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AIでオリジナルキャラクターを作成!初心者向けのキャラデザイン 世界観を作れ!
世はまさに生成AI全盛期。
いろんな作品があふれる時代。SNSでもクオリティの高い作品が次々と生み出されています。
AI作品を生み出したい私たちが少しでも注目されたいと思う時、どうすれば良いのでしょうか?答えは「オリジナルな作品」です。
どんなに高度なAIを使っても、他のクリエイターと似たようなスタイルに陥りがちです。「AI美女」とか「AI美女」とか「AI美女」とか…笑
もし頭ひとつ抜けたいと思うなら、独自性を持った作品を作っていきましょう。オリジナルの世界観やビジュアルスタイルを確立することで、見る人の心に残る作品を生み出すことができます。
この記事では、AI生成技術を使っても独自性を保ち、一貫性を持ったキャラクターやテーマを生み出す考え方や方法について解説してみます。
キャラクター作りの基本!魅力的なキャラクターの要素とは?
外見の作り込み: キャラクターをデザインする際に重要なのは「目立つ特徴」を作り込むことです。例えば、髪の色やスタイル、目の形など、キャラクターの外見で一貫した個性を強調します。例えば、Midjourneyのプロンプトに「blue hair(青い髪)」「sharp eyes(鋭い目)」「flowing red cape(赤いマントがなびく)」などのディテールを加えることで、より視覚的に際立つキャラクターが生成されます。
服装や小道具の工夫: 衣装や小道具もキャラクターの印象を左右します。衣装は、そのキャラクターの世界観や性格を表す大切な要素です。ファンタジーキャラクターの場合、「elven robes」「ancient armor」「wizard staff」など、キャラクターの世界観や設定に基づいた服装を選ぶとよりキャラクターが際立ちます!
Midjourneyでの具体的なプロンプト例も紹介しておきます。
「a warrior with a scarred face, wearing battle-worn armor and holding a glowing sword(傷だらけの顔を持つ戦士、戦いで使い古された鎧を着て、光る剣を持っている)」
「a futuristic explorer with neon green hair and a cybernetic arm, in a high-tech suit(ネオングリーンの髪とサイバーなアームを持ち、ハイテクスーツを着た未来の探検家)」
プロンプトで差をつける!個性豊かなキャラクターと世界観の作り方
ジャンルの活用: ジャンル指定を行うことで、キャラクターにテーマやスタイルを強調させることが可能です。たとえば
「cyberpunk」
「fantasy」
「steampunk」
などのスタイルは、キャラクターの背景や外見に影響を与えます。
世界観の土台を決める重要な要素になります。
どんなものがあるのか?生成事例と参考画像を紹介しておきますね!
サイバーパンク(Cyberpunk)
近未来のテクノロジーと暗い都市景観が特徴のジャンルです。ハイテクでありながら、荒廃した社会の中で生きるキャラクターを生み出すのに最適です。機械義肢やネオンライト、ハッカーなどが一般的に使われるテーマです。
プロンプト例:
- 「a rebellious hacker in a neon-lit cyberpunk city, with glowing cybernetic arms and a determined look」
- 「a street samurai in a dystopian cyberpunk future, wearing a visor and wielding a glowing katana」
![](https://assets.st-note.com/img/1726365894-pM9WvDGhu17I2J4fmwCFykLa.png?width=1200)
ディストピア(Dystopian)
荒廃した未来や厳しい社会制度の中で生きるキャラクターを作成するのに適しています。暗いトーンや社会崩壊後の世界を描くため、キャラクターは生存者やレジスタンスのリーダーなどに設定すると良いです。
プロンプト例:
- 「a rebellious teenager in a dystopian city, with tattered clothing and a determined expression」
- 「a lone survivor wandering through a post-apocalyptic desert, holding a makeshift weapon」
![](https://assets.st-note.com/img/1726365942-MElSL1YImt2D6bOK5xTrRhsd.png?width=1200)
ファンタジー(Fantasy)
中世の魔法や伝説の生き物が登場するジャンルで、冒険心にあふれたキャラクターや壮大なストーリーを作り出すのに最適です。魔法使いやドラゴン、エルフといった伝統的なキャラクターもこのジャンルでよく登場します。
プロンプト例:
- 「a powerful mage with glowing hands casting a spell in a mystical forest」
