![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/128977838/rectangle_large_type_2_c2198a5d659bbc41dbdc71dcdfeea6a7.png?width=1200)
お気持ち表明場
これまで散々キンドンに対する重すぎる想いを一方的に語ってきたわけですが、そんな私は今回のキンドンの情報を見て一体どのような反応を見せたでしょーか?
正解は……
『「え!なんで!?」ってクソでけぇ声を出して仰天した』でしたー!
まぁビックリしたよね。思いもよらぬ二本立て、脚本家も違う。正直1~2日ぐらい本気で落ち込んだもん。これで最後なの……?って。
まぁでも3日目にはちょっと復活しました。何故ならこの形は自分が一番嘆き悲しむ形では無かったからです。もしもキンドンが『キングオージャーVSドンブラだけで1時間。脚本家は井上先生では無い』と言う形だったら、今もしっかり落ち込んでた。それは例年同様のちゃんとした形だから。
でも今回はキンドンにキョウリュウジャーが混ざっているじゃないですか。二本立てで1時間なんでしょ。キンドンとキンリュウだとすると、ドンブラにかけられる時間って単純計算で15分ぐらいになるわけで。そう考えるとさ……流石にあり得なくないです??
だってドンブラって個人の好き嫌いを置いておくにしても、戦隊において大きな功績を残している戦隊じゃないですか。戦隊自体が終わるかも知れないっていう危機的過ぎる状況に対して、圧倒的な存在感を持って次の戦隊にバトンを繋いでくれた訳ですから。
正直関係者の方々もちょっと怖かったと思うんですよね。表に出てる演者の方々は特にね。ドンブラって別に『これで戦隊は最後です!』って銘打たれた作品でもないからさ、もしもドンブラで戦隊の歴史が終わってしまった場合、これからも世に出て行くの演者さんたちに「戦隊を終わらせてしまった人」という烙印が押される可能性があったってことでしょ。
これは演者さん達がどうこうって話じゃ無くて、単にそういう風に見られる可能性があるって事ですね。あんまり知らない人から見たらね。これって結構マイナスイメージになっちゃうと思うんですよ、これからの俳優人生を長い目で見た場合。それをみんながみんな自覚していたかどうかはともかくとして、なかなかリスキーな作品だったんじゃないかなって。だからこそスタッフさん達も気合い入ってたんだと思うんですが。
……なんかこう、ドンブラのキャストの人たちって好きになっちゃうじゃん?
画面越しに見てるだけの視聴者が好きになるって事は、近くで接してきたスタッフさんたちはもっと好きだと思うんですよね。勿論仕事として良い作品を作るのを使命にするのは当然だと思うんですけど、それとは別に、ドンブラを良い作品にするってことは、演者さん達を良くないレッテルから救うことにも繋がる訳で。ドンブラの特殊性と熱量って、こういう所も結構影響したんじゃないかなって勝手に思ってます。APさんがSNSで演者さんたちを好きになって貰おうとしてたのは、こういう一面もあったのかもしれないなって。もしもドンブラがこけて戦隊が終わってしまったとしても、視聴者が演者さんたちを好きになってくれたら、その人達が演者さんたちのこれから先の人生も応援してくれるから。
私がドンブラをこんなに好きでいれたのって、脚本や演者さんたちの魅力は勿論、裏方の方達がドンブラザーズそのものや演者さんたちを好きなことが滲んで伝わってきたからもあるんじゃないかなってちょっと思ってます。なんかさ、ドンブラ見てると嬉しくなるんですよね。抜群の面白さもあるけど、それとは別に、なんかわからんけど見てて嬉しくなっちゃう。みんなドンブラザーズのこと好きなんだなってわかるから。
えー話が若干ずれてしまいましたが、何が言いたいかって戦隊に対して多大な功績を残したドンブラに対して、今回の映画の在り方はちょっとあり得ないんじゃねぇのって話ですね。そんで、この在り方をドンブラに関わってきていた偉い方々がすんなり納得するとも思えない。
なので個人的には、ドンブラに関してもう一個何かがあるんじゃないかと勘ぐってます。
現行がキングさんだから、ドンブラは添えるだけにしているんじゃないかなって。ドンブラはだって、まともにやるとこう……ね?色んな意味で異質じゃない。
駅伝に例えると、ドンブラのポジションって山の神だと思うんですよ。山道でこそ真価を発揮するタイプ。てか別にドンブラも山を登るつもりはなかったんだろうけど、地面が隆起してきちゃったからしょうがないよね。で、その山を登らなきゃ終わりかも知れないから、戦隊大学の威信を賭けて持てる力全部つかって山を登らせよう!みたいな。そんな気概を感じましたよね。戦隊大学、ほぼ1年生だけで山登ろうとしてたからね。とんでもない賭けよね。雉野は年齢的に4年生枠だろうけど。
それでキングさんはおそらく山ではないじゃないですか。でもこれ、どっちがいいとかもないんですよね。だって駅伝で平地走ってるからどうのこうのとかないじゃない。駅伝の目的はさ、みんなが全力で走って次に繋げることだから。みんながみんな、それぞれの道を全力走って次の走者にバトンを繋げる。走者によってそれぞれ持ち味があるの駅伝のいいところで、それは戦隊も一緒だと思うんですよ。
そう。それぞれの良さがあるんだけど、ただ……キンドンってなると混ざってしまうじゃない。どうしても。山が。だからこう、今回は意図的に薄めたんだと思ってます。ドンブラ成分を。濃いから。
ボクシングで戦おうっつってもさ、ドンモモって高笑いでバックドロップかましてきそうじゃない。まぁイメージだとそうってだけで、実際ドンモモはルールを守ると思うんですけども。意外とね。トリッキーな動きはすると思うけど。ノーガードで突っ込んできたり、変則的なタイミングでパンチ売ってきたり。でもローブローもしないし、足も踏まないし、もちろんバックドロップもしない。案外ちゃんとルールを守って戦うんだけど、コーナーに帰ったときにセコンド達とぎゃーぎゃー言ってそうではある。対戦相手より味方陣営と喧嘩してるから、相手陣営が「なにやってんだ……?」って戸惑うっていうね。
そんなこんなで(?)、映画なのかTTFCでやるのかわかんないけど、ドンブラ単品でなにかやるんじゃないかなって。そうじゃないと納得できねぇもん。私が。こんな終わり方で納得できるかってんだ。こちとらずっと待ってたというのに。
ただGWまではキングさんがメインだから、そういう話はされないんじゃないかと思います。映画終わって3ヶ月以内かなー。それまでは私も絶望せずに待ってます。それまでに何の話もなかったら、その時は思いっきり嘆き悲しむ予定です。
もしもあるとしたら夏頃かな。マジで頼むから解き放ってくれよな、千羽の鷹をよぉ……!!
とりあえず今回の映画は観には行かないです。私はね。なにか機会があれば後日作品はみるかもしれませんが、まぁ、みんなの評価がどんなものか次第で、はい。現時点であんまり興味は無いかなって感じです。予告見たらまた何か変わるかも知れないけど。良くも悪くも。
一応絶望の準備もしときますが、本格的に絶望するにはまだちょっと早いかなーって心持ちです。いまのところ。