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【旅行】京都が舞台の小説にハマって京都一人旅した記録
「京都寺町三条のホームズ」という小説にドはまりして京都弾丸旅行に行ってきた時の記録です。
これの次に上げる予定のnoteにヲタク目線の内容のものを書く予定ですので、
興味がありましたらそちらもご覧頂けるとうれしいです。
2022年7月某日。
スーツケースとリュックサックを持って、京都駅にたどり着きました。
この日は出雲弾丸旅行へ行った後だったため、時刻は終電間際。
夜も遅いため、そのままホテルに向かい、
近くのコンビニで夕食を購入し、翌日の朝から観光する予定を組んでいました。
京都駅の在来線乗り場から駅の中を迷子になりながら地下鉄に乗り、ホテルの最寄り駅である五条駅に到着。
今回の宿泊先はInstagramで見つけた
「sequence kyoto gojo」というオシャレなホテル。
ロビーに入ると、間接照明がとてもオシャレで「写真で見たところだ!」とテンションが挙がっていました。
深夜だったため、ロビーに誰もおらず、呼び出しベルにてスタッフを呼んで、チェックインの対応をしていただきました。
対応していただいたスタッフのかたはとてもキレイで優しい方でした。
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翌朝、楽しみにしていた朝食タイム。
メニューはサンドイッチ。4種類あってどれも美味。
意外とたくさん食べられてびっくりしました。
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朝食の後は、朝から活動する予定が二度寝して昼の12時頃にホテルを出発。当日に時間変更できるのは一人旅の醍醐味(笑)
ホテルからは目の前の烏丸通りを歩いて北上しました。
最初の目的地は小説内で最も重要な場所である
主人公真城葵ちゃんのアルバイト先である骨董品店「蔵」。
そして、その「蔵」のある商店街、寺町商店街に京極商店街。近くにある錦市場に行きました。
寺町商店街や京極商店街は複数の商店街が連なっており想像以上に大きな商店街になっていてきました。
また、商店街の中にところどころでお寺や神社を目にすることがあり
神社仏閣が生活の中に溶け込んでいるんだなと改めて感じました。
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商店街を抜けると、大きな道路沿いにでました。
Googleマップを確認してみると、以前訪れたいと思っていたお店が近くにあることが分かり、
聖地巡礼旅行とは少し外れますが向かうことにしました。
私が次に向かったのは「抹茶館」というお店です。このお店は、小説にはでは出てきませんが
以前京都へ旅行に来たときに、スケジュール上どうしても諦めなければならず、食べられなかったスイーツのため、今回リベンジを果たしに向かいました。
お店では抹茶ティラミスとアイスコーヒーを注文。
枡に入った抹茶ティラミスは、甘いクリームと苦味のある抹茶パウダーがちょうどよく、とても美味しかったです。
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そして、お店を出ると近くを流れる鴨川に向かいました。
この日は、夏のよく晴れた蒸し暑い日だったため、川にほとんど人はおらず
のんびりお散歩をすることができました。
川床は写真でしか見たことがなかったため、少し感動しました。
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鴨川を渡り、次に向かったの「CACAO MARCET」の地下にある、カフェ「Angel library」。
ここは小説の中で、主人公達が2人で訪れるところ。小説の中では、フォンダンショコラを食べていましたが、私は冷たいものが食べたかったため、ガトーショコラのアイスサンドを注文しました。
Instagramで「オシャレなカフェ」と紹介されていたため、カップルが多く肩身が狭くないか不安でしたが
一人用のカウンター席があり、ゆっくり楽しむことができました。
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「CACAO MARCET」のお店を出て川沿いを歩きながら、そのまま歩いて八坂神社へ。
訪れたのが7月の祇園祭期間だったので、
門の前に祇園祭ののぼりがたっていました。
お話の中で何度も登場する八坂神社。
祇園の氏神様を祀る神社だと紹介されていました。
祇園祭自体は名前は聞いたことがあるくらいの知識しかなかった私は「八坂神社」という名前も小説を読んで初めて知りました。
青い空に朱色の鳥居が映えすごく綺麗でした。
