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How to forgive your death~映画「君の忘れ方」感想文その2~

映画「君の忘れ方」を鑑賞してから3日が過ぎた。
その間いろいろと思考した。
映画に関係することやしないこと。
そしていつの間にか映画のサブタイトルにある
”forget"は私の中で "forgive"に形を変えていた。
「忘れる」とはその死を「許す」ことなのだ。
私は数年の間父親の死を許せないままいた。
そのことにこのグリーフケア・ムービーを観て気づいた。
すごい映画だ。名作だ。
いろんな人にこの映画を見ろとは正直言わない。
この映画は何らかの要因でこの映画に吸い寄せられた人が
見る映画だと思う。
そしてそれぞれが抱えてきた設問に答えを与えればいい。
解決する必要はない。
ただ抱きしめて「許す」のだ。
それだけでいいのだ。それだけで。

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