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デュエプレ21弾環境所感~リリース前から後まで~(ND)

※全文無料です。気兼ねなく。

こんばんははじめまして。海月です。

書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。

自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。

とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。

21弾環境リリースからの雑感を書きます。


はじめに

21弾リリース前の想定と、リリース後の実態を基に書いていきます。

「リリース前の想定をリリース後に出すのは後出しジャンケンだろ!」というのはごもっともですが、一応Youtubeの事前評価や全カードリスト公開時の配信(4時間25分)で話してた内容がほとんどです。

リリース前は動画作成等で手いっぱいなので、後出しになるのはちょこっとだけ寛容に見てもらえると助かります。

さて、それらでも話していたように、また、一定の人が感じたように、21弾のラインナップはしょっぱめです。

事前評価で10点満点中の9点以上付けられたのは《G・イズモ》と《モールス》くらいで、SRやVicはもちろん、それ以下のレアリティでも並外れたパワーを期待できるものはかなり少ない印象でした。(《モールス》に関しては事後評価をするなら8点止まりくらいに感じています)

というのも、20弾、21弾が【リキッドピープル】【墓地ソース】【刃鬼】などのテーマデッキを環境で活躍させる意欲満々でカードを収録した一方で、22弾にそういったまとまりがないんですよね。

基本的に既存デッキの強化パーツがメインで、22弾だけを買って遊ばせようという方向性ではないのだと感じました。

その上で更に単体のカードパワーが飛び抜けて高いものが多くないとなると、エキスパンションとしての評価が下がってしまうのもごく自然なことです。

極端な話、特定の欲しいカードのみを生成(シングル買い)するので済ませられてしまう内容でした。

そのため、環境考察のウェイトも新デッキの想定よりは既存デッキの強化・立ち位置の変動に重きを置くべきだと見ていました。

念のため補足しておきますが、ここまでの記述はあくまでランクマッチの上位環境を意識した時の話です。

個性の強いカードや今までできなかったことを可能にするカードは多く、その点はデュエルマスターズ・プレイスというゲームを楽しむ上での長期的に見て大きな財産となる弾だと感じます。

(e.g.一部デッキの独特な動きを可能にする《ファイア2nd》や、それ以前の何とも比較のできない《HDM》など)


リリース前の環境想定

以下のような流れで考えました。

1.今弾の収録内容は全体的に渋い
2.新しく成立する導線の張られたデッキの評価
3.既存デッキの評価
4.大枠のイメージと懸念事項


1.今弾の収録内容は全体的に渋い

前述した通りなので省略します。


2.新しく成立する導線の張られたデッキの評価

【赤青ジャッキー】【シータジャッキー】【バニラビート】
【ゴッド】?【UKパンク】?【ブルース】?【リースドラゴン】?

上3つは容易に構築を想像できました。

【赤青ジャッキー】
・《ジャッキー》単体のカードパワーは極めて高いことから、《一撃奪取》サイクル2枚で4ターンの着地が事前公開時点から話題
・《一撃奪取》サイクルを初動にするデッキへの信頼感がなく、似た構造の《墓地ソース》を考慮するとハンデス、《声援》が刺さって、【祝門】もきついのでそこまで強くないと感じられた
・根本的にトリガーケアができない

【シータジャッキー】
・前に寄せた赤青のようなデッキが通らなければ別ルートが探られるのが定石だが、《ホルモン》《プロメテウス》で繋がるシータ基盤もデッキパワーを高められる有力な候補
・受けが厚くなるわけでもなく、やっていることが【シューゲイザー】に近くなってしまう
・《フロッグ》を疑似《一撃奪取》として使う赤青の延長構築はデッキパワーが足りず、弱点も変わらないと思った

【バニラビート】
・《トライグラマ》の早期着地は強そうだが、サーチ手段がない
・1コス引ける引けないで出力差が天地
・その割にキルターンが5以降でできることが一本なので【リキッドピープル】【墓地ソース】の下位互換
・やはり格安デッキ相応か


