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藍月なくる2ndLIVE"鏡像崇拝"への感想やら雑記やらあれやそれ

 こんにちは、オタキという者です。

 Xでは中々浮上せずこんなやついたのか…と、思われる方が大半だと思いますが今回居てもたってもいられず筆を執らせていただきました。
 
 8月31日に開催された藍月なくる2ndLIVE"鏡像崇拝"への感想、自分なりの考察などを書き連ねていく所存です。
 
 注意点として、もう既に記憶が混濁としているのでセットリストの前後を間違える、MCの内容が違う、そもそもそこにMCなかったぞ一曲前だ、などが起こりうるので、ここ違うよ…!と気づいた方がいらっしゃった場合、こっそり教えていただければ幸いです…!

 こういった形で文章を作成するのは初めてのことであると同時に、自分の想いを曝け出すのも機会に恵まれなかったものですから、お手柔らかにお願いします。

 また、自分語りを多く含みますので苦手な方は流し読みでもいいので読んでいただければ喜びます。
 
 LIVE内容の感想だけ見たい!という方は目次4.開演まで飛ばしていただければと思います。


1.当日朝

 興奮により中々寝付くことが出来ずに、布団の中で寝返りを何度も打ちながらも目を瞑り続け、ついぞ満足な睡眠を覚えることなくアラームを設定していた8時の5分前に起床し、準備を整え会場へ向けて出発しました。

 私の地域では台風の影響は無く、スムーズに移動することが出来て10時13分に渋谷に到着することが出来ました。
 

 

2.現地でのあれやこれ

 既に整理券の配布が始まっているということを聞き、応援広告を見たい気持ちを抑え付け、会場への道案内を頼りに移動を開始。

 10時27分にLINE CUBE SHIBUYAに到着し整理券を貰ったところ、

 13時台というなんとも言えない整理券を引き当ててしまい不安に押しつぶされそうになりました。

 というのも、前回の藍月なくる1stLIVE"クラリムステラ"ではガチャガチャを引くことが出来ずに売り切れてしまったので、今回もそうなってしまうのでは…?と戦々恐々でした。

 不安に押しつぶされそうになり、同じ13時台のFFフォロワーを呼び出し(来てくださって本当にありがとうございます)整理券を配っているんだからちゃんと在庫管理してるよね!!と気持ちを落ち着け合いつつも今回のLIVEに対するあれやそれを話しながらその時を待ちました。
 
 結果としては無事にガチャガチャを引くことができ、欲しいものを概ね引き当てて満足顔で会場から一時離れるまでになりました。

これはちょっと遅いおひるごはん&ティータイム
サンマルクカフェ・サンマルクホットサンド チキン竜田~ジューシー竜田揚げ&生姜醤油ソース(向きがね…)

3.開場

 幸運なことにFFさんとお話することができ、開場まで会場横の公園にて過ごしていたのですが、待機列が生成された際、まさかの先頭となってしまいました。

 とても貴重な体験ができたと思います。

 というのも、会場に入った時に人が誰も居ないんですね。
 
 そして、あのセットがどん!と目に飛び込んでくるわけです。

 とても素敵な舞台に、なんと言ってもキービジュアルの藍月なくるさんの神々しさ…!圧倒されながらも、これから始まるLIVEへの胸の高鳴りを覚えたのでした。

 さて一番に入ったとあらばつまり開演まで1時間程暇があるわけでして、否が応でも聞こえてきてしまうんですね、藍月なくるさんの楽曲が…!

 1stでの記憶は大分薄れてしまったので定かではないのですが、会場で流れた曲はLIVE本番ではやらない、という固定観念にとらわれていたため、「ええ!?この曲やらないのか!?」と一人ウンウンと唸っていました。
 が、ここで転機が訪れたのです。
 
 mirrorが、流れたんです。
 
 その瞬間、
「mirrorをやらないわけがないのだからつまり会場で流れたからといってやらないとは限らない!!!」
と、一人狂喜乱舞しました。

4.開演

1.Defective

 
 ええ!?こんな私が好きな曲からやってもらっていいんですか!?

 ライブコンセプト的にやってくれるだろう!と期待していたのですがまさかの1曲目ということでテンションぶちあがり!

