今後使われる可能性のあるカードを考える会(デュエプレ7弾・R篇)
こんばんははじめまして。海月です。
書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。
自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。
とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。
さて、今回は7弾の今後使われる可能性のあるRのカードを見ていきます。
VR篇についてはこちらから。
Rにも優秀なカードは多く、汎用性の高さではVRやSRを上回るため、侮ることはできません。
特にデュエプレの場合、デッキの中間を支えるような役割を担うカードをRに据えることが多いため、どんなカードが存在しているかを知っていれば構築の幅が広がるでしょう。
では以下、本題です。
光神龍セブンス
紙では6コストパワー5500だったので、軽量化は強化と言えるでしょう
初期型の『赤白アポロ』や『ラッカアポロ』でよく採用され、現在もたまに見かけるカードですが、遭遇したことのない人もいるかと思うので挙げておきます。
自軍をブロッカーするって、すごく地味な効果に感じると思うんです。
特にシビアにアドバンテージを取り合うカードゲームをやっていた人によって、目に見えて数を稼がないこのカードは敬遠されるかと想像します。
ただ、同弾収録の「ミリオンパーツ」によってその強さを思い知らされた人もまた多いはず。
「ミリオンパーツ」はオマケ効果もついてますけどね。
それでも「センチネル・ドラゴン」などによって展開力を得たドラゴンにとって、このカードはいつでも採用の余地があるものだと思います。
実は紙でもつい昨年、同じブロッカー付与効果を持ったカードが強力すぎて殿堂入りしています。
トリガーを得ていたりプラスの効果を持っていたり、そもそもクリーチャーじゃなかったりと圧倒的な上位性能ですが、最も根幹となる強い部分が未来の殿堂カードと共通しているという点は覚えておいてよいでしょう。
ラッキー・ダーツ
SR篇の「蒼神龍スペル・グレートブルー」の項でも触れたのですが、このカードの改変はずいぶん難しくやってくれたなあ、って印象です。
紙では1コストでシールドトリガーを持っておらず、1ターン目から「ロスト・ソウル」を撃ったりゲームを終わらせたり、殿堂前も殿堂後も現役バリバリの一級の問題児です。
やはり早期で撃てることに意味があったので、素のコストが5まで上がったのは痛いですね。
せめて3くらいだったらと思わずにはいられませんが、まだ実践で暴れてしまう可能性がありそうです。
ただ、その中にある呪文をすべて、と言うのは気になる記述。
現状デュエプレにはシールドは必ず一枚なので、後のキーワード能力「シールド・プラス」を示唆しているのでしょうね。
「シールド・プラス」は戦国編(現在リリース中の不死鳥編から2つ先のシリーズ)なので、「ラッキー・ダーツ」とNEW環境で共存できる期間はありそうです。
惜しむらくは「ラッキー・ダーツ」がランダムなシールドとなっている点でしょうか。
この辺は紙でシールド全回収だった「ブライゼナーガ」同様、紙で暴れた経緯を踏まえた意図的な調整なのだと思います。
他にも大胆なハイリスク・ハイリターン効果を持ったカードでは「デビル・ドレーン」や「逆転のオーロラ」は実装すらされていません。
紙で往々にして制作側が意図しなかった使われ方をしたことによって規制されるカードがあるためか、デュエプレにはイレギュラーをできる限り排してやろうという保守的なスタイルを感じますね。
封魔ゴーゴンシャック
紙では「自分相手関係なく呪文のコストを2多くする」効果でした。
相手のみが対象となった代わりに思い切りがなくなってしまっています。
紙ではほぼ呪文を採用しない『フルクリーチャー』というデッキタイプで広く採用された一枚でした。
ではデュエプレでどうかというと、現状見かける機会は少ないです。
原因はこのカードを採用する前寄りのデッキがいずれも種族デッキであるためでしょう。
シナジーの少ないグランド・デビルであるこのカードは候補になりつつも、枠を割けていないというのが現状です。