ただ、【ゴッド】【UKパンク】【ブルース】に関しては具体的な「デッキとして体を成す構築」が全然イメージできませんでした。

【ゴッド】
・《G・イズモ》をフルで使うには白黒が必要で、早期着地や《神門》のために緑が加わるとネクラカラーが確定するが、【ネクラ祝門】で経験済みな通り、このカラーリングに色バランスを保つ良いカードがない
・《G・イズモ》依存が過ぎて《キューブリック》などのバウンスに無力
・単純にビートを受け切る耐久力も持たせづらい
・《ゴッド・ゲート》は受けになるが、ネクラ基盤に青を加えると色バランスが安定する気がしない
・《G・イズモ》と《ヨミ》以外の踏み倒すゴッドカードの手出し時のカードパワーが時代遅れ

【UKパンク】
・《カツドン破》一枚で形勢を変えられる
・《カツドン破》依存が強すぎてメインプランに据えるのは難しい
・大量に踏み倒してアドを取ったところで、そこから安全に勝つには《ミケランジェロ》や《シャイニング・キンジ》を織り込む必要がある
・そんな構築をすぐに形にするのは難しい

【ブルース】
・《ブルース》を軸にデスパペット、アウトレイジで組むとデッキが後ろ寄りになる
・ハンデスコントロール的な立ち位置は悪くないが、後ろ寄りでありながら《5000GT》以外でトリガーケアができない
・《ブルース》の着地でほぼ1ターン使ってしまうラグが重い
・赤黒やデアリで組むと【MRC】に比べて耐久力もフィニッシュ力も劣る

【リースドラゴン】
・《獅子頂龍》の紙での扱いの難しさを知っていた
・《呼び声》《アカギ》なしでビートを受けるのはキツい
・ブーストして大型なら【刃鬼】と役割が被る


構造的な欠陥が目立ち、形にするのは容易ではないです。

時間をかけて上級者が画期的な構築を編み出すか、あるいは今弾では花咲かず未来に期待をかけるしかないと考えていました。(もっとも、E3は終わってアウトレイジプッシュは終わってしまうのだけれども…)

総評としては、せいぜい【ジャッキー】がそこそこの環境デッキとして成り立つ程度で、覇権を取りに行くデッキは一朝一夕に出てこないだろうといったところです。


3.既存デッキの評価

【刃鬼】【墓地ソース】【リキッドピープル】【祝門】【天門】
【シューゲイザー】?【オラクル】?【ワイルドベジーズ】?

経験が活きやすいので、2.に比べると考えやすかったです。

【刃鬼】
・《ダイハード》がわかりやすい強化で、かつ紙でも人気だった組み合わせ。紙での経験から殺傷力はよく知っていた。
・シータ基盤には割とスペースに余裕があって、個性を出しやすい
・《声援》が環境で強そう
・《G・イズモ》をどうするか…

【墓地ソース】
・よほど不利な対面が戦術上生まれづらく、ビートデッキの安定択
・《一撃奪取》《G・イズモ》などに《キューブリック》が刺さる
・《モールス》はほぼ確定で入るであろう強化パーツ
・コントロール環境なら《ブルース》も強いか?
・《ファイア2nd》が来たから【メーテル墓地ソ】もありか?

【リキッドピープル】
・20弾環境でも《メルゲ》+《キューブリック》入りはそこそこ強そうだったから、妨害が上振れになった《ファイア2nd》は結構ありか
・周囲とのデッキパワー差が埋まってきて若干不安
・アウトレイジ軸のデッキが増えて《5000GT》が採用候補になるデッキが多そう

【祝門】
・20弾環境初期も強く、混沌とした環境でのマジレス性能がある
・流行りそうな【ジャッキー】に有利を取れそう
・また来るか【祝門】が強いんじゃない?疑惑
・でもやっぱり9回裏逆転負けデッキか

【天門】
・【アガサ天門】であれば流行るの確定の【刃鬼】に有利
・不利対面の【MRC】が消えた
・ハンデスを使えるのが武器になるなら【ドロマー天門】なども候補になるか


上記はどれも強く、ここだけで新たなメタゲームを展開できそうでした。

ちょっとわからなかったのが【シューゲイザー】【オラクル】【ワイルドベジーズ】です。


【シューゲイザー】
・《プロメテウス》の収録によって、かつて紙で日本一にもなった青型が強化された
・ただ、多色のネックやデッキ性質を考えると《ヨーデル》入りの白の方が強そう
・【MRC】が消えたのは大きい
・ハンデスが流行らないなら後々強い?環境初期から触るデッキタイプではないか

【オラクル】
・《マントラゾロスター》は強い
・ただ、効果を発揮するための光臨の通りが悪そう
・白黒で組むと《オール・イエス》抜けた穴が大きい
・青を加えて《ミルク》《アカダシ》などを使おうとすると、流行りそうな《声援》で焼かれ、色配分も意外に組んでみて難しい

