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小説「ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活」はこんな話

こんにちは。空らげです。
今回は、WEBで連載している自作小説「ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活」の紹介をさせていただきたいと思います。
はじめて書いてるオリジナル小説で、適宜修正をさせていただいたりと、試行錯誤を行いながら書いておりますが、おかげで色んな楽しさを体験させていただいております。

現在、小説家になろう、カクヨム、アルファポリスの三箇所で公開しております。

「ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活」はこんな話

日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

王道の異世界転生ものです。しんどい設定や状況もありますが、基本的にライトなノリで読みやすくなってます。
主人公の年齢が低めなので、今のところ恋愛要素は少なめです。

世界観

 違いはあれど、ここの環境は古いヨーロッパ辺りに似た文化じゃないかな?

 大きく違うのは、魔獣という魔力を持ったモンスターや魔法、エルフやドワーフという他種族が存在することだろう。

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活 1話

一つの大陸しかない世界で、共通の言語と通貨、そして世界中で「聖エルフェーラ教」という、女神エルフェーラを崇める宗教が国教とされています。

ヒロインが住むのは、リーン王国

大量生産のための機械化は進んでおらず、どの国もどんなものも、基本職人の手作業です。なので、物価は非常に高く、娯楽の少ない世界です。

ヒロインのマグダリーナが住むリーン王国は、魔法使いの国と呼ばれ、魔法使いの数と魔導具の技術が他国より秀でています。魔法の使えない貴族は傷物扱いされるほど。しかしマグダリーナは、自身が自力で魔法を使えないことが判明します。

歴史

はるか昔に、いまよりも魔法や技術が発達した『ウシュ帝国統一時代』と呼ばれる時代があり、その時代の魔導具の技術は未だ再現不可能。
冒険者ギルドの登録システムなどは、ウシュ時代の魔導具を利用されています。

一章の主要登場人物

マグダリーナ・ショウネシー(リーナ)

本作のヒロイン。前世覚醒時10歳。めずらしい、ミント色の髪を持つ。
遠くハイエルフの血を引くので、魔力量は多いが、魔力暴走で死にかけたことをきっかけに、前世の記憶と人格が蘇り、魔法を発現することができない体になる。
同じ前世が日本人のエステラに出会ったことで、運命が激変。
生活の質は向上したが、何かあると国のいざこざに巻き込まれてしまう。

エステラ(タラ)

本作のサブヒロイン。エルフ族と人族のハーフの美少女魔法使い。
母親が身重の時に、他国から妖精のいたずらでリーン王国にとばされてきたところを、ハイエルフの魔法使い(お師匠)が保護。そして胎児のころからお師匠に魔法の英才教育を施され、前世のぼんやりとした記憶と前世の世界の情報にアクセスできる能力を持ったチート魔法使いに。
マグダリーナと出会ったことで、自重という言葉を捨てた。
脱毛魔法の第一人者。

アンソニー・ショウネシー(トニー)

マグダリーナの二歳年下の弟。健気で賢く、家族思い。
エステラに魔法を、二レルに剣技をならう。

ニレル

エステラのお師匠の甥で、保護者のハイエルフ。顔がいい。
既にエステラに、VIOまで全身脱毛されている。

ヒラ

エステラの従魔なスライム。ベビーの頃に拾われて、可愛い可愛いと育てられたので、可愛いことに絶対の自信を持っている。無邪気。
長い名前は苦手なので、勝手にニックネームで呼ぶ。

ハラ

元はエステラのお師匠の従魔だったが、お師匠の死後、エステラの従魔に。
スライムの元となった精霊獣。
長生きな分、実はヒラよりちょっと腹黒い。

ダーモット・ショウネシー

線画のラフですみません

マグダリーナとアンソニーの、働かない父親。
のんびりした雰囲気で、読書家。ちなみに、本はめっちゃ高級品。
密かにスライム好き。

ハンフリー・ショウネシー

ショウネシー領の領主。ダーモットの従兄弟にあたる年若い青年。
眼鏡が本体だと言われている。
真面目で領民を大切にしているが、ショウネシー領の惨状に窮していた。


各章のあらすじ

一章 ナイナイづくしの異世界転生

平凡な日本の会社員だった松田理奈は、異世界の限界子爵家の長女マグダリーナに転生した。
歳は十歳。お金もナイ、栄養も足りナイ、使用人も足りナイ、ナイナイづくしの生活の中、弟のアンソニーと共に、妖精のいたずらで見知らぬ森にとばされてしまう。
そこで出会った、同じ転生者の魔法使いの手助けで、領地を作り直すことになり……

