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デュエプレNEW環境考察(1/13~)

こんばんははじめまして。海月です。

書いているのがたいてい夜なのでこんばんはとしておきます。

自己紹介はあまり意味を成さないと思うので省略します。

とりあえずデュエプレはサービス開始当初からプレイしていて、毎月マスター到達するくらいです。

さて、NEWでもマスターまで到達したので環境のランクマッチ考察です。

多少長いですが、これを読んでもらえれば1/13時点での最新の環境はわかるという程度には考察しているのでぜひご参考ください。

なお、統計データは単独調査のため不足もありますが、幾何かの役には立つかと思います。

統計結果まとめと上位デッキの傾向

(1/5~1/13間でNEWランクマッチ167回試行)

※その他は記録5件以下のデッキすべてです

~Tier1~

・『青白メカオー』

・『4c天門』

・『白緑ブリザード』

・『デアリカチュア』

~Tier2~

・『アポロ系統』

・『ツヴァイ系統』

・『クローシス除去サファイア』

(あくまで個人的見解であり、現環境はどのデッキも勝ち得る/負け得るものだと考えます。なお、記載順は優劣ではありません。)

環境、高速化。

これは決して速攻系デッキが増えたというわけでなく、早期ターンにしてゲーム展開を決定づけるデッキが増えているのが現環境です。

7弾で追加された目玉大型獣「超神星」を軸としたデッキがその典型でしょう。

妨害を挟めなければ4~5ターン程度で勝敗が決してしまう盤面・手札となってしまうことも少なくありません。

また、同じく「超神星」を取り込みつつもALLとNEWでパワー差が響くかと思われた、高速化の根源と考えられる「クリスタル・ツヴァイランサー」を軸としたデッキも健在。

「超神星」を使わないデッキに目を向けると、7弾でようやく安定性を確保してきた、デュエプレ初代アンフェアデッキの『カチュア』も勢力を伸ばしています。

対抗するは「超神星」を含め広い範囲のデッキを見ることができ、変革期を迎えるコントロールデッキ『サファイア』と『天門』。

言わずと知れた不動のビート女王『ブリザード』。

といった面々が上位に顔を連ねています。

さて、以下では具体的に個々のデッキを見ていきましょう。

『青白メカオー』

ALL環境の考察でも上げましたが、基本構築は変わりません。

ALLの恩恵を受けないデッキがALLで強いのですから、そりゃNEWでも強いです。

具体的なメカオーの個々の強さはALL環境の考察を見てください。

最近の傾向としては、「キャプテン・ハッスル」の採用増加がみられます。

これは自身の効果で「幻想妖精カチュア」と同士討ちを取れ、「鋼鉄大師ジャンボ・アタッカー」がいれば上から取れるためです。

「転倒専機コロビナー」とのタップキルに貢献し、「血風聖霊ザーディア」で複数体処理されることを回避するパワーラインも評価点。

また、トリガー枠で『ドラゲリオン』対策の色が強かった「アポカリプス・デイ」は減少傾向で、「ソーラー・コミューン」の採用が増えてきました。

注目株としては、弱点だったハンデスに耐性を付ける「機械提督サウンドシューター」。

デュエプレでは地味に紙にない「ブロックされない」効果を得ています。

素出しが難しいものの、ハンデスで落ちた時の提督による3枚前後のアドバンテージと盤面にクリーチャーが残ることは勝利に直結します。

また、『メカオー』の場合、マナカーブ順にある程度プレイするカードが決まっているため、ハンデスを使わない相手であれば早々にマナ埋めすればよく、他デッキのマッドネスよりは取り入れやすいデッキタイプと言えます。

※マッドネスとは、「相手ターンに自分の手札から捨てられる時~」の効果を持つカードを指します。

『天門』がハンデスを組み込んでいる昨今、決まる対面も多いため、『メカオー』を使う際は検討しても良いでしょう。

しっかり弱点に対する対抗札を選択肢で持っているあたり、『メカオー』は完成度が高いデッキですね。

ただし、その強さから当然メタゲーム上で意識されやすいデッキのため、使用の際は環境読みが重要です。

『4c天門』

ALLではフルパワーの『ツヴァイ』の存在もあって後塵を拝する『天門』ですが、NEWではトップレースに加わっています。

当初は『メカオー』の「超神星」着地を阻止できずに苦戦を強いられていましたが、徐々に対策が進んできました。

この7弾に入って、かなり構築の変化を体験しています。

これもぜひこちらのALL環境の『天門』考察を見ていただきたいのですが、NEWでも特に採用が増えたのは「アクアン」です。

7弾で導入された「ゲートサファイア」を採用した『天門』では「ボルメテウス・サファイア・ドラゴン」をめくっても墓地に落とすことができ、アクアン以外のカードをめくればOKというくらい成功率が高くなっています。