【ワイルドベジーズ】
・盤面1から《ゴーヤマ》→《ピーチ》→《エンパイア》→1マナ《エンパイア》効果で《ゴーヤマ》の動きを4ターンでしてくるのは結構強いと思った
・ただ、《ピーチ》と《エンパイア》の枠を作るのは難しいか
・大幅な強化はない以上、カツキングカップの入賞結果を見る限りは環境上位となるほどでもないか


可能性は感じるものの、環境初期ではスルーをしていいレベル。

環境が成熟してきてから思い出すと、刺さりを期待できるのかなという印象でした。

総評としては20弾環境デッキを中心に環境が回り、仮に新しいデッキが成立しても20弾デッキで回答を持てるだろうな、といったところです。


4.大枠のイメージと懸念事項

主に以下のような流れを想定しました。

①最初に新デッキ期待の【ジャッキー】、待望の《モールス》《ダイハード》が加わる【墓地ソース】【刃鬼】が流行

②いずれにも構造で五分以上が付きそうな【祝門】、《声援》《ガチンコ・ジョーカー》が使えて五分以上の【白抜き4c】の台頭

③計30%近くなるであろう【刃鬼】【白抜き】に有利で、他対面にも速度で抜きん出られる【リキッドピープル】の復活

④【UKパンク】や【ゴッド】などが形になり、【アガサ天門】も加わってビートvs受けデッキの構図が成立

⑤環境が後ろ寄りになってハンデスギミックを採用したデッキが成立し、【MRC】の後継として実質的なカウントダウンとなる【HDM】が輝くとしたらこの時か?


基本的な構図はビートvs受け。

というのも、カードプール上に一枚のトリガーで逆転を起こせるカードが多いからです。

性質は違いますが、【墓地ソース】【リキッドピープル】における《クロック》や、【シューゲイザー】の《スパーク》も逆転を生むカードですね。

【リキッドピープル】にしても【ジャッキー】にしても、ビートデッキがトリガーケアの手段を基本的に持たないため、道中色々ありながらも最終的には重いトリガーを踏むか踏まないかの環境になるかと考えました。

例外になるのが【刃鬼】などのシータ基盤です。

ビートでもなければ強い受けもない代わりの戦術と、11マナ付近のカウントダウンが個性になって、環境の行方を左右するキーデッキになり得るのかなあとぼんやりとしたイメージを持っていました。

このトリガー1枚で戦況が変わり得るというのは「運ゲー環境」なのか、「踏み方のケアに構築やプレイングが出る環境」なのかの評価が難しくて、正直期待と不安がないまぜでした。


実際の環境

【ジャッキー】と【刃鬼】から始まる流れは概ね想定通りでした。

ただ、《G・イズモ》の研究をする人が思っていた以上に多くて、クリーチャーバウンスが使えて、かつ《モールス》の加わった【墓地ソース】や、《ファイア2nd》が実践的だと確認された【リキッドピープル】も早めに参入してきます。

【祝門】は考えていたよりは増えず、ハンデスを撃つデッキがあまりないからか【アガサ天門】も生き生きと【刃鬼】を狩っている様子でした。

あとは場外で【リースドラゴン】、【UKパンク】、【ブルース】が練られているといった感じです。

以下よく見るデッキ雑感。


【ジャッキー】

以降も含めてリストはなんとなくの印象です

とにかく《一撃奪取》を微妙に感じていて、それはこれを書く時点でも変わっていません。

ですが、溜めるプランがあったり《カツキング》からの5ターンくらいでのシンプル強いビート戦術があったり、意外にやれるのかなとも考えるようになってきています。

《無重力ナイン》に《ガネージャー》を乗せる動きは《一撃奪取》の用途を増やしつつ《ジャッキー》《カツキング》に続くプランが用意できていていいなと思いました。

枠なしと多色過多の実態から目を背けつつ。

今のところ【シューゲイザー】などと大きな差別化ができているのかは不明で、時間が経つと減っていく不安はまだ拭えません。


【墓地ソース】

無難に強く感じました。

不利対面の【祝門】が減ったのが追い風で、《キューブリック》も強い。

《モールス》はイメージしていたほどのつよつよカードというほどではない印象でしたが、確実な強化なのは間違いないと思いました。

できることも多くて深みがあっていいデッキです。

《ブルース》は今の環境寄りではないものの、コントロールに対しては強くて【祝門】に対する相性を変えられる可能性が感じられたので、環境変化の中で試されることもあるかもしれません。


