2020年5月最新 カンボジアでの環境保護活動。
こんにちは!カンボジアに6年在住している日本人GAXです。
今日は私が2年ほど前から始めた、一人で出来る環境活動の紹介をしたいと思います。
カンボジアでのゴミ拾い
誰でもできるが中々やらない第一位のゴミ拾い活動。今までで合計米袋503袋拾いました☆
カンボジアではゴミはそこら中に散乱していますが、誰も拾ったりしません。川であっても海であってもゴミが絶対に落ちています。初めは国が違うし仕方がないのかなぁと思いながら見て見ぬふりをしていましたが、人口の増加と経済発展によりポイ捨てによるゴミ被害は年々加速しています。
最近ではカンボジア人の環境活動家も出てきていますが、ゴミの問題は未だに大きな課題の一つです。
環境に優しい洗剤作り
カンボジアで環境に優しい洗剤を作っています。簡単に説明すると、環境に害がある化学薬品を使用せず、私たちが普段食べる物で作るエコ洗剤です。
これは以前記事にした事があるのですが、ゴミ拾いしていた際に大量の使用済み洗剤ボトルが捨てられているのを見てふと考え付いたアイデアです。アジアのほとんどの家庭には下水道が付いておらず、生活排水はほぼそのまま海や川へと垂れ流されています。
現在海洋プラスチック汚染が問題とされているのは有名ですが、下水による水質汚染も同じくらい深刻です。しかし私に街を賄えるくらいの下水処理場を建設する事は出来ません(;'∀') また人口の増加を止める事も難しいです。
そこで考えたのが、家庭から出る下水に含まれる洗剤を環境に優しい自然由来のものへと変える事が出来れば、家庭排水による汚染度を下げる事が出来るのではないか?という事でした。洗剤は現在小さくですが手作りしてカンボジアで販売しています。(^^)
私の目標は、洗剤が環境や人体に与えるダメージを、世間がもっと認知する事。またそのために天然洗剤作りを広げる事です。もちろんそこでビジネスが出来れば最高だと思っています。でないとプロジェクトはすぐに潰れてしまいますからね(;'∀')
魚を与えるのではなく、釣り方を教える。
私の知り合いにカンボジアでフリースクールをしているアメリカ人がいます。その方はカンボジアの田舎の方で農村の子供たちに英語をおしえたりしながら、カンボジアの環境問題にも取り組んでいる方で、以前私が作っている洗剤をその学校で作って、ボランティア活動の収入源にしませんかと相談したことがありました。
その時はほぼ初対面で、相手は私が誰なのかも解っていなかったし急に洗剤ビジネスを持ちかけるただの怪しい東洋人に思われたと思いますw その後1年ほど経って彼女から最近連絡があり、洗剤ビジネスに興味があるとメッセージを頂いたのです。☆
彼女のメッセージ内容は天然洗剤をビジネスにして活動の収入源にしたいとのことで、なんと私が頭に浮かんでいた事と彼女の要望が一年越しで正にピッタリと一致したのです!しかもコロナの時期に!w
これってなんか運命的ですごくないですか?(^^)まあでもビジネスを作り上げるのはそんな簡単な話じゃないので、先ずもって儲かるのか?どのようにやっていくかなどの話しも進めていかなければいけません。
という事で数日後に彼女とMTGをして、話を進めるかどうかを話し合う予定です。☆☆☆ まだ何も始まっていないですが、本当にご縁って大事だなと思います。(*^^*)
私もいくつかボランティア活動をやってきましたが、やはりビジネスを作ってそれによって地域が良くなっていく方が、与えるだけのビジネスよりも断然いいと思います。ボランティアのような単発では無くて、ビジネスには持続性と継続性がありますし、なにより安定した仕事や収入を作り出す事が出来ます。
(魚を与えるよりも釣り方を教える)これは僕が入っているMUPビジネススクールで校長が話していた事で、与えるだけでは人は本当の意味で成長しないし学ばないという意味です。本当にその通りだと思います。このプロジェクトがもし成功したらと思うと、メチャクチャテンション上がります☆(*^_^*)
まとめ
現在コロナウイルスで様々な経済的問題が発生しています。しかしその一方で自然環境は改善しているという側面があります。
これは私たちの幸せな生活は自然環境汚染によって成り立っているという事実が、ここで浮き彫りになったのではないでしょうか?
コロナウイルスはそんな私達の生活を見直すきっかけなんじゃないかと個人的には感じています。コロナ後の世界はこのような活動を始める方がもっと増えて、人間にとって自然環境保護活動が生活の一部にまでなればいいなと思います。
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