ハズビン・ホテル感想【1話】ネタバレ注意

シリアス

思ったよりも内容がシリアスで驚いた。
聖書の内容とかがバリバリでてくる。

主人公のチャーリーは虐殺を憂いて人々に更生を呼びかけているが、肝心の住民がはなから諦めきっている。
母が見つからないチャーリーの境遇も相まってチャーリーを応援したくなってしまう。

パイロット版で母親に電話していたのはそういうことだったのか。

チャーリー

しかしチャーリーは大分から回っているように思える。

彼女は地獄生まれで罪を犯して地獄に堕ちた訳ではないので、そこら辺が地獄の住民とズレているのかもしれない。

地獄では俺の好きなハスクも、常識人っぽいバギーですらおそらく罪人なのだ……。

各キャラクターがどれだけ掘り下げられるか分からないが、そこら辺のズレを埋めることがチャーリーの計画が成功する鍵なのかもなと感じた。

天使

天使がヤバイ。
地獄の住民の虐殺は生きている時に善行を積んできたゆえの娯楽、というようなことを話す。
この物語では完全な悪役なのかな?と感じた。

しかし、アダムが天使なのは不思議だ。
アダムといえば失楽園の話が有名で……イヴと共に人類で初めて罪を犯した原罪の持ち主、という印象がある。

チャーリーの「人は誰しも間違いをおかすことがある」という言葉が真っ先に当てはまりそうなものだが……。

天使の理不尽に対し、悪魔達がどう対抗するのか楽しみだ。

ハスク

かわいい。
パイロット版に比べて声が低くてかっこいい。

第1話にして早速別衣装お披露目。
他のメンバーに比べほぼ衣装が変わってない。かわいい。