 概念衣装を身に纏った藍月なくるさんに少しの違和感を覚えたのですが、今回のLIVEまでに生で藍月なくるさんを観測したのは3回(内1回はM3でちらっとお見掛けしただけ)なので気のせいか?と思いつつも、ペンライトを振り振りし、歌上手いやらスピーカー近くてちょっと声割れて聞こえるなやらを考えていたら

推しが死にました

 は…?
 倒れちゃったけど…?えっなんでなに初っ端からこんな演出あるのえっDefective終わり?大好きなのにここで終わり?と思考回路がギュンギュン働き始めた瞬間、

 藍月なくるが、現れたんですね。
 
 歌詞の通りそれは歪な幻なのかもしれない。
 けれど、私たちにとっての藍月なくるが、そこにいたんです。

 正直、そこから後のことが記憶にありません。
 ただ茫然とペンライトを振り、1曲目が終わるのでした。

2.Mirroring Mirage

 
 こんな演出されて、どうなっちゃうの~~~!?と思ったのも束の間、まさかの2曲目に表題曲が流れるという事態。

 自分の席では、傾斜が緩かったこともあり、倒れている藍月なくるだったかもしれない人が見えず、ただ「うっひょおおおおおおおお表題曲きたああああああああ!!!」とウキウキペンライト振り振り一般オタクになっていました。

 そこに倒れているはずなのに、気にも留めずに。

 もうとにっかく歌詞が不穏なこと不穏なこと!
 最初に聴いた頃からこれはLIVEでとんでもないBADENDを見せつけられるんだな…と戦々恐々していた覚えがあります。
 
 個人的な予想では、中盤当たりで流れて不穏な気配を漂わせてくるのかと思っていたのですが、まさかの2曲目…!

 今こそ思えば、ここしかないだろうという感想を抱きますが、やはり藍月なくるのLIVEは読めないな~と感心しました。

 さて、

2.5.MC

 さてとんでもなく強い2曲を終えてようやく一息つける、と座って水分補給などをしようとしたところ前がざわついておりまして、何事かと思えば

 「ひ…人が死んでるー!」

 藍月なくるさんの言葉でそういえばそうだった!と現実に引き戻されました。

 食べろだのなんだのの野次が飛ぶ中選択されたのは隠蔽。
 共犯者となったオタクたちの前に現れるなんかすごくこなれてそうな回収業者さんたち。

 こうして藍月なくるさんは舞台から消えていくのでした。
 
 正直ここの時点でそこはかとなく不安を覚えました。
 藍月なくるさんのような人をここで退場させていいものなのか。

 ただ、LIVEでの熱気や、何かしらの思考の誘導もあったのか、私は「いいよ!」と言ってしまったのです。

3.Evil Bubble

 え!?Evill Bubble!?ナンデ!?
 1stでやった曲はやらないなどと勝手に思い込んでいたお前の姿はお笑いだったぜ…

 この重低音!ダンサーさんのキレッキレのダンス!正しくこれはEvil Bubleだ!!
 また聴けたことを本当にうれしく思います!

 しかしなぜEvil Bubbleだけ1stから持ってきたのでしょうか
 気になるところですが私の頭ではどうにも答えが出ません。
 ふんわりと頭に浮かんだことといえばシャボン玉(眼球)は映す(映りこむ)ものだからでしょうか。それっぽいことをいってみました。

4.片翼のディザイア

 己の無知を悔やんだことは何度もありますが今日この場では無いと思いたかった…。

 存在自体は知っていたのですが、聴く機会を逃し、今日この日を迎えてしまいました。

 前のオタクがノリノリでペンライトを振っているのを見て、なぜ聴いてこなかったのかと悔やむばかりなのでした。


5.聖少女領域(cover)


 イントロが流れた時あまり耳馴染みがなく、まさか…私は2曲も…!?と絶望しかけた時、知ってた知ってた知ってるってえええ!!!

 まさかのcover!?全く予想していませんでした!!
 たしかにゴシックだけど!めっちゃ合ってるけど!やってくれるの!?ととんでもなくハッピーになりうっきうきでペンライトを振るオタクになることができました。

 私は原曲を知らず、藍月なくるさんのcoverでしか聴いたことがないので、あまりこの曲について語ることはできないのですが、それでも大好きなcoverソングなので本当にうれしく思います。ありがとう、藍月なくる。

4.5.MC(2)

 おいでなさい!わたしの双子人形たち~!

 双子人形って?らぷりえ~るさんたちだ~~!!!!
 って、え!?衣装!!衣装合わせてる!!!!うおおおお!!!
 たむ反抗期かい!可愛いな!
 nayutaさんは完璧メイドさんだしイメージ通りか…やはり、らぷりえ~るか…。

 
 (アレについては言及を避けます)

5.君よ

 君よ~~!?!?!?やるの~!??!?!やったーー!!!