しかし、それでも「ギガブリザード」の進化元になる点は要注意といえます。
このカードを採用する7弾環境主要どころの『青白メカオー』と『ツヴァイ』が『天門』と対面した場合を考えてみましょう。
『メカオー』『ツヴァイ』側が2コスト→「ゴーゴンシャック」→4コスト以下のクリーチャーと展開した場合、『天門』側に必ず採用されている最速妨害札「魂と記憶の盾」を間に合わせるには『天門』側が先行で3コストチャージャープレイがマスト、後攻では絶対に間に合わなくなります。
『天門』側が先行でも、多色が15枚程度は入る『天門』で「魂と記憶の盾」を順調に打てるかはかなり怪しいと言えます。
そうでなくとも、『天門』で「ヘブンズ・ゲート」の詠唱が遅れることは致命傷となり得るでしょう。
ゲームスピードが加速するほどにこの1コストの重みが大きくなるため、後々最前線で見る可能性も大いに有り得ると考えられます。
また、デュエプレ8弾でも不死鳥編のカード追加がメインとなるならば、さらなる超神星「ネプチューン・シュトローム」の登場が期待できます。
非常に豪快なメテオバーン効果を持ち、かつ現在のグランド・デビルがプール不足のため、8弾で大々的にプッシュされる可能性は期待できそうです。
「ゴーゴンシャック」に関しては、今はまだその爪を隠しているだけ、と用心する必要があるでしょう。
百発人形マグナム
デュエプレ発の踏み倒しメタです。
ただ、このカードも紙から調整を受け、呪文の踏み倒しには反応せず、効果も1ターン一度きりとなりました。
自分への影響も小さくなった反動で、相手へのメタの性質も弱くなってしまいました。
おそらく各種ループに利用されることを回避したりなどの、”ゲームをややこしくする要素”を排除するためでしょう。
現状この能力が有用なのは盤面が空の状態から「インフェルノ・ゲート」を使用した場合程度でしょうか。
あまり環境にマッチしているとは言えず、かといって今後も活躍できるかも怪しいと言えます。
しかし、紙でもこのカードは登場当初活躍をせず、その後長い時を経て頭角を現し、現代デュエマにまで採用されるカードとなりました。
デュエプレも今後ダイナミックなゲーム展開を推進するとなると、踏み倒しによるゲームメイクをするカードが登場する可能性は高いかと思います。
その兼ね合いによってこのカードが輝く日も来るかもしれません。
ドラゴンの執事ニャンパッタ
紙よりはパワーが1000上がって、効果が任意から強制になりました。
使われて嫌だけれど使うと微妙の筆頭みたいな効果だと思います。
ただ、何も大型ドラゴンの踏み倒しを狙わずとも、中速系のデッキで圧を掛けるスピードアタッカーとして運用することもできるのはポイント。
具体的には『メイデン』に「ガルベリアス・ドラゴン」と合わせて採用するなどでしょうか。
よりコンボ寄りに考えるならば「光線人形ストリウム」や「ディオーネ」と組み合わせることで隙を減らすことが可能です。
このカードも、2020年の紙の競技者向け大会にて活躍した実績を持っています。
あるカードを使って2ターン目に「ニャンパッタ」をバトルゾーンに出し、また別のカードによって強制突撃を封じることで3ターン目に安全に大型ドラゴンを踏み倒すデッキでした。
ドラゴンの拡充に合わせて可能性の幅も広がるカードなので、「サファイア」以外の選択肢が広まってきたら面白いデッキが組めるようになるかもしれませんね。
例えば、不死鳥編(デュエプレ7弾に相当する紙のエキスパンション)には強力なドラゴン「光神龍スペル・デル・フィン」がいるため、実装された際には考えてみたいものです。
まとめ
Rということで枚数も少し多くなりましたが、カードの実用性・面白さ共にSRやVRに引けを取らないかと思います。
冒頭書いたようにRには汎用性の高いものが多く、大会などに向けて細かい調整を行う際のキーカードがRということも多いので、ぜひ意識していただければと思います。
次はよりニッチなUC・C篇となってしまいますが、宜しければぜひ。
ここまで読んで下さった方はありがとうございました。
宜しければ本テーマについて思いついたことをコメントやtwitterでお知らせください。
それではまた。
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