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今後使われる可能性のあるカードを考える会(デュエプレ8弾・SR篇)

こんばんははじめまして。海月です。

書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。

自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。

とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。

さて、今回は今はあまり見ないけど、将来評価を上げる可能性のあるSRのカードを見ていきます。

使われてなかったカードが先人の使用によって一気に広まるのはカードゲームの醍醐味ですね。

紙のようにはるか昔のカードが急に3000円になるってことはDCGであるデュエプレにはありませんが、分解はあるので(特に最近はデッキ生成コストが上昇傾向)参考程度に見ていただけたら幸いです。


超神星ネプチューン・シュトローム

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フェニックスメインの7弾で登場せず、満を持して8弾で登場した人気の高いカードですが、環境での活躍はあまり華やかとは言えない状況が続いています。

今後考えたいポイントは2つあって、1つ目は『グランドデビル』強化です。

2021/3/25のアップデートによってデッキの潤滑油である「スナイプ・アルフェラス」が上方修正を受けましたが、未だ環境トップで戦うデッキパワーは持てていません。

ただ、ほとんどの耐性を無視し、かつ相手のみの全体除去効果は「アポカリプス・デイ」以上で、可能性の塊と言えます。

『グランドデビル』を組んでみるとわかるんですけど、構築とプレイがかなり難しいので、いつか先陣を切って結果を出し、プレイングを確立させる人が出れば流行る可能性はありそうですね。

『白青メカオー』はプレイこそ練度が出るものの構築はほぼ固まっているため、「グレンベルク」を採用するか、「超神星」を何枚採用するかで分かれる『グランドデビル』はさらに練り甲斐がありそうです。

とりあえずはEXパックや9弾でのプール増加が希望でしょう。

この3枚あたりが実装されてくれればかなり流れは良くなる気がします。

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「ウェバリス」はこのデッキの脆さを補完してくれる上に最軽量で進化元になり、「メディカル・アルナイル」とくっつくと強固な壁に、「アルフェラス」とくっつくとマッドネス起動要因となります。

「バーガンティス」は少々重いドローソースおよびコンボ要因ですが、紙で7コストの「ミリオンパーツ」が4コストで実装されたならコスト調整した実装が期待できます。

「ジョーズジャクス」は優秀な2コスト要因でありつつコンボ要因で、デッキパワーを引き上げてくれるでしょう。

ただ、これらが本当に実装されると相当『グランドデビル』の動きがトリッキーで環境の問題児となる気もするんですよね…

「スナイプ・アルフェラス」、本題の「ネプチューン」を弱体化して実装したあたり、調整が難しい種族なのだと考えます。


グランドデビルの話が長くなりましたが、考えたい2つ目のポイントはエンジェル・コマンドとデーモン・コマンドというデュエマの歴史を通して優秀な種族が進化元にあることです。

デュエプレは重さが懸念されたこの二種族が調整されて、軽量コマンドとして「ピカリエ」と「デスモーリー」が1弾より実装されているため、軽い進化元は今後も拡充が期待できそうです。

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また、これらと相性がいいコスト軽減も「ヴォイジャー」が実装されているため、デュエプレのペースでいけば12~14弾あたりで実装されそうな両種族にまたがる「シンカイドーベル」「アシュライガー」は展開力を上げるギミックとして期待できます。

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もう一つは踏み倒しによってアドバンテージを確保する手段で、当然人気種族であるエンコマ、デモコマにもその手段は豊富に存在します。

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「ベル・ヘル・デ・ガウル」は「バルカゲイザー」によってドラゴンを展開し続ける『連ドラ』の如くデーモンを展開する『連デモ』というデッキの主力で、直近での実装が予想されます。

「ウェディング・ゲート」は誰もが知る「ヘブンズ・ゲート」の対になるカードで、後に増える闇のエンジェル・コマンドを主体としたデッキが登場します。

「カイザルバーラ」はかなり先のカードではありますが、「ヘブンズ・ゲート」からドローしつつ大量展開を可能とするカードです。

7弾までの「ヘブンズ・ゲート」がアドバンテージを取るというよりは”多色の大型を投げる”という性質が強かったのですが、8弾の「アガピトス」の実装から方針転換の可能性が見えますね。

「ネプチューン」の盤面リセット効果自体はインフレ耐性も非常に高いため、これらの実装時には色さえあれば採用検討できるでしょう。

いつか評価を上げることは大いにあり得ると考えられます。


魔刻の斬将オルゼキア

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シンプルな性能ということもあって、8弾リリース前に書いた事前評価から特段つけ足して書くことが思いつきません…

残念ながら、8弾環境では事前の予想を上回るような使われ方はされず、想定通り『天門』や『クローシスコントロール』『除去サファイア』『ドルバロム』に1~2枚採用される程度の活躍となりました。

むしろ見かけることが稀なため、プレイされるシーンでは意表を突くことも多かったかと思います。

少しだけ事前評価の記事で触れなかったことを書くと、”選ばれない”効果を持ったクリーチャー(俗称アンタッチャブル)を高確率で除去できる数少ない手段の一つです。

デュエプレでも「アポロヌス・ドラゲリオン」は当分顔を拝むでしょうし、「G・A・E」なども少しずつ環境で見るようになりました。

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また、アンタッチャブル効果の付与で言えば、そろそろ実装の可能性が見えるクロスギアに「ペトリアル・フレーム」が存在します。

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間に合うかどうかという疑問は付きまといますが、安全な除去手段として「オルゼキア」は覚えておきたいカードです。

もう一つは呪文をメタる「アルカディアス」などが流行った時で、クリーチャーによる除去が乏しいデュエプレでは「オルゼキア」はトップクラスの除去カードと言えます。

特に9弾あたりでは「聖鎧亜クイーン・アルカディアス」の実装も考えられるため、そちらが流行れば株を上げることもありそうです。

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あと実装されると嬉しいカードとして「インフェルノ・サイン」があるのですが…