 まさかの君よで大歓喜する私。(みんなもそうだよな)

 そっかたしかにコーラスがあるじゃないか!にしてもとんでもなくゴージャスなゲストの使い方だ…と思うもコーラスを生でやってくれるとこんなにも素晴らしい曲になるんだな…と少し感動してしまいました。

 君よ3連打の所も藍月なくるさんの伸びやかな声が綺麗に映えてこの曲…やっぱり好…となりました。

6.禁断の愛と魔剣

 イントロが流れた瞬間、叫んでしまいました。

 私がLa prièreさんを本格的に好きになった頃には、1stのBDが完売しており、ただX上やお三方の配信などで、藍月なくるに入刀する、というとんでもないワードを何度か見聞きし、これを生で見るまでは絶対に死ねない…!と密かに、いいえ、強く心に刻んでいたのです。

 そんな背景もあり、私の中では今回トップクラスに嬉しかった曲であると言えます。

 なくちゃのLIVEなのにそれでいいのか…いいんです!いいんです…私はここで死んでもいいと思えたのですから…。
 
 ミュージカル風な曲はLIVEでとても映えるなぁ…としみじみしているといよいよそのシーンがやってくるわけです。
 
 

強く濫りに 只力込めた───────
 


 嗚呼、ありがとうございます。
 私は、この光景を一生忘れません。

6.5.MC(3)

 なくちゃは二度死ぬ───
 なくちゃ起きて~からのわちゃわちゃ。らぷりえ~るさんはやはり癒しじゃ…
 
 なくなゆがティータイムに行ってしまう…?たむだけお留守番!?

 そんな中、主人のなくちゃからの御言葉
「いつき、お前はこの者たちに最高のバッドエンドをお見せしろ。出来るな?」

「できりゅ!」

7.Son macabre

それでは聞いてください。Son macabre

 どわあああああああああああ!?!?!?

 ソロ曲やるの!?!?!しかもSon macabre!?
 強すぎるイントロ!会場全体いつきカラー!ここはどこだ!?藍月なくる2ndLIVEにきていたはずでは!?
 というか振り付け!指揮者風の振り付け良すぎ~!!!
 
 とんでもないぶち上がりを見せて最高のバッドエンドをお見せしてくれた棗いつきよ…ありがとう。
 
 余談ですが、私が棗いつきさんの楽曲を本格的に聞き始めたのはHYPNO SONICからであり、その中でもトップクラスにSon macabreを聴いていたので非常にテンションが上がりました。


8.Vacancy 


 己の無知を悔やんだことは何度も───
 すみません、またです。
 
 La prière好きを公言しておきながら、私はnayutaさんのことを知らなさ過ぎている…。
 
 今年の春M3にて初めて即売会に参加し、nayutaさんのArtemIsは聴いていたのですが、それ以外までは未だに手を出せておらず、こうした結果を招いてしまいました…。
 
 これを機に、nayutaさんへの造詣も深めていければと思う所存です。
 ペンライトをノリノリで振りたかった…。

8.5.MC(4)

 すみません、この後が衝撃的すぎてここのMCに関する記憶が完全に抜け落ちています。
 
 そもそもMCがあったのかすらも曖昧です。
 
 強いてあげるとすれば、双子人形さんたちありがと~とやったはず…いややっていたか…?そのくらいしか記憶にございません。申し訳ない。

9.ヘヴンリィ

 毎回、屑みたいな世界だ───

 ぎょええええええええええええええええええ!!!!!

 この瞬間の会場の盛り上がりと言ったらもう!
 かくいう私自身も叫んでしまうほどに気分が高潮し、暴れ散らかしたい衝動に襲われました(なんとか自制)

 1stでやっていない曲で、コールなどを入れられる上に盛り上がる曲はなんだろう…と以前考えていた時、ヘヴンリィは来るんじゃないだろうか、と思い至ったこともありました。
 
 その時に、藍月なくるさんが以前配信で行っていた
「ハイ!ハイ!ハイ!うお~!へぶんりー!」
をやりたい!!と思ったものです。
 
 現実的に考えてあれをやるのは憚れますが、リプライにて
「オタク達とヘヴンリィ!ヘヴンリィ!はやりたい」
 と言われまして、確かにそれはやりて~~~!!!としみじみ思いました。
 
 ただ、それは藍月なくるさんの歌唱に丸被りなコールであり、周りにも迷惑だろうし、藍月なくるさん側から何か求められるまでは静に徹しようと決めていました。
 
 決めていたんです。

 もういっそ 全て捨ててさ、
行くよー!!(マイクをこちらに向け、耳を澄ませる仕草)
 
 え!?やっていいの!?だって、でもこっちに振ってくれてる!ならやるしかねえ!!!
 