- 「a fantasy illustration. brave knight riding a dragon through the clouds, with a shining sword in hand」
![](https://assets.st-note.com/img/1726365953-tgMLGyl8PX0e5DCs3hnO6jTU.png?width=1200)
チビキャラ・ファンタジー(Chibi Fantasy)
キャラクターを小さく、デフォルメして描くスタイルのファンタジー。頭が大きく、体が小さなキャラクターは可愛らしさが際立ちます。RPGなどでよく使われるスタイルです。
プロンプト例:
- 「a chibi warrior with a big sword and tiny body, smiling confidently in a colorful meadow」
- 「a chibi mage casting a sparkling spell, with a tiny staff and oversized hat」
![](https://assets.st-note.com/img/1726365967-fxh0waIQ1kpeCMLgFBb2XGOy.png?width=1200)
ケモノ(Kemono)
動物と人間の特徴を融合させたキャラクターを作り出すジャンルです。可愛らしい耳やしっぽを持ったキャラクターが多く、優しい性格や柔らかなデザインが特徴です。
プロンプト例:
- 「a cute fox-girl with fluffy ears and a wagging tail, standing in a magical forest」
- 「a rabbit-boy wearing a hooded cloak, with long ears poking out and holding a tiny magic wand」
![](https://assets.st-note.com/img/1726365983-6QrFJWnPsB5v1CXGNMkcKoit.png?width=1200)
キュート・ポップ(Cute Pop)
色鮮やかで元気なデザインが特徴のジャンルで、カラフルな服装や明るい表情がキャラクターを引き立てます。可愛いデザインとポップな色使いが、明るくて元気なキャラクターを作るのに向いています。
プロンプト例:
- 「a bubbly girl with rainbow-colored hair, wearing a bright outfit and surrounded by floating hearts」
- 「a smiling boy in a cute animal onesie, waving at the viewer with sparkling eyes」
![](https://assets.st-note.com/img/1726365997-GrAKmVnOJWySvN3UC9Ej5qeB.png?width=1200)
あとは実写がいいのか?アニメのようなキャラクターがいいのか?によって追加するプロンプトを選べばOKです。
独自の世界観を生み出すためにすべきこと
「なるほど、独自の世界観を出すためのベースの考え方はわかったけど、そもそもアイデアがない人はどうしたらいいんですか?」
と思っている方もいるでしょう。
ここからが「人間」の強みが発揮される部分です。
なぜなら人が興味ひかれるものを生み出せるインスピレーションを持っているのはAIではなくヒトだからです。最後にアイデアを生み出すためのヒントをいくつか紹介しておきます。
1. 映画やアニメを観てインスピレーションを得る
映画やアニメは、多様な世界観やキャラクター設定が描かれているため、インスピレーションの宝庫です。特に、自分が好きなジャンルやテーマの作品を観ることで、新しいアイデアが生まれやすくなります。また、映像表現やキャラクターの動きから、視覚的なヒントも得られます。
2.漫画や小説で物語の構成を学ぶ
漫画や小説は、キャラクターがどのように世界と関わり、物語が展開していくかを学ぶ絶好の素材です。特に、好きな作家や作品を参考にしながら、どのようにキャラクターの背景が描かれ、ストーリーが進んでいくのかを分析してみましょう。こうした作品からストーリー性のある世界観の作り方を吸収することができます。
3.自然や日常生活に触れてリアリティを加える
独自の世界観を生み出す際、リアリティを加えることがキャラクターや設定の魅力を高めます。自然の風景や日常生活の何気ない出来事を観察することで、細部にリアルなエッセンスを加えることが可能です。たとえば、登場人物の生活習慣や環境設定に、実際の風景や体験を盛り込むことで、物語に深みを持たせられます。
4.好きな作品に触れて、自分のスタイルを見つける
自分が好きな作品に繰り返し触れることは、独自の世界観を見つける手助けになります。好きなアーティストやクリエイターの作品を観察し、どの部分に惹かれるのかを理解することで、自分だけのクリエイティブな視点が育まれます。その上で、自分ならではのアプローチを見つけ、個性的な世界観を創り上げることができます。
ようするに、パソコンの前に座ってないで外に飛び出そう!ってことですね。外というのは物理的な外だけではなくて、映画の世界に飛び込むとかゲームの世界に飛び込むとか。
これまでの自分の中になかったような行動をするとインスピレーションって出てくるんですね。ぜひ行動を通して新しいアイデアや新しいキャラクターを生み出してくださいね!