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IPOの今と入社からちょうど1年間の話

こんにちは、クラダシの執行役員CTO兼CPOの城前です。

7月1日より執行役員とCPOも拝命いたしました。詳しいリリースは下記をご覧ください。

※新執行役員就任のお知らせ | 株式会社クラダシ (kuradashi.jp)

 

入社からちょうど1年、グロース市場に上場という大きなステージの入り口に差し掛かることができました。順番に振り返りたいと思います。


 1.IPOと入社のちょうど1年前


入社直後の気持ちは

・shopifyへの移行とリニューアル直後でバグが発生してる・・・

・CTOとしての役割をしっかり担わないといけない・・・

・短期的な目線ではなく長期目線でどうやって戦っていくか・・・

・今のチームメンバーとどこまで戦えるか・・・

 

複雑な気持ちと共にshopifyへの移行直後と、リニューアル作業で疲れ切ったプロダクト開発メンバーとどう向き合っていくかなど、複雑な気持ちで最初の1ヶ月を過ごしました。

 

まず最初に開発メンバーの一員として、問題の解決を最優先で行いました。

急に入ってきたぼくに対して、みんなが受け入れてくれるかどうか?を考えさせてくれる時間はありませんでした。

 

Kuradashiのサービスのうちの一つに、月額550円でプレミアム会員になると送料無料になるサービスがあります。これがなんと、せっかく月額費用を払っているのに無料ではなく、送料がかかってしまうという重いバグとの戦いが一番最初のミッションでした。

 

お客さまからの問い合わせを見て、問題を解決すること以外の選択肢はなかったです。

 


2.信頼できるメンバーと出会えたこと


最初は他人、でもその先に・・・


もちろん最初から全て分かりあえるワケありませんでしたが、今のぼくがあるのは周りのメンバーがしっかりと向き合ってくれた点が非常に大きいです。


一次解決に向けて順番にシステム改善と、改善するための方法を各メンバーと押し進めました。技術顧問の高際(たかぎわ)が当時実装を担当してくれており、一緒に解決するための方法の糸口をみつけて、最短でプランのアップグレード契約を進めたのを覚えています。

 

開発メンバーとプロダクト運用メンバーで数多くのバグと、送料バグの解決を乗り越えたあと、まだまだ乗り越えないといけない壁はありました。

 

当時はデータの見える化がまだ全然整っていませんでした。

今では分析をしながらマーケティング活動ができる状態まで整いましたが、今のように共通の情報を見ながら会話や改善の話ができるようになり、過去との変化の差を実感できることが多いです。

 

各メンバーと共通の変化を実感できる今では、とても良い思い出となっています。

 

エンジニア組織の将来展望などもnoteで公開したのはこの時期です。

こちらのnoteもご覧ください。


3.仕事をしていくうちに一体感が増した半年


お客さま向けのサービス紹介や特集、キャンペーンを一緒に作り始めて2022年11月にカンブリア宮殿に出ることが決まりました。反響も大きくキッカケ作りと次の波を作るために一緒にコンテンツ作りをしたのを覚えています。

 

年末には、おせちのフードロスを救うためにお正月ギリギリまでメンバーと特集ページを整えながら過ごしたのを覚えています。

 

順番に社会性と経済活動を最大化するために技術者としてのロールは超えて、マーケティングデータの見える化や民主化を進め始めていました。

 

共通のキーワードや向かう先が見え、この辺から急に心理的安全性が生まれ始めた気がします。さらにその後、一体感が生まれてきたと思います。

 

それぞれが今までの役割を超えた動きが見えたのがこの年末でした。

想い出のおせち特集のキャンペーンLP


4.年を明けてからは再現性との戦い


データを元にどのような戦い方をするべきか、部長陣と会話しながら進めたのを覚えています。情報がキーポイントとなり始め、売上データや情報の民主化をするためにBIツールを整えました。

 

数字の問題点や課題点が見えるようになり、各メンバーと実際の数字を見ながら会話を深くできるようになりました。部署を横断した施策や対策も少しずつ見え始めながら数字との戦いが始まります。

数字の話になるとギスギスし始めるのですが、課題に対する仮説が一定以上説明がつくようになり始めたフェーズでは、定性的な仮説の話ではなく、課題に対してコトに向かえる状態になりました。

 

それと同時にIPOの話が現実味を増してきました。

 

IPOのフェーズを経験するのは2回目ですが、主体者として乗り越えられる感覚を味わうのは、仕事が趣味のようなぼくにはシビれるような感覚でした。

 

一緒にメンバーとIPOを迎えられる可能性の反面、もしかすると自分の仕事一つでうまくいかない場合があるかもしれない。と思いながらドキドキした期間だったと思います。

 

また、新しいメンバーも加わってくれたことで、新しい風と共に大きく前進しながら雰囲気もとてもよくなりました。数字や課題と向き合うための、ポジティブなスタンスとビジネス推進力の原動力となって活躍してくれています。

 

そして、足元の数字よりも、将来に対する期待値とその現実味が大きく見え始めたのが直近のフェーズです。あらゆる時間はチャンスだと思っているので、諦めずにいろんな局面を乗り越えたいと思ってます。


5.成し遂げたいこととその先


これまで以上に、最前線で推進して前例を残すような動きをしたり、結果に対して再現性の感覚が掴めるようになった各メンバーは、1年前と比較をすると、確実に個人としてもチームとしても強くなっていると思っています。コミュニケーションも円滑になり、経験と共に絆が特に深まりました。

 

また、ちょうどIPOと共に入社1年を迎えたぼくに対して、おめでとうの言葉や経営メンバーからは、執行役員とCPOの任命と共にお祝いをしてもらいました。

 

今まで職場で周囲に暖かく祝福されるようなコトをあまり経験してこなかった身としては、ちゃんと経済性、環境性、社会性に対して還元とその先のソーシャルグッドな循環の作れる世界を、よりみんなで一緒に作っていきたいと強く感じています。

 

それと同時に、個人的な目標もこの先目指したいと思っています。

 

亡くなった祖母との会話で、世界を飛び回る姿を見たい。と言われたコトを未だに覚えているのですが、個人の思いとしてはそれを叶えたいと思っています。

 

もちろんみんなと達成しながら進めることが前提ですが、日本から世界を目指せるようなサービスの実現とCTO兼CPOとしての技術やデータ活用の未来を一緒に語りながら、時代の波を作れるようなクラダシのサービス確立を目指しています。

上場セレモニーで参加者全員と集合写真


最後に、クラダシでは一緒に未来を創るメンバーを探しています


これから特に投資家の方々からは

「大きなチャレンジを含んだ経済成果と活動を期待されていること」

を考えると

新しい風と共に

・足元を固めながら未来に対して比重を置いた強い想い

・明るく楽しくポジティブに仕事で前例を作る強い意志

・アクセル全開の姿勢で絆を深められるような強い仲間

の必要性を感じています。

 

日本のフードロス解決とソーシャルグッドな将来の世界を一緒に作ってみませんか?

少しでも興味をお持ちの方は、お話できる機会を楽しみにお待ちしています。

ぜひクラダシの求人情報から、ご応募をお待ちしています。




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