救われた言葉
先週、職場の大きな行事が一つ終わった。
その行事の直前、急に、いつもなら気にならない、上司の一言一言がとてもしんどく感じている自分に気がついた。
上司は、裏表のない人で、思ったことをすぐにズバッということができる人。
だから、はっきりしている分、突き刺さることもある。
けど、しっかりした想いがあっての言葉だから、少々きつい言葉でも、上司からしたらこの言葉になるよね・・・って思うことができていたのだけど、
全くできなくなっていた。
気持ちはわかるけど、もうしんどい、その言葉で言われると辛い・・・。
そう思っていた矢先、この本に救われた。
「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法 https://www.amazon.co.jp/dp/4799105558/ref=cm_sw_r_apan_glt_i_53DQVBWDTN20T9VF2RT4
この本のタイトルは何度も見た事があったのだけど、
オリラジのあっちゃんの動画を見て、色々と思い当たることがあって、読んでみることにした。(今回はオーディオブックにお世話になった。)
その中の2つの言葉に救われた。
・それは脳の仕組み
・脳の仕組みだから、上書きできる。
こんなニュアンスの言葉だったと思う。
・それは脳の仕組み
自分の性質として、人の気持ちを感じやすいということがある。
この本でも、その性質で、周りに振り回されやすいのだということを言われていたのだけど・・・
それが、自分の性格ではなく、脳の仕組みと表現されていた。
そのことで、「脳の仕組みでそうなるなら、仕方ないよね。」って、ある意味、降参というか、諦めというか、そんな気持ちになって、とても楽になった。
人格とか、性格とか、自分の努力で何とかできるものみたいなものではないって思えたことが、とてもありがたかった。
・脳の仕組みだから、上書きできる
脳の仕組みだから、催眠療法で使うような暗示を使えば、上書きができるということを言われていた。こういうと難しく感じるかもしれないけれど、やってみると簡単な言葉で、自分の脳に暗示をかける感じだったり、自分の反応に気づいて、方向を修正するような感じだったりする。
その言葉を使うこと、脳の仕組みを使うことで、変えていけるということを言われていた。
なるほど。。。と試してみると、自分には使いにくいものもまだあるのだけれど、簡単に使えるものもあって、実践して1週間くらい経つのだけど、今までなら、相手の思いを感じすぎて、こんなふうな対応はしなかったよな・・・ということをしている自分に気づいた。なんて楽なんだ。
普段から、自分のことを観察する癖がついていた自分にとっては、とても入りやすかったし、「仕組み」という言葉で表現してもらえてることが、何より問題解決できるっていう気持ちになれて、救われた気持ちになった。
自分では、振り回されているっていう自覚が、実はあまりなかったのだけど、この本の振り回される性質を聞けば聞くほど、「やっちゃってる」ということがわかって、たくさん、そんな自分を受け入れることができたし
何より、受け入れて、現在地を確認したら、「どうなりたいか?」というところに向かって、実践していく。シンプル。
まだまだ、始めたばかりだから、どんな変化が今後あるのかわからないけれど
今までうまくいかなかったことが、なんでうまく行かなかったのか、この本のおかげでよくわかった。
結果、やっぱり「この分野を深めてみたい」ということが見えてきたので、たくさんの自分の本当の思いを見つけることもできた。
本との出会いも、大事だなと。
ありがたい言葉だった。