【リキッドピープル】

思っていた以上につええ~~~~~~という感想です。

《ファイア2nd》が絡んだ時の上振れが割と手が付けられず、先攻3ターン目にやると8割はもう勝ちだなあと。

《声援》でどうにかなるとかのレベルではなく、まだまだ強いだろうなと改めて思いました。

そう遠くない未来でデッキパワーが足りなくなるだろうと読んでいたので、《ジャバジャック》2枚所持のままデッキを作れていません。


【5cゴッド】

2年前だったら世界最強デッキに見えました。

どうしても右一列を支配する《ゲキメツ》と《ゼンアク》の時代遅れ感を覚えてしまい、あまり強く見えていないというのが正直な感想です。

《インガ・ルピア》入りもよく見ますが、この色構成で無色4枚投入は結構無謀という印象があり、これも含めてゴッド全般がバウンスに対して無力という弱点も持ちます。

《G・イズモ》のロック能力で【刃鬼】にこそ勝てるものの、それ以外の対面には都合よく回るか《ゴッド・ゲート》をタイミング良く踏ませる必要があるということで、デッキとしてあまり高く評価はできませんでした。

ただ、ノーリソースな状況からも逆転を起こしうる《ゴッド・ゲート》は色もコストも不確定性も込みで、面白く、可能性を感じるデザインされたカードだなと思います。


【刃鬼】

無難なビッグマナ。

《ダイハード》の加わった《刃鬼》の殺傷性はさすがといった感じで、ヒロイック性もあることから今後も使用率10%以上は維持されるだろうと思います。

デッキの強さとして見た場合は【アガサ天門】【シューゲイザー】あたりが明確に不利で、新しく加わった【G・イズモ】も早く出されると詰み。

【リキッドピープル】に先攻を取られると受け切れずに、基盤を共有する【白抜き4cビッグマナ】にも五分未満。

《鬼スナイパー》や《母なる大地》を抜き勝ちなために【墓地ソース】などが横展開をした時も受け切れなくて、このままだと負けデッキの筆頭候補になってしまうと感じました。

自分で使っていても4ターン目に《フィーバー》を撃ったのに負けるなんてことも普通にあって、何かしら改修していく必要があるか、あるいはメタが回るのを待つ必要があるかと思います。


使用デッキ

といったところでようやくレジェンドタッチまで使用したデッキの紹介です。


選定理由

【刃鬼】の印象は前述しましたが、やはりそれなりに不利な対面があって風向きが良くなく、環境がビート寄りなことから防御トリガーがほぼ《吸い込む》しかない構築は限界があると感じました。

特に受けの弱さはランクマをする中で看破されている感覚があり、ここはなんとかして改善する必要があると思いました。

そこで浮かんできたのが《母なる大地》。

ベストではないものの《G・イズモ》を処理できる場面があり、トリガー時はビートでの採用率が高い《クロック》を利用して受け運用が期待できます。

もちろんそれだけで採用するわけにはいかず、【刃鬼】の構築を眺めてもこれで出すメリットがあるカードもめぼしいものがない。

ならばと前環境に立ち返り、《母なる大地》をより上手く扱えたビッグマナとして【白抜き4c】を思い出します。

候補になったところで考えてみると、やはりシータ基盤としての強さを保ったまま《ヴィルヘルム》が《母なる大地》とシナジーして、重いながらも《G・イズモ》の対策になる。

ハンデスをほとんど環境で見ないことで《ガチンコ・ジョーカー》の刺さりも期待できて、シータでは無理な【アガサ天門】【シューゲイザー】対面の相性も改善してくれる。

【墓地ソース】【刃鬼】に対して五分以上な相性は20弾の経験でわかっていて、【ジャッキー】も《声援》《リュウセイホール》《ジョーカー》《永遠リュウ》で対処可能と判断できました。

