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新カード解説①(デュエプレ9弾)

こんばんははじめまして。海月です。

書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。

自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。

とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。

9弾の新カードの考察第1弾です。

指標はこんな感じ。

9点~10点 → 壊れ性能。環境トップレベル。

7~8点 → 優秀。環境でもよく見かける。

5~6点 → 悪くはない。癖があったり、デッキや環境次第で採用される。

3~4点 → おそらく環境では見ない。地雷枠や限定構築に活路を見出す。

0~2点 → 見なかったことにしていい。

基本的にはグッドスタッフ性とカードパワーを焦点にしているため、コンボ前提のカードはこの評価の限りではありません。

それでは以下、本題です。


ムシャ・ルピア

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事前評価:5

紙からの変更点は以下。

・コストが1下がった

・「ボルメテウス・武者・ドラゴン」なら、さらに1少なくする。の効果が追加された。

・コスト軽減の最小値が1から2に上がった

軽減が8弾EXパックの「竜音のキラ」を彷彿とさせますね。

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サポートカードなのであまり触れることはないのですが、コストが3に下がった白持ちということで、やはり「アガピトス」との関連を抜きに語ることはできません。

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2コストブースト→3ターン目「ギフト」「アガピトス」から「ムシャ・ルピア」リクルート→「ボル武者」で除去しつつビートダウンをしていくのは良さそうです。

もちろん「アガピトス」からの選択肢には強力なライバルが多くいますが、これも決して弱い動きではないので、覚えておきたいですね。

少し贅沢を言うなら「ボル武者」に限定せず、他にも多く存在する「ボルメテウス」か全般に影響してほしいところでした。(名前にムシャとある以上難しい話ですが)

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シールド化も地味に感じてしまいますが、効果自体は3コスト相当と高めのものな上に「ボル武者」とのシナジーを持った効果のため、場にいれば無視できない存在となるでしょう。


モノノフ・ルピア

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事前評価:5

デュエプレオリジナルのカードとして登場しました。

こっちの探索が「ボルメテウス」になっているので余計に「ムシャ・ルピア」の効果範囲が「ボル武者」に限定されなければ…って思っちゃうんですよね。

決して悪い効果でなかったのにほとんど使われなかった「ボルシャック・ルピア」と同じタイプですが、追加効果を持っているのは偉いですね。

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「ボル武者」が自分のシールドを焼却する効果を持つため、実質3点となって「ムシャ・ルピア」→「モノノフ」出して1点→「武者」で次の6ターンリーサルを狙えます。

4ターンで似た動きを仕掛けられる「キラ・ゼクス・ドラグーン」が目立った活躍をしていない以上、最速でこれを狙う動きではさすがに心もとないです。

他のサポートカードとも組み合わせた中速の戦い方が期待されます。

「ボル武者」にSAを付与するカードは少なくとも登場しそうですね。

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希望を言えばもう少し性能を落とした2コスト(手札でなく山上に持ってくるとか)で、「モノノフ」→「ムシャ・ルピア」→「ボル武者」と4ターンで繋ぐ流れがやりたかったと感じさせます。


アシガ・ルピア

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事前評価:6

デュエプレオリジナルカードとして登場しました。

効果は後に紹介する「ボル武者」のデメリット効果を補完するもので、わかりやすいデザイナーズカードです。

このカードの場合は効果が名称限定でないため、他にも様々な使い方が考えられる強みがあります。

「驚天の超人」によって「サファイア」を見かけることも増えてきたため、焼却をデッキ3枚墓地に送ることで耐えられるのは、覚えておいて損はなさそうです。

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変わった使い方は「魔聖デス・アルカディア」と組み合わせて、除去されない限り半永久的に攻撃を耐えつつ除去ができるコンボでしょうか。

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除去されない、というのは重い使命ですが、これまでのデュエプレには存在しなかったギミックなので面白いですね。

白黒の2色・2枚のカードで完結するため、『キキカイカイロック』のような感覚で狙える良ロマンコンボとできそうです。

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また、条件なしの攻撃できる2コスト2000のメリット効果持ち光のクリーチャーは初のため、『赤白速攻』でも採用が見込めます。

除去札として採用することがある「ボルカニック・アロー」とシナジーするのも良い点ですね。

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2コストでノーデメリットで6000火力が打てるのは強力なため、『ボル武者』のデッキでも序盤から使える除去札として採用できる組合せです。

