ぷーちゃんへ

ぷーに初めて出会ったのは、約3年前
私が専門学校に入学したのがきっかけだったね

本当はね、担当犬を決める時に2番目の候補だったの
1番目は名前と顔が一致してた子
くまのプーさんが好きだから2番目にぷーを選んだの

でもね1番目の子は人気があって、ジャンケンになってジャンケンには勝てたんだけど、何故か他の子に譲ったんだ
それで、ぷーの担当になれた
今では、その選択をした自分を褒めてあげたいくらい
ぷっちの担当になれた事を幸せに思ってるよ(*´`)♡

ぷーは、私と居れて少しは幸せを感じてくれたかな？
1年生の時は休みの日にぷーを連れて帰えれなくて、先輩が連れて帰ってくれたり訓練所に預かってもらったりしてたね

でも2年生になってから、大家さんにお願いして休みの日は一緒に帰れるようになってとっても幸せだった
どうしてもダメな日は友達や後輩にお願いして連れて帰ってもらって、できる限り訓練所に預かってもらっわないようにして……
ぷっちと本当に家族になれたみたいだった。

言い訳みたいになるけど、、卒業の時に引き取れなかったのは、金銭的な問題と家がペット禁止だったから
ぷーが老犬ホームに行くって知った時に驚愕でしか無かった。
卒業しても、学校に週3.4くらいで会いに行く予定だったのに、自分じゃ簡単に行けない距離と知って余計に引き取りたいって思ったけど、自分の無力さを実感しただけだった。

卒業してバイトしてお金を貯めて、ぷーちゃんを引き取って、もっともっと幸せにしたかったな。

老犬ホームに行ってから、体調が良くないと聞いて、はじめて会いに行く日、朝起きたら先生から電話が入っていた。
急いでかけ直すと「ぷーが今日の朝1時に亡くなった」と報告を受けんだ

頭が真っ白になるって本当にあるんだね

信じられなくて、信じたくなかったのが本音
行く途中でお花を買って道に迷いながら到着した老犬ホーム

先生が待っていてくれた。

ホームに居たのは1時間くらいだったかな
記憶が曖昧なの
ごめんね

バイトでお別れ会も火葬にも参加出来なかった。
お別れ会はバイトが終わっても行けるくらいの時間まで開く予定が、短縮されてちゃったから
でも開いてないって分かってても、学校まで行っちゃった。
ぷーちゃんは、空から見てたら知ってたかもしれないね(ﾉ∀｀)

あの時「ありがとう」って「愛してる」って「引き取る」って言っていれば
もっと「抱きしめて」「食べたいものをあげていれば」

『もっと出来ることがあったのではないか』

後悔しても遅いよね

でもぷーは、私が行く日まで生きていてくれた。
誕生日が分からない時に私たちがつけた誕生日と命日が一緒
運命だと思う。とっても嬉しかった。ありがとう
きっと、なくなる瞬間は見られたくなかったのかな
ホームの人も寝てたって聞いたよ

苦しむことなく眠るように生涯を終われたなら
よかった

大好きなぷーちゃんが亡くなって、もう100日
この悲しみと後悔に区切りをつけなきゃね
いつまでもウジウジしてても、ぷーは喜んでくれないもんね

ぷーとの記憶が夢の中の話みたいに思えてるし、覚えてないことが沢山あるけど、これを機に思い出せたらいいな

これからもぷーの思い出を大切に生きていく。
生まれてくれて、出会ってくれて、幸せをくれて

ありがとう

**これからもずっと

大好き**

ここだけの話、ぷーの毛少しもらったの、知ってた？先生もくれたからちょっと増えたんだよ
首輪も鈴も貰っちゃった
友達と後輩には内緒ね！
でもね、ぷーちゃん用にって友達が持ってきてくれた毛布と私が買った服は学校の備品になってる気がするんだ……大切に使ってくれてたらいいな

また、お墓参り行くね！
今度はちゃんと箱に入るくらいのお水とおやつ持っていくから待っててね

手紙っぽくしたかったけど、ちゃんと出来てるかな？
ぷっちが読んだらヘタじゃんって思うかな？
途中から何書いてんのかわかんなくなっちゃったし、今日が終わってたのm(_ _)m

私がそっちに行くまで覚えてて欲しいってわがままは言えないけど、また会えたら仲良くして欲しい
沢山の事を教えてくれてありがとう
癒しをくれてありがとう
もっともっと言いたいことはあるけど、今回はこれくらいで……

ありがとう。愛してる。また逢う日まで