二章 ショウネシー領で新年を

新しく生まれ変わったショウネシー領に、続々と集まる、普通じゃない人々。
絶滅危惧種の幻の種族・ハイエルフ。
夫に命を狙われる息子を守るため、ダーモットを頼ってきた、亡き母の異母姉。
病に冒された、国の第一王子。
そして王様のわかりの良さに、マグダリーナは完全に油断して深みにハマることになる……

三章 女神教

やだ、これ本気で十歳の少女に出す問題じゃないでしょ。
マグダリーナのお願いをきっかけに、国教が新たな宗教、女神教に改宗されてしまう。
入学した王立学園では、従兄弟ヴェリタスの異母兄妹、さらに横柄な第二王子まで同じクラスに。
婚約してないのにお断りされ、熊を倒すマグダリーナの明日はどっち?
そしてとうとう聖エルフェーラ教の悪行が暴かれ、またしてもエステラの奇跡の魔法が炸裂する。
「我創世の女神の名において、奇跡を求めん。神殿の女神の力のカケラたちよ。目覚めよ! 目覚めて我らを導き給え!」

四章 死の狼と神獣

聖エルフェーラ教を国から一掃したことで、ショウネシー子爵家が伯爵家に陞爵し、マグダリーナも子爵に。
同じく貢献した、婚家と絶縁したシャロン伯母様と従兄弟のヴェリタスにも、ヴェリタスの子爵位叙爵という褒美が。
さらに奇しき縁で、兄と妹が一気に増えたマグダリーナ。
その時、伯母シャロンと父ダーモットに、死の危機が迫る――

五章 白の神官の輪廻

父ダーモットの実姉ドーラは、年老いた大富豪に嫁ぎ、衰退する実家を支援してくれていた。
そのドーラ伯母さんが、夫の資産を全ていただいてしまったことで、狙われることに。
ショウネシー領へ避難するさなか、襲いくる刺客。焼肉の罠。
エステラは異母兄に出会い、ヒラは子分をゲットする。

六章 金の神殿

エステラがドーラから、王都の大豪邸を譲り受けた。そこはウシュ時代に金の神殿だったところで……
ハイエルフにされちゃったエステラ。エステラの異母兄ルシンを追ってきた神話生物。マグダリーナと第一王子の微妙な接近。
そして十一歳のマグダリーナと結婚したと言う、ダーモットより年上の厚かましい男がショウネシー領にやってきた。

七章 腹黒妖精熊事件

とうとうマグダリーナとエステラは世界地図を変えてしまった……
新たな環境に国民も徐々に慣れてきた頃、国民五百人の命に関わる事件が起こってしまう。
自称エステラの父親のエデンが敵の攻撃に倒れた時、エステラはひとつ目のジョーカーを切った。
――我が願いに、世界よ震えよ。震えながら理を超えよ。

八章 エステラの真珠

エステラとルシンの血のつながった父親を保護。
だがエデンはエステラの父の座を譲るつもりはなかった。
そして明かされる、事件の裏にいた本当の敵の正体。
当分敵が目覚めることはないとわかり、日常へもどるも、妊娠中のシャロンに異変が起こり……

九章 噂と理不尽

すっかり忘れていた、とんでも行事「領地戦」
やる気のないマグダリーナは、うっかりとんでもないミスをしてしまう。
そしてその領地戦の最中、マグダリーナと妹を狙う不埒者が。
ロイヤルな人たちのせいで、理不尽な目にあうマグダリーナの嘆きを聞け!

十章 マグダリーナとエリック

お互いの気持ちを確かめ合う、マグダリーナと第一王子エリック。
エリックのとんでもないところに寄生していた魔獣を従魔にしてしまった、マグダリーナ。
王家の秘密に、エステラの脱毛魔法がつるつるする――!!

十一章 笛吹き

どこで読めるのか

小説家になろう

https://ncode.syosetu.com/n2335jg/

カクヨム

アルファポリス

https://www.alphapolis.co.jp/novel/171322396/456896181

是非読んでいただけると、嬉しいです。
そしてよければブックマークや評価をいただければ幸いです。


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天三津 空らげ
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