 「「「ヘヴンリィ!!ヘヴンリィ!!!」」」

 瞬間響き渡るオタク達のヘヴンリィ、もちろん私も大きな声で参加させていただきました。
 
 正直もう酸欠やらなにやらで凄かった、としか記憶に残っていません。
 
 ヘヴンリィはこんなに楽しい曲だったのか…。
 フユウさんありがとう、と心に残し、枯れた声でコールをやり切り、ヘヴンリィは終わりに向かうのでした。

10.Fragile Utopia

 
こら~!!オタクを殺す気か藍月なくる~!!!

 大声ヘヴンリィコールで酸欠になってフラフラの私を待ち受けていたのはまさかのFragile Utopia。
 そうか、つまりここはオタクぶっ殺しゾーンだったというわけか。
 と合点が行き、そこからはもう紫ペンライトを振り振りしていました。
 
 そして、
 

煌々と燃える松明で 炙る玉座の上

ここだ~~!!!(ペンライトを颯爽と赤に変えるオタキ)

 それはもう盛大に燃やさせていただきました。
 やはり、自分で妄想していたペンライトの色変え芸を実際にやることができるととんでもなく嬉しい楽しいと思えるわけです。
 藍月なくる、ありがとう。

11.唾と蜜

 ここで、唾と蜜か...。
 ゆったりと聴き入る曲が来てくれて、ようやく落ち着くことができました。
 そこはかとなく不穏な歌詞に、ダンサーさん達の不気味さを覚えるダンス。
 あんなに幻想的で美しいと思えていた舞台が、一瞬にしてこの曲に染め上げられてしまった、そんな印象を受けました。

11.5.MC(5)

 すみません、また、です。
 また、ここのMCが記憶にありません。
 不甲斐ないばかりです…申し訳ない。

12.ねぇ、ダーリン?

 うひょひょひょひょ♡
 これだよこれー!アイドル可愛い藍月なくるも欲しかったんだよ!!
 
 事前予想では、前回最速先行申し込みチケットを封入していた追想のラグナロク(藍月なくるver.)を1stで披露したこともあり、殆どの人がやってくれると信じていたでしょう!
 
 惜しむらくは、ダンスや振り付けを全然覚えていないことです…。
 
 どうにも私は衝撃的すぎる事が起きたり、気分が高潮しすぎると、視覚情報が記憶に残りづらいようなのです。
 
 こんなに大好きな曲なのに、覚えていることと言えば、生歌上手い!可愛い!ピンクのペンライト振らなきゃ~!程度のことしか記憶に残っていないのが本当に残念です。

13.オッドアイ・リリィ

 やったああああオッドアイ・リリィだああああ!!!
 すかさずペンライトの片方を青、もう片方を赤にするオタキ!
 
 個人的に、ミシュメリアの歌は(毒)花がイメージということもあって、ペンライトでの色遊びがとても楽しいと思っています。
 
 大きなテディベアとお遊びするなくちゃ、可愛い~~!と思いながらも最後の花が散っていく演出で、寂しさを覚えました。
 貴方を偲ぶ、一輪の花にはなれなかったということでしょうか。

14.Lucid Hallucination

 イントロが流れた瞬間に、「ああ…」と、声にならない声を上げてしまいました。
 
 正直、ミシュメリアから2曲も既に出ている中、やってくれるとは夢にも思わなかったです。
 
 どうでもいい話ですが、LIVE直前に、歌ってくれたら死ぬ曲を3曲ほど上げたのですが、その内の一曲がこのLucid Hallucinationでした。
 
 私は、藍月なくるさんを推し始めてからまだ1~2年の若輩ですが、藍月なくるさんの楽曲の中でも、特に高城みよさん作詞の曲が大好きなんです。
 
 詩的な表現と言えばいいのかわかりませんが、とにかく何か不思議な魔力でもあるんじゃないかと思うほどに高城みよさんの歌詞は私の胸に強く残るのです。
 
 そして、その歌詞を完璧に歌いこなす藍月なくるの存在。
 このコンビは本当に強いですね…。
 
 特にこの曲に関しては、藍月なくるさんが歌唱したどの曲にも当てはまらないような歌い方をしていると思っていて、殊更特別な曲のように感じてしまうんです。

 もう、うれしすぎて全然記憶に残らないこの脳みそは本当にダメですね。
 
 やりたかったことと言えば、赤く染めたジェラシーに合わせてペンライトを赤くすることをやりきったことくらいでしょうか。
 
 本当に、ミシュメリアの曲たちはペンライトの色変えが楽しいです。

14.5.MC(6)

