くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第227回 「ベーシックインカム社会がやってくる！？これからの社会保障ってどうなるの！？」ってお話

登場人物

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くらげ×寺島ヒロの発達障害あるある対談　vol.01

くらげ×寺島ヒロの発達障害あるある対談　vol.02

くらげ×寺島ヒロの発達障害あるある対談　vol.03

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本文

［く］　こんばんは。くらげです。

［寺］　こんばんは。寺島です。早いことにもう10月ですね！今月も色々と仕事がありますので、巻いていきましょう！

［く］　はい、先週は珍しく大きなトラブルもなく穏やかに仕事が進んだ週でした。週末の土曜日にはちょっと芋煮会をしてきました。

［寺］　芋煮会は先日もやってませんでしたっけ？

［く］　あれは自宅で行ったものですが、今回は渋谷にある知人の店を間借りして10人分を作ってきたんですよ（笑）

［寺］　わざわざ渋谷まで行ったんだ！？そして1シーズンに1回じゃなかったんだ、芋煮！

［く］　山形ではこの時期は毎週のように芋煮会が行われております。「親族単位」「町内会単位」「会社単位」「友人単位」という感じですね。

［寺］　なんなんですか、芋煮会ってなんなんですか…。なにかの儀式？

［く］　もともとは収穫祭だと思うんですが、なにかこう他に名産物も少ないので意固地になっているところがあるかもしれませんね。今年は流石に規模は縮小しているようですが、それでもあちこちで開催しているようです。

［寺］　コロナが怖いのでしばらく都心の方へは行かないと言っていましたが、芋煮のために行ったんですね…。渋谷の街中はどんな様子でした？

［く］　今回はあおも芋煮会に行きたい、と言っていたこともあって、渋谷までレンタカーを借りて運転していきました。いやぁ、都内は運転が難しいですね！何度も車線変更を間違えたりぶつけそうになって泣きそうになってましたよ！でも、電車で移動すよりは精神的にかなり楽でした！

［寺］　渋谷に車で行ったんですか！？これまた大冒険ですねえ。とはいえ、混雑する電車を避けるためにも車は有用ですし、いつかは通る道だったんですね。やっぱり車は便利でしょう？そろそろ購入計画立てましょうよ。

［く］　気楽に言いますね！（笑）まぁ、近所に格安レンタカーやカーシェアが多いので、「必要なときに全く借りられない」という事態はそんなにないと思うんですよね…。まずは稼がないと！

［寺］　結構貯められると思うんだけどなあ…まあ、ひとんちの懐事情にはこれ以上は踏み込まないことにしましょうか（笑）さて、というところで、今回の本題なのですが、たびたびこの対談で出てくる「ベーシックインカム(BI)」という用語ですが、今にわかに脚光を浴びているということで改めて取り上げていきたいと思います。

［く］　はい、最近だと8月に「新型コロナウイルスの流行のあとにBIが導入されるのでは？」という寺島さんの予想がありましたね。障害者支援というよりも、高齢者の働き方・超高齢社会に対応するための社会保障、という考え方ですが。

［寺］　そうなんですよ。本当は10年くらい先かな、と思っていたのですが、この前の定額給付金で「日本でBIもありなんじゃないか」という意見が出てきて、空気が変わってきたなと感じていました。そこに先日、竹中平蔵さんがBIの話を持ち出してきて話題になってましたよね。あれは菅総理のアドバルーンじゃないかと読んでいますが…。

［く］　めちゃくちゃ大炎上していたアレですね。私はあまり追えていないのですが、「国は国民に7万円配ればあとは知らないとでも言うのか！？」という怒りの声が多かったように思います。

［寺］　私が思うには国が今考えているBIの額は月10万円です。それであえて7万円を提示して国民から「足りねーよ！」という声を引き出して、それをテコに官僚や他の政治家を説得するのではないかなぁ。と、人の心がわからぬやつ(わたし)が、人の心を操ろうとしている人の心を読んでみました！（笑）

［く］　最初にわざとハードルを上げておいて、批判があったらもともとの落としどころにハードルを下げるアレですね（笑）しかし、どこまで実現可能か、というか、実際のところの制度設計が見えないことには私はあまり言うことがないのです。

［寺］　おそらく、生活保護の基準がベースになるのではないかと。今回の件では、月7万では暮らせるわけがないのに生活保護費を打ち切るとか言ってる！と批判が出てますが生活保護費って、そもそもそんなに出るんでしたっけ？

［く］　んー、私の住むところだと家賃補助などをつけると12〜14万でしょうかね。ただ、私やあおのような障害者の場合は障害者加算もありますので、もう少し高くなります。

［寺］　竹中案では…BSのテレビ番組で発言しただけなので案とまで言っていいかわかんないですけど…全ての生活保護費を打ち切るわけではないと言っているので、生活保護のうちメインの生活扶助を置き換えるというイメージなのではないでしょうか。基本の数値が確か単身者で6万5千円、乳幼児がいる人で7万円くらいだったはずです。