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日々是くらげ162日目「妻が勧めてきた『國我政宗の呪難』に新城直衛の影を見た」という話
・妻の睡眠リズムは定期的に夜型と朝型を繰り返すのだが、今は完全に夜型期だ。というか、夕方に寝て日付が変わった頃に起きてくるタイミングである。私は基本的に夜に寝て朝に起きるというタイプなので生活時間があまり合わないのだが、妻は自活能力があまりないので食事の準備などは私が行う。なので、妻が深夜に起きたタイミングでご飯を作ったりするので、寝るタイミングも自分も後ろにずれていく。そういうわけで今日もすっかり深夜というレベルでもない時間である。
・フリーランス的な仕事をしながら車を持っていると良いなと思うところは深夜を移動時間に使えることだ。歩いて3分のところにコンビニはあるが、コンビニ飯に飽きてきたとか色々買い込みたいときとかは、薬が必要になった時は24時間営業のテイクアウト専門店やドラッグストアに車で行くし、妻の体調の悪さがマックスだったときは深夜に車を走らせて病院に駆け込んだのも一度や二度ではない。車の維持にはまぁかなり高いにせよ、安心感と引き換えにと思えはそう高い買い物でもない。まぁ、しんどいけど。
・江戸川区を通る大通りは昼間はかなり混んでいるが、深夜2時頃はガラガラで走っていてとても気持ちがよい。まぁ、気を抜くと事故るのでスピードは出さないようにしている。(そもそも軽バンなのでそんなに速度は出ないが)深夜に走ること自体も好きなのだけど、この人にあふれている東京で人が少ないときに好きに走れる、というのはちょぅとした特権みたいな感覚も芽生える。まぁ、そんな特権なぞ何の意味もない優越感にすぎないのだけど、そういう密やかな「特権意識」が私を突き動かすモチベーションになるのである。
・妻から「お前、こういうテイストのが好きだろう」と少年ジャンプ+のっ掲載している『國我政宗の呪難』を薦められる。陰陽師というか術師がいる世界で過激派組織にさらわれた総理大臣の娘の奪還を「依頼」された地味目な主人公が戦うみたいな展開だが、こういう「地味で性格がひねくれているけど強い青年」というのはとても好きだ。
・この系統だと「皇国の守護者」の新城直衛は長らくTwitterのアイコンに使っているほど好きだし、皇国の守護者は小説版を最初から最後まで5週はしている。でまぁ、妻の読みどおり『國我政宗の呪難』にハマって「次の掲載はいつかね?」と聞いたら「いや、これ読み切りだよ」と言われて絶望した次第。ジャンプラ編集部は今すぐ連載開始の準備をするんだ。いいね。
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