日々是くらげ16日目「ハッタツソンというもので問題の解決策をいつもと違う角度からつついてみるといいかもよという話」
本日は一昨日昨日と旅行に行っていたためにたまっていた仕事や仕事に準じるものの処理に追われている。とりあえず目処がたったのだけども、体力はともかく目が限界を迎えている。ライター稼業は目が命なところがあるけども、目がまっさきに衰えやすい仕事でもある。私の場合は聴覚に障害もあるので目が見えなくなることは割と具体的な恐怖であるので少しでも目を悪くしたくはないのだけど、スマホ中毒・活字中毒ということもあって可哀想なほどに目を酷使している。そろそろ過重労働に耐えかねた目がストライキを起こすのではないかとビクビクしている。
ところで、私はパソコンに向かう仕事をしている間、メガネにクリップで挟むドライブ用のサングラスを使っている。わりとパソコンの光に弱いようで長時間パソコンを向かっているとすぐに目が疲れて文字が読めなくなることとが多い。これまでパソコンの輝度調整や色の反転などもしてみたのだけどいまいちしっくりこなかった。だけども、車のドライブするようになってから運転中に眩しすぎるとあぶないのでサングラスを使い始め、ある日それをかけたままパソコンを使ったらだいぶ目の疲労感が違うことに気づいた。これが目の疲労軽減に役立っている。
自分の体の弱さをセルフサポートするのは大事なんだけど、意外とどうやったらセルフサポートできるかというのはやってみなければわからないこともあって試行錯誤が大事だ。今回も「自分の目は光に強くない」ということは分かっていたんだけど、その解決のための手法は意外なところからやってきたわけで、人間、いろんな経験が必要になってくるなと改めて思う。
ところで話が変わるのだが、「ハッカソン」と「発達障害」を重ね合わせた「ハッタツソン」というイベントが12月3〜5日に行われる。このイベントで私がハッタツソン(アイデアコンテストのようなもの)の審査員を務めることになっている。まだ参加者を募集しているので、興味があったらぜひ参加してほしい。
ハッタツソンは「技術者・エンジニア」と「発達障害当事者」がチームを作って様々なプロジェクトやプロダクトを作るコンテストだ。普段はあまり交わらない属性のメンバーがぶつかりあうことで普段からは考えられない発達障害の困りごとを解決する手法が見つかるかもしれない興味深いイベントだ。
私が目の負担を軽減するために運転用のサングラスを応用したみたいな、全く別分野のものが「自分の困りごとの解決」になるかもしれないし、逆に「こういう困り事があると聞いてどういうテクノロジーを応用できるか」ということを考えるのもとても面白いと思う。いずれにせよ「問題を解決できること」というのは意外と別な角度からやってくることもある。その角度をあえて作るものが「ハッタツソン」だと思うので、障害者支援やビジネスでなにか面白いことをしたいならぜひ参加・視聴していただけばと思う。さて、本日の日記はこれくらいで。では。(おまけ少しあります)
妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。