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障害者向け講習会を全国で開催するためのクラウドファンディングを実施します!

こんばんは。くらげです。

クラウドファンディングを開催します

先立って株式会社メジャメンツに転職したことをお伝えしておりましたが、この度、弊社で「ウェブアクセシビリティ診断の講習会」を札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡の5か所で開催するために、50万円を目標としてReadyforにてクラウドファンディングを行うことになりました。

期間は11月19日からの一ヶ月を予定しておりますが、このクラウドファンディングの目的や狙い、想いをコラムにしましたので、もしお時間がございましたら一読いただけると幸いです。

また、可能でしたら無理のない範囲でクラウドファンディング開始直後に寄付いただけますと大変嬉しく存じます。(その際、寄付頂ける金額を事前に教えていただけますと大変助かります)

お問合などはメールTwitterなどでいただければ。

※正式なクラウドファンディング用ページにつきましては、公開されましたら別途公開いたします!

※11月19日に無事開始しました!

【障害者の収入増を!全国5箇所でアクセシビリティ講習会を開催!】

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弊社がもつビジョンについて

弊社が持つビジョン・理念は「障害者だからこそ出来る仕事」「障害者でもやりたい仕事」を創出して、障害者が経済的な自立を果たす手助けを行うことです。

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そして、自立できる障害者が増えれば、社会保障費の軽減や、労働力不足、税収不足などの日本が抱える諸問題の解決の糸口にもなると考えています。

今回のクラウドファンディングはそのビジョンを実現するため、「障害者だからこそできる仕事」を開発する事業を展開することを目的としています。

サニーバンクについて

メジャメンツは2011年創業のウェブサイトコンサルティングやアクセス解析支援、ウェブアクセシビリティ診断を行うコンサルティングファームです。

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ウェブアクセシビリティとは障害者や高齢者などでもウェブサイトから平等に情報にアクセスできるように設計する技術のことで、弊社では設計基準が正しく守られているかどうかを自動検出プログラムを作ってチェックしていました。

しかし、障害者の方に実際にウェブサイトの検証を依頼すると、健常者では気が付かない箇所をいくつも指摘されるようになり、継続的にウェブアクセシビリティの検査を障害のある方にお願いするようになりました。

その過程で障害者の方々と弊社の間に関わりが生まれ、障害者の方からいろいろなお話を聞いてるうちに「もっと仕事が欲しい、もっと働きたい」と願いながらも様々な事情で仕事ができない方々が大勢いることを知りました。

特に、「1日8時間座っていることができない」「健康を維持することができない」「通勤が難しい」という事情で障害者雇用でも採用されない方々も多く、その問題を解決するために、2018年に障害者専門のクラウドソーシングサービス「サニーバンク」を立ち上げました。

「サニーバンク」は、障害のある方の苦手な部分ではなく、明るい部分(「サニー」サイド)を集めたデータバンクを作り、付加価値の高い仕事を作り出したい、という願いが込められています。

クラウドファンディングを行う目的

目的

今回のプロジェクトは、障害のある当事者向けの「ウェブアクセシビリティ診断の講習会」を札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡の5か所で開催することです。

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目的の背景

日本では「障害者差別解消法」が平成28年4月1日から施行され、民間企業でも障害者への「合理的配慮」を提供する努力義務が生じることとなりました。

「合理的配慮」の中にはウェブアクセシビリティの整備も含まれ、どんな障害があっても等しく情報を得られるようにウェブサイトを設計する必要がありますが、実際には日本のウェブサイトのアクセシビリティの整備は進んでおらず、障害者がウェブサイトから情報を得にくいのが現状です。

海外ではウェブアクセシビリティの問題が広く周知されてきています。アメリカでは2019年に有名な歌手であるビヨンセの公式サイトのアクセシビリティは不十分であると全盲のファンに訴えられるなど、裁判沙汰にもなっています。

このようなことから、日本でもウェブアクセシビリティ診断の需要は高まっていく予想され、障害者自身がウェブサイトを検査ができると、品質の高いウェブアクセシビリティ診断が可能となるため「障害者ならでは」の仕事の増加につながると考えています。

講習会が必要です

しかし、当事者自身がウェブサイトにアクセスしたとき「使いにくい」と感じることはたくさんあっても、「それがなぜ使いにくいのか」、「どのように改善すれば使いやすくなるのか」ということを技術的に説明することは簡単ではなく、仕事につなげることにハードルがあります。

そこで、弊社では、自身も重度の視覚障害者である伊敷政英氏(ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WG2委員)をアドバイザーに迎え、共同で独自に当事者向けのウェブアクセシビリティ診断の教材を開発し、東京都内で講習会を開催しています。

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この講習会を修了した方にはサニーバンクからウェブアクセシビリティ診断をお願いするというサイクルで職能の拡大につなげてきました。このような取り組みは他に例がないと自負しております。

講習会はこれまで東京で3回開催しており、「テキストがわかりやすく実習課題もよく練られていると感心しました」「自分でもウェブアクセシビリティの仕事ができるかもしれないと希望を持てた」とたいへん好評を得ています。

地方での開催要望もありました

一方で、「自分も参加したいが、障害があるため東京に行くことは難しい」という東京近辺以外にお住まいの方からの声も多く頂いており、可能な限り弊社から各地にアウトリーチして講習会を開催したいと考えています。

しかし、サニーバンクは立ち上げたばかりのサービスで自社で全国規模の講習会を開催する力が不十分です。障害者の経済的な自立の一助となるよう、皆様にご協力いただければ大変うれしく存じます。何卒よろしくお願いいたします。

リターン内容について(予定)

このクラウドファンディングについては、以下のようなリターンを準備いたしました。ぜひともよろしくお願いいたします!

3000円    サンクスメール+開催レポート
5000円  KIMINOTE(視覚障害者向けノート5冊)+サンクスメール+開催レポート
5000円  各地のお土産+サンクスメール+開催レポート
5000円  アクセシビリティ診断講習会資料+サンクスメール+開催レポート
5000円  (障害者限定)ZOOMで講習会を受講できる権利
5000円  【応援コース】サンクスメール+開催レポート
10,000円 (健常者限定)ZOOMで講習会を受講できる権利
10,000円 【応援コース】サンクスメール+開催レポート
30,000円 【応援コース】サンクスメール+開催レポート
50,000円 (企業様限定)ウェブアクセシビリティ診断講師派遣
300,000円 (企業様限定)御社サイトのアクセシビリティ診断(基礎診断=初級に相当する部分)実施

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くらげ
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。