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日々是くらげ10日目「SNSでの議論は雰囲気で捉えがちなので気をつけよう」という話

Twitterでは常に何かしら炎上しているのだけど、今回も「温泉むすめ」というものは一際大炎上していていてタイムラインの雰囲気が非常に悪い。この手の話題は糾弾するほうもそれに反論する方も過激化してお互いに爆弾を投げつけまくっている感じだし、その音や爆風に逃げるのに精一杯で、正直、なにがどう問題なのかもよくわかっていない。そもそも温泉むすめなるものが存在することも知らなかったので語る言葉を何も持たないのだけど。

ただ、こういう炎上になると議論というか争いというか罵倒合戦というか、こういうものはだいたい相手の考えを変える力を持たなくなって「ギャラリーに対して相手の非道さを訴えて、自分の正しさを誇示するもの」となりがちと思う。まぁ、「考えを伝える」という意味では敵を明示して、それを叩けばより多くの賛同者は集まるのだけど、それはもう議論の内容の正しさというよりも「相手を叩きのめす快感」というものが先に来てしまうの危うさもある。

というか、結構炎上を起こす方だったので言うのだけど、相手の非道を訴えてRTやいいねをもらうというのは自分がとても正しいことをやっているように勘違いして、それが癖になるとどんどん「相手のひどいさをより掘り起こして自分の正しさを証明する」と過激化するというスパイラルが起きやすい罠だ。前にTwitterで「敵を失脚させたければ相手の歪んだ正義感を煽ってRTやいいねをつけまくればいい」と書いたのだけど、褒め殺しにきれいにはめやすいのがSNSの怖いところだ。

まぁ、もちろん議論においては「どちらがより正しいか」というのはかならずあるのだけど、自分のよく知らない分野ではどっちが正しいかよりどっちの主張が心地よいかで判断しがちだし、そもそもそこまで深く考え込まずになんとなくよいわるいを雰囲気で判断して「わかったこと」にしてしまいがちだと思う。(少なくとも私はそうだ)SNSをやっていると無数の問題を目にするけど、それを一つ一つ真面目に考えていたら1日はすぐに終わってしまう。しかし、なにか言いたいことは一つ2つは常に目にするわけで、その目にしたことに対してポロッと一つ書いたことが、次の連鎖を生むこともある。そんなちっさな連鎖が炎上のときは大津波のように起きているんだと思う。だから、SNSで使う言葉もできれば吟味できたほうがトラブルを避けられるので、言葉に対するセンスは更に磨いていきたい。というところで今日の日記終わり。では。(おまけ100文字くらいあります)

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妻のあおががてんかん再発とか体調の悪化とかで仕事をやめることになりました。障害者の自分で妻一人養うことはかなり厳しいのでコンテンツがオモシロかったらサポートしていただけると全裸で土下座マシンになります。