 ステージ上の蝶について触れる藍月なくる。
 もうこの時点から次の曲はもしや、と思いましたが話を聞くと、

 「みんなは死んで生まれ変わって綺麗な蝶になったとして、愛する人に標本にしてもらって綺麗な姿で側に置いてもらい続けるか、一目だけ見て立ち去るか、どっちを選ぶ?」
 と。
 
 私は迷いなく"標本にしてもらう"を選びましたが、手を挙げた後に周りを見回すと意外と少数派だったようですね。
 
 私は、自分で選ぶ事が辛いんですね。
 
 何かを決断する時、何かを始めるとき、どれを取っても周りが気になり、時にやめてしまう事も多くありました。
 
 だから、愛する人に決断して欲しいんです。
 
 貴方は、私の側でずっと綺麗なままで居てほしいと思われ、そして、その命を散らすことが出来たら。
 
 ああ、なんて素敵なことでしょう。
 私はきっと迷うことなく、喜んで、愛する人の思うようになります。

 なんて、どうでもいい自分語りをしましたが、この話には少し疑問がありまして。
 
 自分が蝶になったことを、相手は知っているのかということです。
 
 一目蝶になった私を見た瞬間に、この蝶はあの人だ、と思い浮かぶのでしょうか。
 
 ただ単に、綺麗だから標本にしようと思われるのでしょうか。
 
 まぁ、どちらにしても私は標本にしてもらいたいと思うのですが。

15.ガラスアゲハ


 そんな話とは関係ないと思うけれど聞いてください。
 ガラスアゲハ

 蝶に触れた時点でやるんだろうな、と薄々感づいてはいましたが、やはり来たか...と、ウンウンと頷くなどしました。
 
 正直、今のなくるさんの歌い方は当時とは全く違うと思っていまして、(まぁ当時と言っても私が藍月なくるさんを知ったのはここ最近のことなのですが)
 こういった形で、今の藍月なくるさんの歌唱で昔の曲を聴くことができて本当にLIVEをしてくれてありがとう、としみじみ思いますね。
 
 「行かないで」最高でしたね…。
 こんなこと言われてしまったら皆さんでも標本になりたくなってしまうんじゃないでしょうか。

16.mirror

 もう、やらないわけがない曲ですよね。
 いつやるのか、という話でしかなかったと思います。

 個人的には、最初に持ってきて鏡の世界へようこそ、とやるか、もしくは中盤あたりにダンサーさんがMVのような役を持って演じるのかと思いましたが、まさかの終盤でしたね。
 
 高城みよさんの素晴らしい歌詞に、藍月なくるによる演じ分け。
 どれを取っても素晴らしい曲ですね。

 ここに持ってきた、ということは何かしらのメッセージが籠っていると思うのですが、うーん、思いつきません…。

16.5.MC(7)

 「早いところで、次が最後の曲になってしまいました…。」
え~~~~!?今来たばっかり~~!!

 オタクがそう言っても何かが変わる事もなく、MCは続いていきます。
 曰く次の曲は、この季節にぴったり。
 曰く、匂わせもあった。
 曰く、LIVEコンセプト的にも合ってる。
 
 もう、わかりますよね。
 私は、絶対にやると思ってました。
 だって、ねぇ?1stでアレを歌ったわけですし…。

17.Monodrate

 なぜ、ペンライトには黒がないのか…。
 
 ああ、終わってしまう。
 終わらないで欲しい。
 そんなことばかり思いながら聴いていました。
 
 1stLIVEとは違う、全く違う最後の曲。
 しかし、演出的にも、曲選的にもそこまでのバッドエンド感は個人的には感じませんでした。
 
 ただ、少しの気味の悪さを覚えつつも、余韻に浸ることとなりました。

18.アンコール

 早すぎるアンコールに応えるように、とんでもない速さで舞台に帰ってきた藍月なくる。
 これも、「皆が望んだ藍月なくる」を徹底するためなのかもしれません。
 今回のLIVEコンセプトに忠実すぎる作り、恐ろしいとしか言いようがありません。