他サポートよりは少しだけ汎用性が高いカードとなるため、専用デッキ以外でも見かける可能性がありそうです。

むしろ、「ボル武者」を使う攻撃的なデッキに守りを求めない場合は出張先のみでの活躍にもなりそうですね。


武者ザンゲキ剣

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事前評価:6

紙からの変更点は以下。

・火力が5000→6000に上昇した

・もう1体破壊する条件が「ボル武者」から「武者」に緩和された

このカードの発表によって他の「武者」カードの登場も決定しました。

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「武者」カテゴリはそれほど種類は多くないので、オリジナルカードが登場する可能性も考えられますね。

この手の条件付きカードは「爆炎竜舞」のように相手・自分依存となるため、使ってみると想像以上に使いづらいということがありますが、「ザンゲキ剣」の場合は満たさずとも「ドリル・トラップ」の上位互換としてコスト相応の働きはしてくれます。

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6000というパワーラインは、現在の「アガピトス」にも有効な上に、この先永久に意識される数値なので、強化されての実装は嬉しいですね。

2体除去できた時のパフォーマンスはかなり高いので、『武者』デッキでは色問題がない限り採用されそうです。

「ボル武者」が自身のシールド焼却効果を持っているので、トリガーのこのカードが墓地に行かないこと願いましょう。


ボルシャック・大和・ドラゴン

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事前評価:8

紙からの変更点は以下。

・パンプ効果が攻撃中からバトル中に変わった

・「ボル武者」サポートから「武者」全般に範囲が広がった

変更点から触れると、まずパワー上昇がバトル中に変更されたのは基本的に強化です。

特に「アガピトス」からのタップキルが横行している上に、このカード自体がSAを持っていてタップしやすいため、7000を超えると途端に除去しづらくなるデュエプレではいい効果と言えます。

改変によるデメリットで言うと、「ハルクーンベルガ」のようなパワード・ブレイカー付与でブレイク数が増えない点ですね。

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他にも先の「ザンゲキ剣」のようなトリガー6000火力で除去されてしまうという点がありますが、多くの場合で改良と言えるでしょう。

2つ目の変更点である「武者」サポートの拡大は文句なしの強化です。

元の「ボル武者」の火力が12000とT・ブレイカークラスを取れる威力となったことに、先の「ザンゲキ剣」なども追加対象となっため、活きる場面は専用デッキで多々ありそうです。

重要な点は”かわりに”と書いてある置換効果であること。

デュエマのテキストから読み取れない最も有名なややこしい点だと思うので説明すると、置換効果は連鎖しない、というルールがあります。

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たとえば、現在環境で見かけることも多い「アギョウ・ウンギョウ」には”破壊される時、かわりに手札に戻す。”という置換効果があります。

このカードに対して「大和」が場にいる状態で「ザンゲキ剣」を使用すると、”かわりに”を重複できないため「アギョウ・ウンギョウ」は手札に戻らず、破壊することができるのです。

2枚のカードのテキストを脳内で足し算して、1度目の”かわりに”のみが適当されると考えるとわかりやすいです。

・「大和」が場にいない状態で「ザンゲキ剣」で「アギョウ・ウンギョウ」を除去した場合

相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。(「ザンゲキ剣」)
破壊される時、かわりに手札に戻す。(「アギョウ・ウンギョウ」)
→”かわりに”は1回のため、「アギョウ・ウンギョウ」の効果が適用されて手札に戻る

・「大和」が場にいる状態で「ザンゲキ剣」で「アギョウ・ウンギョウ」を除去した場合

かわりに相手のパワー12000以下のクリーチャーを1体破壊する(「大和」)
破壊される時、かわりに手札に戻す。(「アギョウ・ウンギョウ」)
→”かわりに”が2回出現するため、1回目の「大和」の”かわりに”のみが適用されて墓地に送られる

同じケースでは既に「マキシマム・コブラ」と「マザー」の組合せでありましたが、『アーク・セラフィム』がマイナーデッキだったので知らなかった人も多いかと思います。

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この2体が場にいる状態で「コブラ」が場を離れる際、以下の処理となります。