攻撃できるクリーチャーが残ることは大きく、例えばアクアンがいる状態で「サファイア」の攻撃を一度通せば、相手には「もう一度サファイアを出されたら負ける」と大きくプレッシャーを与えることができます。

また、大型獣を討ち取る隠し玉となる「ブラッディ・チャージャー」との併用も増えています。

もっとも、アクアンのために構築を寄せている部分もあるので「炎槍と水剣の裁き」を採用する際は注意が必要です。

そんな際は最近見かけることも増えている、ほぼ確定3枚ドローの「プリズム・ブレイン」の採用も検討できますね。

その他は「腐敗電脳アクア・ポインター」は最早必須に近く、よりハンデスに特化する場合は「デモニック・バイス」の採用が目立ちます。

細かいところの傾向で見れば「サファイア」か「インフェルノ・ゲート」をこれまでの3枚採用から4枚採用にしたり、「アクア・リバイバー」の2~3枚採用が鉄板化したり、「悪魔聖霊バルホルス」の枚数を減らしたりなどでしょうか。

以前のようなどっしりと構える『天門』から除去コンとして動く『天門』に変わりつつある、というのが大まかな変化です。

ここでは詳細に書くことはしませんが、「超神星」の登場と「インフェルノ・ゲート」の登場によってプレイの幅・難度・デッキの方向性が大きく変わっています。

環境で見ることも多く、特に上位層が好むデッキのため、本気でランクマッチに臨む人は使用せずとも「天門学」を必修科目にしましょう。

『白緑ブリザード』

気づけば今環境にいるデッキで最古参となる『白緑ブリザード』ですが、その形はいよいよ完成形と言えるでしょうか。

唯一にして最大の新勢力が「ソーラー・コミューン」。

これがいかに『ブリザード』にとって強いかもALL環境の考察に書いていますが、特に1/13現在は「超神星」を使うデッキと『カチュア』が台頭しており、脂の乗っている時期と言えます。

これらのデッキがいずれも盤面に準備をすることから盤面整理ができることはそれだけで利点です。

残る環境デッキを見ると『サファイア』は黙っていても有利なデッキ。

あと一つ、『天門』だけがネックな存在となりますが、『天門』のブロッカー枚数が減少傾向にあるのは追い風と言えます。

多少トリガーされても返せる場面は増えているため、環境に明確な不利対面はなく、やはり流れを読みつつ使うと最強の一角かと思います。

NEWでは苦手な『デイガアウゼス』が目立った活躍をしていないのも大きいですね。

最近の傾向として、上記サンプルリストの4×10の構築が極めて一般的となっていて、ここから1枚でも違うカードが入っているとオリジナリティを感じるほどです。

ただ、それでも『ブリザード』が最も「アポカリプス・デイ」を有効に使えるデッキであることと、『天門』が流行れば「ミリオンパーツ」を採用できることなどは対面時に常に頭の片隅に置きましょう。

ちなみに私はメカオーで2超神星+2点作って勝利を確信したら「預言者リク」から「コロビナー」が続いて出てきて声を上げました。

他、まだそれほど多くはないものの、少々懐かしい『青緑ブリザード』を見る機会も出てきました。

バウンスによるテンポ稼ぎが効く環境でもあるため、今後ひょっとしたらシェアを伸ばしていくかもしれません。

『デアリカチュア』

妙な意地とはわかっていますが、「カチュアシュート」の呼び方はあまり好きではなくて使っていません。

一応公式も認めている用語ではありますが…

このカードを知ったらデュエプレしか知らない人は渇望しそうですね。

本題に戻ります。

最近(1月上旬)になって飛躍的に勢力を伸ばして来ているのが『デアリカチュア』です(デアリとは、赤黒緑の3色の構成を指します。)

