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書き始めと方針

はじめまして、福井歩と申します。
一般企業で働きながら、イエデイヌ企画という演劇プロジェクトの主宰、および演出をしています。

このnoteの方針

イエデイヌ企画での上演をみたり考える上での、補助になるようなものを目指しています。

理想は月1回以上の更新ですが、「書かなきゃ…」という義務感にかられると、プレッシャーで筆が進まなくなりそうなので、気楽に更新できればと思います。

個人としてnoteを始める理由

イエデイヌ企画のnoteではなく、あくまで福井個人のnoteとして書き始めるのは、以下の理由からです。

①イエデイヌ企画では「他者の存在」を重視するため

イエデイヌ企画は「他者の存在があって、初めて上演が可能になる」という考えの下、集団名を掲げ作品ごとにメンバーを集め創作を行っています。

そのようなやり方をしている以上、私個人の影響が強くなってしまうのは違うと感じているため、距離を意識するためにも、福井個人としてのnoteにしました。

イエデイヌ企画の創作と関連度が高い記事は、適宜マガジン化するかもしれませんが、原則別物として扱います。

②個人的な出来事や思考が記述される可能性が多分にあるため

①に関連しますが、個人的なnoteとする以上、イエデイヌ企画の表現としてアウトプットされる前段階の、個人的な出来事や思考が書かれる可能性があります。

イエデイヌ企画で創作を続けるために書いているので、最終的には上演につながればと思っていますが、つながるかわからない無駄なことやくだらないこともたくさん書いていきたいです。

③言語化の練習

言語化に苦手意識があります。それをもう少し何とかするために、noteを始めた、といっても過言ではありません。

また、イエデイヌ企画へ参加してくれた方々と座談会を行った際、「イエデイヌ企画の上演をどう観ればいいかわからず、戸惑った観客も多いのではないか」という指摘がありました。

この指摘に対しては、私の演出における技術が向上すれば、観客がもっと何かがわかる上演になるのかもしれません。

しかしあいまいでわかりにくいことに対し、演出が「ここはこういう意図なんですよ」と説明的になったり、「こう観てください」と明確に提示することは、解釈の自由を制限するとともに、上演としてもつまらないものになるでしょう。

その一方で、間違ったことを言ったり、それがひとり歩きしてしまうようなことを恐れて、あまり言語化をしてこなかった面も多分にあります。

言葉や主義主張は変化するものです。そのため、このnoteでは一貫性ではなく、そういった変化や矛盾の発生にも向き合っていこうと思います。

あくまでも福井個人のnoteですが、イエデイヌ企画の上演をみる・考える上で、ほんの少し、手がかりになるようなものが書き記せたら幸いです。


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