 今回の曲選や、こういうことを考えていた、などを
「話しません!だって難しいこと考えてほしくないもん。皆は皆が思うように私を使って自分を満たしていいんだよ?」
という発言。
 
 この瞬間から、私は最初の藍月なくるを退場させる選択からして、いいえ。
 もっと前の、髪型を決めるというなんてことない選択からしてなにかを間違えていたのでは、と思いめぐらせるまでに至ったのです。(髪型については藍月なくるさん自身から言及されていましたね。本当に末恐ろしいです。)
 
 そんな不穏な言葉をつらつらと述べた後、アンコールで歌う最後の曲に対する思いを語っていただきました。
 当時の想いや、悩んでいることをそのまま歌詞にしたこと。
 オタクはそんなこと言われたら好きになってしまいますね。
 まぁ、元から好きなんですが。

 (すみません、抜け落ちていましたがバースデーLIVE開催決定!もありました。なぜこのタイミングだったのかすこし疑問でしたが最後まで観たら…ネ)

EN1.テアトル・エンドロール 鏡像崇拝ver.


 まさかのアレンジバージョン!?
 
 正直、LIVEの物販でCDを出す、と聞いてから、表題曲にプラスして何かしらのアレンジが入るのでないだろうか、と邪推していたのですが、まさかのアンコールで持ってくるとは…。
 
 原曲とはまた違った雰囲気を出していてグシミヤギさん…、貴方は神だ。
 と言いたくなるような素晴らしいアレンジでしたね。

 歌詞を読みながら、思い至った考察を少しだけ。

 アンコールの時のMCで藍月なくるさんは、私は藍月なくるを演じる事が大好きです。
 愛しても良いし、穢してもいいし、皆さんの自由に藍月なくるを消費してください。
 そして、
 この楽園から追放しないでください。
 と、言っていたと思います。 
 この発言は、藍月なくるさんに成り代わっていた鏡像である藍月なくるの本心からの言葉だったのではないでしょうか。
 
 テアトル・エンドロールでの、
 此処には居られない 帰る場所があるのなら教えて

 これは鏡像の藍月なくるの心の叫びだったのではないでしょうか。
 鏡像として皆に望まれて生まれた藍月なくるは、このLIVEが終わったら消えてしまう。
 それでもと縋って、楽園から追放しないでください、と零してしまったのではないでしょうか。

エンドロール

 かくしてとんでもないLIVEは終わりを迎えました。
 
 前述した通り、個人的には、バッドエンドではないような、何やら希望を持てる終わり方だったなぁ、と思っていました。
 ええ、思っていました。
 
 空の玉座にスポットライトが当たるまでは。

 思えば、記念撮影の時に藍月なくるさんが「祈りのポーズして~」と言ったところすらも演出の内だったのでしょう。
 そこでLIVEタイトル通りの"鏡像崇拝"が出来上がったんですね。
 写真として、この先もずっと残り続けるのでしょう。
 私たちが望み、作り上げた鏡像を崇拝するファンの姿が、確かにそこにあったと、写真を見返すたびに思い出すのです。


5.終わりに

 ここまで読んでくださって本当にありがとうございます。
 
 なんちゃって考察などを繰り広げて申し訳ありません。
 
 私は普段は考察など全くしないので、こういったことに造詣が深くなく、思い浮かんだことを裏付けもなしに勢いで書き出してしまったので、全然解釈違うよお前間違ってるよ、と思う方もいるかもしれません。
 
 ですが、藍月なくる様本人が、
「自由に解釈していいんだよ。」とLIVEで発言してくださったので、今回こういった形で文章を作成させていただきました。
 
 LIVEでの感想やレポートなんかはいくらあってもいい!と聞いていたのでほな自分も作るか…と勢いだけでここまで書き連ねてきました。

 後で見返したときに、この時の自分はこう思っていたんだな、と見返すのも楽しそうなので、自分語りを多分に含む形になってしまいました。
 
 お見苦しい点が沢山あったと思いますが、本人の気持ち的にはすべて書き出してスッキリとしているので大満足です。

 皆さんもLIVE感想、レポート、ここはこう思ったなど、書いていただければ嬉しいです。
 
 もちろんnoteに限らず、Xでぽつりと呟くなどで構いません。
 私が喜ぶのでぜひ、お願いします。
 
 駄文失礼いたしました。

オタキ

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