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このカードは名前と効果の通り、7弾で実装された「インフェルノ・ゲート」の調整版として後に登場したものです。

デュエプレでは「インフェルノ・ゲート」がまず弱体化して実装された以上、このカードが実装されるかは怪しいと考えられます。

もし実装されれば「フェアリー・ライフ」→墓地肥やし→「インフェルノ・サイン」から「オルゼキア」で2面除去ができて、その後も「サイン」を連打できればかなり強力なのですが…

「オルゼキア」の単体スペック自体は十分優秀なため、今後も1~2枚の採用で闇入りの重めのデッキに採用されることとなりそうです。

ただ、環境の速度もあって著しく評価を上げることは少し難しいかもしれません。


超神星ビッグバン・アナスタシス

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8弾の中で一番ハズレ扱いをされている可能性があるカードですが、やはり踏み倒し効果は豪快で比肩するものがないので、将来性は感じられます。

直近で一番待ち望んでいるのは「スペル・デル・フィン」の登場でしょう。

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不死鳥編のカードでありながら実装がスルーされてしまったこのカードは、相手の呪文を完封する現代デュエマでも通用する強力な効果を持っており、実装するには強すぎると判断されたのだと考えます。

もし実装されれば「インフェルノ・ゲート」で「サファイア」よりも優先して採用されるカードになりそうですね。(「ザーディア」とはコストが被りますが)

今後実装されるならば、「ビッグバン」の効果で「デル・フィン」を出して、「ビッグバン」の無防備に盾を割るデメリットをカバーするのに一役買ってくれます。

『アーク・セラフィム』では色が合うため「デル・フィン」をタッチすることも難しくなく、「ビッグバン」で「アラク・カイ・バデス」などと併せて守りを固めながら物量で押す動きは強そうです。

『リースドラゴン』では「ビッグバン」の効果で「サファイア」などと一緒に出れば対面を圧殺可能で、「ルピア」や「ロマネスク」から手出しも圏内として活躍が考えられます。

要は強力なシステムクリーチャーさえ出てくれればいい話なので、そういった意味ではインフレに合わせてシステムクリーチャーが強化されていったデュエマには適した効果と考えられます。

紙では有名なセットで、相手を文字通り何もできなくする「VANナイン大王」と呼ばれる3体を揃えるコンボデッキが存在しますが、それくらい豪快なクリーチャーが出る頃には「ビッグバン」も面白くなっているでしょうか。

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「ルピア」「センチネル」「バルケリオス」「ビッグバン」+強力なクリーチャーみたいなデッキとか強烈な地雷枠になりそうなんですけどね…

この流れで考えると「アポロヌス・ドラゲリオン」がどこまで行っても邪魔な存在なので、やはりドラゴン以外で出しやすくなるデッキ機構が出来上がって欲しいものです。


無双竜機ボルグレス・バーズ

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このカードについて述べるにあたって、『赤緑アポロ』というデッキをみなさんご存じでしょうか。

8弾環境初期などに『赤黒アポロ』『リースアポロ』が流行ることはありましたが、環境で主体なのは終始カウンター性能の高い『赤白アポロ』です。

それに比べて『赤緑アポロ』だと初動の安定性が極めて高く、こと「ドラゲリオン」の着地だけであれば随一で、ビートダウンが少ない環境では押し付けの権化のようなデッキです。

2月末の記事ですが、詳しく書かれていた方がいるので気になった方はこちらをご覧ください。

これに限らず、上位帯で『赤緑』を使っている人は時たま見かけるため、決して侮れないデッキです。

そしてこのデッキの立役者が「ボルグレス・バーズ」であると言えます。

「ライフ」→「ルピア」→「ボルグレス」と繋いでまだ盾が残っていれば「ドラゲリオン」の着地阻止は困難になるほど優秀なリソース稼ぎ役として働きます。

また、「ボルガウルジャック」の登場も大きく、「ドラゲリオン」に依存せずに中型ドラゴンを展開しながらビートダウンする強力なサブプランを得たため、その意味でも得たリソースを有効に活用できるデッキだと言えます。

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色の問題はついて回りますが、防御に難を感じれば白をタッチしたり、あるいは「ヘブンズ・ゲート」を採用してリースカラーにする道も見えます。

ブロッカー持ちのドラゴンは今はまだ貧弱な顔ぶれですが、「ネプチューン」の項で紹介した「カイザルバーラ」など、今後強力なカードが多数登場する際には「ボルグレス」を思い出したいところです。

ブースト→手札補充→ドラゴン押し付けという流れはいつまで経っても強いため、役割が被るカードが出ない限りは緑入りのドラゴン軸の出来で重宝し続けるでしょう。

P.S.この記事を書き終えた直後にロマネスクカップTOP100に残った方が『赤緑アポロ』の記事を上げられていました。

メタデッキの一角となる性質は持っているため、今後も動向は注視したいものです。


おわりに

かなりざっくりとですが、今回は8弾SRに絞って今後の可能性について書いてみました。

ちょっと念を推しておきたいのは、環境で見ないからと言って簡単に分解しないこと。

直近のメンテナンスで5枚のカードが調整されたように、運営が環境へ積極介入する姿勢が窺えますし、何よりSR自体の性能が高く、デッキに必要とする枚数が増えてきています。

当然の話ですが、1枚生成には4枚分の分解が必要となるため、相当な課金者でもない限りは極力分解は避けるべきでしょう。

手持ちのカードの出世を待つのも、また一つの楽しみ方だと思います。


次はVR篇ですね。

EXパックの情報が出るまでには全篇書きたいのですが…可能な限りとします。

それではまた。

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