くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第45回 「相談力ってなんですか?!相談するくらいなら自分で調べろ!?」ってお話
〔く〕 こんばんわー。
〔寺〕 はい、こんばんわ。
〔く〕 そういえば寺島さんは今日が誕生日でしたね。
〔寺〕 おほほほ。ぼちぼち半世紀に手が届く歳になりましたよ。自分でも信じられないですけどね!
〔く〕 おめでとうございます(笑)まぁ、まだ人生折り返しにも行ってないかと。
〔寺〕 祖母がまだ100歳でピンピンしてますからね、長生きするかもしれないですねー(笑)まだまだ頑張るぞー。
〔く〕 頑張ってくださいませ。で、今週のネタはどうしましょうか?
〔寺〕 そうそう、私が描いた漫画を掲載してくれている「実践障害児教育」という月刊誌があるんですが、今月の見本誌をみていたら「相談力を磨く」というフレーズが目に入りまして。これは子ども支援者向けなので、「相談してもらうには?」という支援者側の工夫の話でしたけど、そういえば相談苦手だなーと思いまして。くらげさんは相談はうまいですか?
〔く〕 絶望的に下手です。
〔寺〕 やっぱり(笑) 正直する方もされる方も苦手ですね。
〔く〕 相談が苦手にも種類がありますが、寺島さんとしてはどの点に困っていますか?
〔寺〕 困ってはいないんです。そもそも相談の必要性を感じないから。
〔く〕 そこから!?
〔寺〕 「専門知識を持っている人に教えてもらう」か「交渉する前の段階として話す」ものが「ご相談」と言うものだと思っていたのですが、世間一般的には違うようなので。
〔く〕 ボクの場合は「そのくらい知っておけよ」と思われるのが嫌で相談するのが苦手なんですね。
〔寺〕 それはそれで根深い問題がありそうだわ(笑) あー、でも相談というものについては「他人を巻き込むとろくな事がない」と信じているところがありますね。
〔く〕 相談というものに不信感があるんですか?
〔寺〕 いや、されることは結構あるんですよ。 でも、わたしのところまで来るときにはもうかなり事態が焦げ付いている事が多くて、えーいと乗り込んでいって、弁護士さん紹介したり、家裁や病院に付き添ったりする感じになるので。・・・。これは相談の解決方法・・・なのかしら・・・?
〔く〕 正しいけど、既に「相談」レベルをはるかに超えていますね・・・。
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。