公立大学を目指して切磋琢磨しているはずだった。その予定だった。でも人生って上手くいかないもんですね、笑 みんなの波に乗れませんでした。
朝、ホームルームに行くとみんなの机の上に置いてあるのは、タイマー・筆箱・たくさんの参考書たち。僕はそんなもの持ってない。僕はそれらを持てなかった。持つ資格が無いんだ。自分で選んだんだ。でも、それでも、苦しい。
授業をやる教室に行ってもみんな雑談なんかしない。ずっと黙々となにかやってる。僕はよく分からない漢字帳を開いて眺めているだけ。形だけ。
形だけの自分がすごく惨めで惨めで仕方がない。なんにもできることがないじゃないか、と毎日、毎時間思う。
授業の時間になっても、みんな全然寝ない。みんな放課後、睡眠時間削って勉強しているのに。ゆっくり寝ている僕はなぜか寝てしまう。本当に情けない。寝たくない。でも寝てしまう。やめたい。意識が飛んでしまう。甘えでしかない。殺してくれと願う。
丸1日学校にいて授業を全て受けることが当たり前のみんな。情けないけど、丸1日学校にいることなんて僕にとってはすごくきつくて、毎時間授業に出るなんてもってのほか。そうなってしまった。昔はこんなんじゃなかった。全部自分のせいなんだ。ぼくが全部選んで来たの。その結果なの。
放課後、学校で自習するみんな、塾に直行するみんな。僕は家に帰って家事するばかり。
もう、いやだ。
もう、学校に僕の居場所はないんだ
先生方が居場所を作ってくださるけれど、教室に居場所がないことに絶望する。たくさん配慮してくださる先生方に失礼過ぎるのはわかってるけれど、僕はもう限界。ごめんなさい。僕が弱いの。
先生方の配慮も無視して、
限界だ、とか言ってこれまで以上を求めようとする僕を殺してください。
生きてる意味がない、とか生きる理由がない
とかではなく
単純に、僕という存在が邪魔なんです。
それに気づいたんです。あんたのことなんて誰も必要としてないんだよ、と過去の私に教えてあげたい。
四年制大学にも行けないような人間に成り下がってごめんなさい。ごめんなさい。学校の名を汚す存在ですよね。要らないですよね。先生方も、仕事だから私の事を気にかけてくださっているんでよね。わかってます。全部分かってるんです。
ごめんなさいの言葉しか出てこない。
もう嫌だ
「生きて」居られない。
「死んで」も居られない。
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