カンボジアのお盆の過ごし方。みんなでお寺でお参りと親戚回り。
9月の15日から月末までカンボジアにはお盆があります。
半月もお盆?と思うかもしれませんが、カンボジアは世界一休日と祝日が多い国と言われていて、ひと月の休日祝日を全部足したら半月は休みなんてことが結構あります。
今回はそんなカンボジアのお盆の過ごし方をご紹介します。
朝早く起きてお寺にご飯とおかずを持っていきます。
初日は朝4時くらいに起きて白米とおかずを何品か作って、お弁当箱に入れてお寺に持っていきます。
おかずの中身は特に何でもいいみたいです。あと水やソース、お米等の生活品をお寺に奉納するために持っていきます。
服装は長ズボン、白シャツが基本
特に決まりはないですが、Tシャツよりもシャツの長袖がいいです。肌の露出が多い物はあまり良くありません。
でもはだしサンダルはOKです。
お寺の中に入るときに履物は脱いで、門の前で靴を管理してくれてる子供たちに渡します。
出る際には靴を受け取ってお礼に500リエルほどお金を渡してください。
子供たちのお小遣い稼ぎですね( *´艸`)
お寺に入ったら先ずすること
お寺に入ったら仏陀と壁画が描かれた大広間になっていて、床にはゴザが引かれています。
先ずは適当に、ゴザの上に場所取りして座ります。
仏像にお参り
お寺の中には仏像がいらっしゃるので、前に置いてある線香を一人3本くらい頂いて、蝋燭で火をともし仏像に参拝します。
お線香は誰でも自由に貰う事が出来ますが、次に来た時に1束のお線香を奉納するなどして、常にお線香は絶やさないようになっています。
感謝とシェアの心ですね。
お坊さんにご飯とオカズを奉納
次は持ってきた白米とオカズをお坊さんに奉納します。この時に一緒に持ってきたジュースや水なども渡します。
そして5分程、お坊さんによってお経が読まれ、それを手を合わせながら聞きます。
この時何を考えても自由です。
私は今自分がしている活動が進展しました有難うございますと唱えました。
白米は上段にいくつも用意してある壺に、全て満遍なく白米をスプーンで入れていきます。
ここでもシェアの心が見られます。
皆のご飯がお供えできるまでしばしの待ち時間
お寺には次々と地元人が参拝しに来ます。
皆同じように仏壇に参拝して、ご飯をお供えしてと順番にやるので全員分終わるまでに時間がかかります。
そしてご飯のお供えが終わったら、お坊さん全員でお経を唱えます。
結構長めのお経
この時の皆で唱えるお経は長尺です。
多分30分くらいだと思います。
しかも足を組んだ状態で手を合わせています。
なので当然お尻が痛くなるのと、足がしびれます。((+_+))
自分はもう慣れましたが、最初の方は10分も座ってられませんでしたw
お坊さんのご飯タイム
お坊さんのお経がすむと、お坊さん達は皆がお供えしたご飯とオカズを食べます。
その間もずっとお経が続いてますので、こちらはそのまま祈り続いてます(^^)
ずっとお経を聞くのはなかなかの忍耐が必要です(*゚∀゚*)
目の前に5歳くらいの女の子がいて、その子は余裕でラストまで座ってました。仏教国だけあってみんな祈り慣れてる🌟
みんなで寄り合い食べるお供え物
お坊さん達がご飯を食べ終わると、次は残りのオカズやスイーツ、フルーツなどを貰ってきて親戚や周りの人たちとみんなで食べます。
これもみんなで持ち寄った物です🌟
これでお寺での祈祷は終了です。
四年前と今のカンボジア
自分が最初に行ったカンボジアお盆は四年前。
その頃はまだ、国民の貧困が明らかに目で見える感じでしたが、今年はみんな綺麗な格好をして、子供達もドレスやシャツを着ていました(^^)
発展によって人々の生活に余裕が生まれ、考え方やライフスタイルも徐々に変わってきています。
カンボジアの未来、これから更に良くなっていくのを、肌で感じることが出来ました。
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