このデッキを使わない理由がないなと思うくらいには立ち位置の良さが見えたので、レート1550から回して4時間ほどで1617に到達しています。

相性雑感は下記の通りです。

微有利…【赤青ジャッキー】【刃鬼】【墓地ソース】
五分…【5cゴッド】【アガサ天門】【祝門】【リキッドピープル】
微不利…【シューゲイザー】


構築上の意識

といってもここに至るまでの背景でだいぶ書いてきたので、改めて記すこともそう多くないかなと思いました。

触れていなかった部分だけ埋めていきます。

・勝利のガイアール・カイザー

とりあえず今は2枚積んだ方がいいのかなと思いました。

《インガ・ルピア》の処理や《ジャッキー》着地阻止のための盤面処理役として、2回以上使う場面がかなり多かったです。

少なくとも《ZABUUUN》や《勝利プリン》の2枚目よりは優先なのかなと。

ただし、《勝利ガイアール》を2枚にすると急に超次元に違和感が見えるので、超次元ブラフ性能はあまり期待できなくなります。

《ZABUUUN》と《勝利プリン》の比較については、【刃鬼】なら《ダイハード》での安全勝利がしやすくなったから《ZABUUUN》、それ以外なら《勝利プリン》を2度投げする機会が少ないから《勝利プリン》を減らすほうがいいのかなという雑感です。

他のサイキックはいずれも使いどころがあるのでいじらない方が無難だと思いました。

《四つ牙》は手札<マナという状況がそれなりにあって、20弾の頃より出す機会が多かった気がします。


・無敵剣 カツキングMAX

マナがバカみたいに増えるこのデッキにとっての非常にユーティリティの高い強化カード。

と思いきや、実は微妙な点もあります。

一つは多色なこと。

《シャワー》《リュウセイホール》《ヴィルヘルム》はこの基盤にするなら不動の4枚だと考えているのでこれで12枚。

環境の刺さりを意識した時に《声援》3枚以上は譲れなくて、多色16枚が限界だという感覚を踏まえると、《声援》4枚目か《カツキングMAX》かが選択でした。

結果、2→4の動きの重要性も高いことと、《母なる大地》の生贄にもできることから《声援》を1枠《ジャスミン》にして、《カツキングMAX》1枚をねじ込んでいます。

もう一つは効果の唯一性がこのデッキでは薄いこと。

クリーチャー効果による除去は《ヴィルヘルム》で事足りていて、マナ召喚効果は《母なる大地》《ピクシー・ライフ》である程度間に合っています。

そのため、使っている中でも便利と感じることはありながらも、これがなければ勝てない/あるから勝てるというカードではありませんでした。

多色を嫌えば抜けていきますし、一挙両得性を好むのであれば複数も検討できると思います。


・勝利宣言 鬼丸「覇」

これで勝つ機会が多いか?と言われると結構怪しいので抜いても良かったと思いました。

元々このデッキにとっては、《母なる大地》で出せる以外は特段シナジーのないグッドスタッフカードです。

20弾の【トリーヴァ大地】の台頭による《マドンナ》突破手段として再評価の流れがありましたが、それが去った今は改めて強さを考える必要があると思います。

環境的にGJに強いドロンゴーが増えたのも向かい風で、【刃鬼】ではない以上、優位性は低いと感じました。

ただ、主に【墓地ソース】に対しては次のターンに負けるという状況で10マナに到達することは多く、これ1枚で捲れる可能性があります。

弱いと言える要素はほとんどなく、「強さの中での最適性を探る際に疑うべきカード」という印象です。


回し方やプレイング

「マナを溜めて対面ごとの最適解を都度選択していく」となるため、環境デッキとカードプールへの理解力が実力に反映されやすいです。

各対面ごとに注意点を書くと膨大となるので、体力・やる気の都合から書きません。

また、私がプレイングよりも構築と環境読みで戦うタイプのプレイヤーなので、そんなに自信を持ったプレイング解説もできないです。

我こそは!という方が書いて下さるのを期待しています。

裏目を読みながら自分の動きを通すデッキなので、自主学習でも上達しやすい部類のデッキだとは思います。


おわりに

気まぐれで書きました。

私はプレイヤーとしての実力は足りていないと思うことが多いのですが、四六時中デュエプレのことは考えていて、環境やカードへの理解にはそれなりに知識があるつもりです。

そうしたナレッジの共有として、少々回りくどい書き方にはなりましたが、新弾リリース前と後に跨っての振り返りを書きました。

少しでも得るものがあれば幸いです。

また環境が成熟してきたタイミングで環境考察の記事を書いたり、Youtubeで動画を上げていくと思います。

よければそちらもご覧ください。

それではまた。

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