次弾でNEWから退場するためか、最後の華を咲かせるように環境を破壊しています。

ちょっと過激な表現になるのは、「フェアリー・ギフト」を確保したことでこのデッキがアンフェアデッキの性質を帯びてきたため。(誤解のないよう補足すると、「アンフェア」というのは決して蔑称ではありません。)

これによって最速3ターンの「カチュア」着地が可能となりましたが、現状先行3ターンの「カチュア」を処理するのってもう「ゴンタ」でどつくくらいしかないんですよ。

まあ、これは若干ネタですが、環境で見るクリーチャーで取るなら「キャプテン・ハッスル」や「ブリザード」などとなります。

ただ、これすら「カチュア」の起動を一度許した上でなので心もとないですね。

呪文だとバウンス以外は「ボルカニック・アロー」が間に合う程度。

『天門』が先行でやっと間に合う「魂と記憶の盾」が使えるだけマシだと言われるのですから、いかに「フェアリー・ギフト」からの「カチュア」が強力かがわかります。

このメタが間に合うかどうかっていう感じが非常に現代デュエマに似ているので、大丈夫かデュエプレ、と思います。

もう一つ6弾までの『カチュア』と違いが出てきたのは、その動きに器用さが生まれてきたことでしょうか。

この2枚は今の『カチュア』のエースと言っていいほどの活躍をしています。

そこにもまた「ギフト」が絡んできますが、要するに前以上に2体揃った時の効果を狙って使いやすくなりました。

「ギフト」は「カチュア」の早出し用、なんて考えていると簡単に足元をすくわれるので要注意です。

また、一時期採用が減った「マイキーのペンチ」を戻す動きもあります。

以下で書いていきますが、このカードを最も除去しやすかった『クローシス除去サファイア』がメタゲーム上で苦戦しているのは大きな理由でしょう

当然よりパワーの高い「魅了妖精チャミリア」は除去のハードルが上がっています。

「カチュア」よりも脅威性が低いのは間違いないのですが、このカードを放置すれば負け必死なのは『カチュア』と対面したことのある人ならわかるはず。

6弾後期から台頭し、ついに7弾で実践級の安定性を手に入れた『カチュア』。

このデッキを中心にメタゲームが回る動きも発生しているため、もはや文句なしのTier1格と言えるでしょう。

『アポロ系統』

7弾の表紙を飾って登場した「アポロヌス・ドラゲリオン」を軸にしたデッキで、7弾登場初期には高いシェア率を誇ったデッキでした。

その魅力は何と言ってもワンパン即死の一撃必殺。

盤面処理をできなければいつでも負け得るというのは、相手に強いプレッシャーを与えるでしょう。

登場から1か月した現在の傾向として、様々な形に派生(キメラ化)しています。

まず「リップ・ウォッピー」や「蒼神龍ノース・グレイ」が追加され、最も想定されたデザインである『赤青アポロ』。

次いで光の優秀なトリガーを採用してカウンター性能を持たせた『赤白アポロ』。

両者の良いとこどりをした『ラッカアポロ』(ラッカとは赤青白の3色の構成を指します)。

マナブーストや更なる「コッコ」を使用できる『赤緑アポロ』。

無限ドラゴン製造機「黒神龍グール・ジェネレイド」を組み込んだ、「アポロ」なしでも戦える『クローシスアポロ』。

現在のマッドネスにドラゴンが多いことから「血風戦攻リドロ」と組み合わせた『リドロアポロ』。

などなど、ナーフ前の「ブリザード」を彷彿とさせる多様な『アポロ』デッキが誕生しています。

弱点はほとんどが「コッコ・ルピア」に代表されるコスト軽減からの展開を狙うため、初動が引けない事故やメタに弱いという性質を持つこと。

そのため、安定性に欠け(大体のTier2が抱える問題)上位プレイヤーは好まない傾向にありますが、それでも現デュエプレ最大のロマン砲は人気が高く、対面機会も非常に多いです。

