味わうということ
昨日のこの記事のお店で感じたことがもうひとつ。
窓の外のコスモスの鉢植えや、人の流れを眺めたり
スパイスティやケーキを味わっていてふと思ったことがありました。
味わうって何だろう?
その時に、自分から出てきた言葉が
「五感を使って感じ尽くすこと。五感を使うということは、身体があるからできること。身体と魂を使って、この世の色々を経験すること。経験して色々と感じ尽くすこと」
でした。
身体という肉の塊に魂が宿っているから生きているわけで。
その身体を使って、この世の色んなことを感じる、味わう。
身体という土台があって、その上で、私たちは色んなことを自由に感じています。
生きているという事実があって、そこで起こったことを、自分の見たいように見て、感じたいように感じています。
例えば、紅茶を頼んだ時
私の目の前にある事実はこれでした。
だけど、使われているカップをみて何を思うのも自由だし、飲んだ紅茶の味から何を感じるかも自由。運んでくれたお姉さんの接客に何を感じるかも自由。
私の感じたことと、同じように感じてもいいし、そうでなくてもいい。
だとしたら、私は、自分の感じたことを大切にしたいし、しっかりと味わいたいなって思ったのです。
何を選んでも自由だとしたら、きっと、答えは自分の中にだけある。
身体をちゃんと感じるようになって、頭で思う心地よさと、身体の感じている心地よさが全く違うこともわかってきました。
だからこそ、身体で感じて味わうものを大事にしたい、選んでいきたい。
そんなことを感じていたら、ヨガを少しだけ学んでいた頃に先生から言われた
「スピリチュアルって、めっちゃリアルなことなんだよ。身体を使ってすることだから」という言葉を思い出して、そうかもしれないなぁって思いました。
いろんなことを感じた、このお店での時間。
何とも豊かな時間でした。
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