かわりにマナゾーンに置く(「コブラ」)
かわりにこのクリーチャーの下にあるカードを墓地に置く(「マザー」)
→”かわりに”が2回出現するため、1回目の「コブラ」の効果のみが適用されてマナゾーンに置かれる

ややこしいですが、大事なルールなので必ず理解しておきましょう。

ここまでで長くなってしまいましたが、「大和」自体は紙からの基本デザインは変更されておらず、インフレが進むデュエプレでも変わらず良カードと言えます。

8弾のボルパンサーの項で触れましたが、本当はこのカードが6コストSAのW・ブレイカーとして初登場するはずだったんですよね…

「ボルパンサー」「ガルベリアス・ドラゴン」が競合相手となります。

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「ボルパン」は1コスト軽く、種族サポート+追加効果付き、「ガルベリアス」は確定SAでないものの多数のオマケ効果付きとなるため、「武者」サポートとして使わなければこれらが優先されると考えられます。

もっとも、前向きに考えればこれらに「フレミングジェット・ドラゴン」なども加えてSAドラゴンが大量なデッキを作ることもできます。

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ヒーロー性の高いSRだったのがVRになってしまったのは残念ですが、集めやすくなったと前向きに考えましょう。

この記事で取り上げるカードでは一番グッドスタッフ性が高いカードだと考えられます。


ボルメテウス・武者・ドラゴン

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事前評価:6

紙からの変更点は以下。

・破壊効果が出た時にも追加された

・焼却→破壊から破壊→焼却の順になったため、盾がなくても破壊できるようになった

早い話が、出た時と攻撃時に「ボルカニック・アロー」を唱える6マナ6000のW・ブレイカーです。

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紙からも言われていたことですが、単体のスペックは決して高いとは言えません。

効果自体強力とは言いづらい上に、6コストのこのカードを軸とする中速のデッキがシールドを削るのは無謀だからです。

そのため、紙でも高い人気を誇ったものの、使用率は決して高くはありませんでした。

ただ、看板に据えた以上は紙以上にサポートを充実させてくるため、まだまだ今の公開カードだけで評価はできなさそうです。

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(出典:https://corocoro.jp/285226/

この5/11~5/12に発表された5枚の関連カードと「武者」をそれぞれ4枚ずつ入れて24枠。

中速ビートなら残り4枠は汎用トリガーに譲るとして、あと3種類ほどは出るであろう有用なサポートカードに期待したいですね。

このままだと速度に対する出力が不足しているため、1枚くらいはコストパフォーマンスの高いカードが出る可能性はありそうです。

現状判明しているところで考えると、「ムシャ・ルピア」の項で触れた「ライフ」→「ギフト」「アガピ」「ムシャ・ルピア」→「ボル武者」で除去を撃ちながら詰めていく動きは一定の強さを持ちそうです。

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もっとも、これもサポートが赤と白主体のため、緑を入れる余地があるかは怪しいところになってしまいますが。

クロスギアが存在しないために「ボル武者」に「バルケリオス」「バルケリオス・武者」を絡めてワンショットを狙う「竜装 ザンゲキ・マッハアーマー」の実装は難しいでしょうが、近いギミックは登場すると考えられます。

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この「バルケリオス」を並べる動きも決定力の強い「アポロヌス・ドラゲリオン」が存在するために難しいのですが…

逆にこれらを踏まえると、今後公開されるカードの開発意図が汲めてくるので、今後公開されるカードで答え合わせができたらと思います。

このワンショット方針で行くなら、リソース確保手段とトリガーケアできるカードは出て来るかもしれませんね。


まとめ

8弾EXからまだそんなに日も経っていませんが、9弾の公開が始まりました。

過去の例を鑑みると、実装は5/27(木)でしょうか。

8弾EXの開発がもつれこんでいた感があったので、その影響を受けている気もします。

月末だとランク報酬が目の前にぶら下がるので課金を抑えてしまう気もしますが…まあ給料日後という場合もあるので邪推ですね。

正直「ボル武者」周りは過去一事前評価が難しいので、あまりあてにはしないでください。

看板がこれほどサポート依存になることも早々ないですが、デュエマ屈指の人気・ヒーローカードということもあって判断が難しいためです。

私は非常にカッコいいカードだと思うので、活躍を期待したいですし、何より使ってみたいですね。

よろしければ次回の②もどうぞ。

それではまた。

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