また、「バルケリオス・ドラゴン」を採用した型では「アポロ」がなくても横並びの打点で押し切るプレイも確立してきました。

現在は早期の中型クリーチャーが除去されづらい環境のため、使用時はぜひ覚えておきたいプレイングです。

『ツヴァイ』のように上振れで連勝することもでき、多少負けても連勝で進みやすいプラチナ帯以下では今後も見かける機会も多いでしょう。

余談ですが、私は『メカオー』を使って「ミリオンパーツ」を置いたら「アポロ」に「無限掌」を使われて吹きました。

『ツヴァイ系統』

ALL環境では『青単ツヴァイ』と記しているのをこちらで『ツヴァイ系統』としているのは、NEWで『アポロ』に負けず劣らず様々な型の『ツヴァイ』が存在するからです。

もちろん主流は『青単』で、NEWの「クリスタル・パラディン」と「ストリーミング・ビジョン」を「エナジー・ライト」や「アクア・ハルフォート」で代用した型となります。

同じくらい存在するのは『青単タッチ白』型で、こちらは「ホーリー・スパーク」「コロビナー」「ソーラー・コミューン」などを計4枚入れた型。

そして最近少しずつ見られるのが上記の光文明トリガーに加えて「アクア・リバイバー」を採用した『青白型』。

多色なものの、トリガーブロッカー攻撃可能モヤシリキピは7弾環境大活躍です。

※モヤシとは「破壊されるとき、かわりに手札に戻す。」を持つクリーチャーを指します。

そして同じ程度見かけるのが「腐敗電脳メルニア」「腐敗電脳アクア・ポインター」「トラップ・コミューン」を採用した『青黒型』。

『青白』と『青黒』の良いとこ取りをした『ドロマー型』(ドロマーとは、青黒白の3色の組合せを指します。)。

果ては「エナジー・ライト」「ブレイン・チャージャー」「サーフ・スパイラル」「ルナ・コスモビュー」を取り入れた『青単奇天烈型』。(プラチナ帯で一度対面しただけですが、まさかの11連勝でした。)

私の統計では『ツヴァイ』18件ですが、内『青単』と『タッチ白』は計9件でした。

つまり、半数近くがこれまでの常識を破った型の『ツヴァイ』です。

さすがにALLの爆発力を失った『ツヴァイ』は他Tier1よりも安定性を欠いてしまい、Tier2と私は判断しますが、『アポロ』並みにこれだけ色々な型と数を見ると対面したくはないですね。

そして「パラディン」と「ビジョン」の両翼をもがれたとはいえ、なおG0で突如現れるブロックされないTブレイカーが強いことは事実。

後述の苦手対面だった『サファイア』が下火なこともあって、追い風は吹いていると言えるでしょう。

今後決まった型が確立されていくか、とても楽しみなテーマデッキです。

『クローシス除去サファイア』

(画像は私が最後に使ったリストで、テンプレではありません。)

さて、『カチュア』の項で少々触れた『クローシス除去サファイア』(クローシスとは、赤青黒の3色の構成を指します)。

デュエプレリリース時より環境にあり続けた除去コントロールデッキの代表格『サファイア』が、ある程度の使用者を抱えながらもなぜ苦境にあると言えるのか?

一言で表せば、それはインフレにデッキパワーがついていけていないから、となります。

元来除去コントロールのデッキはデッキパワーが低くなりがちです。

その理由は

①1:1交換を前提とする低コスト除去を採用するため

②コストパフォーマンスの悪いシールドトリガーを採用する必要があるため

となります。

これまではある程度環境の速度に余裕があったため、1:1を繰り返しながら中~高コスト帯のカードでアドバンテージを取ることができました。

しかし、今は展開しながらアドバンテージを取っていくクリーチャーが増えていたり、パワーラインも上昇傾向にあったり、気付くと『サファイア』側だけがリソースを失っていたりする状況です。

そして何より、自分のテーマを押し付ける力が強いデッキが増えました。

そのため、ちょっと除去やハンデスの手を緩めてドローしようものなら、その隙に手遅れとなることも多々。

せっかく手に入れた「ゲートサファイア」のギミックも、3ターン目でも「ロスト・チャージャー」を使うタイミングがないほどです。

耐えて耐えて切り札の「サファイア」に繋ぐこのデッキは、どうしても対応が後手に回ってしまいますが、今はその「攻める」と「守る」のパワーバランスが圧倒的に前者にあると言えます。

筆頭が「超神星」3兄弟。

「アクア・サーファー」などで対処可能な「ギガブリザード」ですら十分辛いのに、他2枚は降臨すればまさにコントロールを全否定する効果とパワーで蹂躙されます。

同じコントロール系でまだ活躍できている『天門』との差は、根本がそのデッキパワーにあるでしょう。

この課題が解決しない限り、環境で活躍することは難しいと考えます。

また、近頃は置く暇も枠を割く余裕もないブロッカー0の構築が基本のため、『 メイデン』をはじめとするビートダウンにも負けやすくなってしまっている負のスパイラルに陥っています。