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八坂神社からは、境内に入った西楼門ではなく南楼門から外へ出ました。
ここから清水寺までのルートはお話の中で実際に主人公達が歩くルート。
今回の旅の1番の目的はこのお散歩ルートを実際に歩くことでした。南楼門を出ると、急に京都ぽい町並みが続き、まるで異世界に迷い込んだような感覚になりました。
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門を出ると道なりにまっすぐ進み、
交差点を渡ると突き当りに八坂庚申堂があり、
八坂庚申堂の目の前の十字路で左を向くと目の前に大きな八坂の塔が現れました。
八坂庚申堂はカラフルな願い玉がぶら下がっており、着物姿でお参りしている人もいて、とてもポップで柔らかな空気が流れていました。
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八坂庚申堂から、八坂の塔の横を通って八坂通りへ。
道沿いは京都らしい町並みで、緩やかな坂道が続く道の途中で、振り返ると青空と八坂の塔の風景に「京都に来たんだ」と改めて思い感動しました。
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八坂通りを通って、坂を上っていくと
三年坂にたどり着きました。
三年坂の看板があり、説明が書いてありました。
猫のオブジェがとてもかわいかったです。
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そして、三年坂を登ると
清水寺に続く露店が並ぶ通りに出ました。
平日だったこともあり制服を着た修学旅行生が多く
どの露天も賑わっていました。
そして、通りを抜けるといよいよ清水寺に着きました。
山の上の方のためか、夏の日差しが特に強く、汗だくになりましたが、清水の舞台から眺める京都の町並みはとても美しくて「来れてよかった」と心から思いました。
そして、もう1つの目的でもある御朱印集め。
多くの神社がすでに書いてあるものを手渡してくれる方式に変わっていますが
清水寺は目の前で、御朱印帳に書いてもらうことができました。筆の動きが迷いなくとても美しくてずっと見入っていました。
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清水寺からは露天の並ぶ通りを抜け、坂道を下り、
広めの道路に出ると、そこからバスに乗り三十三間堂を目指しました。
三十三間堂もお話の中に出てくる聖地で、
「1001体の千手観音は圧倒される」というような表現がされていました。
しかし、私自身、高校の日本史の教科書でしか見たことが無かったため、どのようなものか全く想像ができませんでした。
三十三間堂は建物自体が国宝に指定されていると事前に知っていたため、千手観音を観覧するのは
建物の外から眺めることができるのだと思っていました。
しかし、実は建物の中に入るり近くで眺められると知ってとても驚きました。
建物の中に入ると、千手観音がズラッと並べられ
その前に仏像が並べられていました。
想像以上に迫力があり、驚きました。
三十三間堂の中の撮影は禁止だったため、写真には残せませんでしたが
1001体の千手観音には圧倒されました。
そして、教科書でしか見たことのなかった仏像達を生で見ることができて感動しました。
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三十三間堂を出た頃には17時を過ぎており
他の神社仏閣を巡る時間は無かったため、
お話の中で主人公達が働いている骨董品店『蔵』のモデル(だと私は思っている)の喫茶店へ向かいました。
喫茶店には、私の他に3組ほどお客さんがいて
店員さんと仲良くお話をしていたので
常連さんのようでした。
店内にはたくさんの骨董品が並べられ、BGMは昭和の名曲が流れていました。使っている食器も昭和の柄のものだったため、まるでタイムスリップしたような感覚になりました。
私はコーヒーとケーキのセットを注文。
ケーキはベリー風味の甘酸っぱいソースとクリームの甘みとがちょうどいいケーキで、
セットのアイスコーヒーともよくあっていました。
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その後、宿泊していたホテルに預けていたスーツケースを取りに行き
、街をぶらぶら散歩しながら京都駅へ向かい、
新幹線に乗って帰路につきました。
今回の旅は1人だけの行き当たりばったりの聖地巡礼の旅でした。
お天気には恵まれましたが、ものすごく暑くて日焼けをしましたが、とてもいい経験になりました。
また、京都へ旅行に行きたいと思います。
さとうくらげ