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物足りない
先日、収入ゼロの私でも美容DAYを設けた。
休職して5ヶ月が経過し、何もときめくものがなくゴミみたいな生活を続け、落ち込んでばっかりの私が少しくらい贅沢をしても良いのではないかと思ったそんな日のことだ。
とはいえ休職する前に、小顔マッサージの回数券を買っていてあと2枚残っている状況だった。だからその回数券を使い実質休職前の私の前払いに感謝しながらの美容DAYだった。
この日のために、実は自分で小顔マッサージを心がけてみたり、肌に良さそうな栄養を取ったり、なんやかんや頑張ってみたりしていた。
この日の肌コンディションは自分的に良くて、きっと施術してくれるお姉さんも褒めてもらえる気がして自信満々にサロンに行った。
久々のマッサージに感動して、気持ちよくて常にウトウトしていた。施術してくれたお姉さんの終了の合図に惜しみながらも終了した。
顔はとってもスッキリして、なんなら施術していない足先までも軽くなって驚いた。というのに、何か物足りない。
私の大わがまま。
"肌を褒めてもらう"
という謎の自信からくるうちに秘めたミッションをまだ達成していなかったのだ。
それに気付けたのは帰り道。
褒めてもらいたかったわけではないけど、自分の自信や肯定感のために、一言あるのとないのとじゃあ全然違うもんだなと気付いた。
店員さんの対応はとっても素敵で大好きなのはもちろんではある。狂わせた原因は私が肌を褒めてもらうという変な期待とミッションを持っていたことだ。
言葉の大切さをこんな変なところから学ぶとは思っていなかった。noteを始めていなければ、こういう記事にまとめていなければ、私はこの経験を学びに変換できずにいた。
改めて今の状況を見つめ直して見ると、サロンの店員さんにも、このnoteという居場所にも色んな学びを与えてもらえて幸せ者だなと気付く。