そのため、ランクマッチでの戦績は以前以上に不安定となってしまっていると言えるでしょう。

最近の構築傾向ですが、ALLのTier2解説である程度賄えているため、こちらをご参照ください。

ここではもう一つ書いておくと、光文明を取り込んだ『4c除去サファイア』も少しずつ見る機会が増えています。

『ボルメテウスコントロール』が基本緑抜き4cで組むので古巣に戻った感じですが、4cにする決定的な理由はやはり7弾で熱い「魂と記憶の盾」や「アクア・リバイバー」の存在があります。

他には「新星の精霊アルシア」や「アポカリプス・デイ」、「ヘブンズ・ゲート」がなくても強い「ザーディア」など、光の優良カードを詰めるのが長所ですね。

ただ、現状『4c天門』の下位との認知が強いため、結果を残すデッキの出現に期待したいところです。

今後の注目デッキ

さすがに環境が熟してきている感はありますが、可能性が感じられるのは『5c天門』です。

「剛撃聖霊エリクシア」のパワーが環境の大型獣を止めることができ、再度光るようになってきました。

また、破壊に対して耐性を持つカードや「インフェルノ・ゲート」の登場もあって、「ナチュラル・トラップ」も評価を上げています。

あまり見なかったカードだと「破壊と誕生の神殿」は着実に評価を上げており、例えば『 天門』ミラーでは「アクアン」「ポインター」「ザーディア」「バルホルス」など、相手のを処理して自分のを投げつけると強いです。

他、色が合う別デッキだと『カチュア』ミラーで相手の「カチュア」を処理しつつ自分の「カチュア」を投げる、などでしょうか。

逆転の一手となり得るアドバンテージを得るカードのため、色が合うデッキであれば検討・警戒しましょう。

もう一つ挙げるとすれば『ドリームメイト』でしょうか。

さすがに第一線で戦うにはデッキパワーの不足を感じますが、今強い要素はあります。

①「独裁者ケンジ・パンダネルラ」が処理されづらい

最も確実な呪文による除去「デーモン・ハンド」を採用したデッキが主要どころだと『4c天門』くらいであり、バトルで取るにはパワー6000超え2体以上が最低でも要求されます。

②「サージェント・クワガタン」「早食王リンパオ」の突破力

ブロッカー除去は『ブリザード』『カチュア』以外で腐らず、たとえ盤面にブロッカーがなくとも相手にとっては強い牽制となります。

また、「パンダ」で初めてブレイクを通した場合でも、除去やブロッカーが来なければ次ターンに「リンパオ」が絡むジャスキルが見込めます。

③マナカーブに存在するサーチ兼進化元「バンジョー」や「進化の化身」

進化クリーチャーを起点にするデッキは往々にして引けない時の事故に悩まされますが、この2枚の存在によって5コスト時の「パンダ」着地率は極めて安定しています。

ここまで何度か述べているように、進化元のウィニーが除去されづらいのも優位に立てるところですね。

他、「自由な旅人ベア子姫」なんかも使えばわかる強さがあります。

「ドリームメイト」も柔軟性があり、これも様々な型や色構成が見られます。

『メカオー』に比べると7弾で完成しきっていないことから、今後も強化の可能性が十分期待できると考えます。

ヒリヒリしたランクマッチに疲れた際は一度使用してみると、思わぬ強さを発見するかもしれません。

まとめ

さて、どうにか現環境のおさらいを終えられました。

7弾環境の総括はやはり「インフレ」という言葉に尽きるでしょう。

なんだかこの前まで戦闘力300とか1000くらいの話をしていたのが急に万単位の話になったみたいに私は感じています。

しばらくはせめて53万くらいまでで、100万単位の世界の話をするのはもう少し先にしてもらいたいですね。

7弾環境も終盤となっていますが、今月のランクマッチはBATTLE ARENA 3rdの優先参加権も関わるため、苦心している人も多いはず。

そういったガチ勢から最近デュエプレを始めたばかりという人まで、一人でも多くの人にこの考察が役立てば幸いです。

ここまで読んで下さった方はありがとうございました。

それではまた。

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