裏切り者が続出!?の黒剣デッキとは?
こんにちは、クルクルです。
先日、ソル杯に参加してきました。
久しぶりにしっかり紙をシバいたせいか少し熱が入ってしまっているので黒剣新規が控えているのに黒剣デッキの紹介記事を書きます。
独断と偏見込みの長め記事です。
黒剣の歴史
まずは黒剣の歴史をみていきましょう。
黒剣自体の歴史は古く名称だけならブースター2弾にて登場します。
その後は15弾でマルディシオンが「黒剣八魂」の一員として登場し、わずかながらサポートも出ます。
以降のマルディシオンも多くが「黒剣八魂」を名称に持ち、その他の「黒剣八魂」も登場します。
ここまでは「黒剣八魂」であり「黒剣」としてデッキになるのは34弾以降のことです。
テーマとしての「黒剣」と「反魂」の登場
34弾より「反魂」というキーワード能力を軸に据えた「黒剣」がテーマ化して登場します。
「黒剣」はそれまでの「黒剣八魂」と同様「ノスフェラトゥ」と「トーチャーズ」の2種族を持ったテーマで(後に一部例外が登場します)、これまでのそれぞれの種族のサポートを受けられる恩恵があります。
過去の「黒剣八魂」はもちろん「墓城」も一部は採用圏内です。
「反魂」は「黒剣」が相手ゼクスを破壊した時に誘発し、その破壊した相手ゼクスのコストを参照します。
破壊は戦闘or効果どちらでも誘発します。(もちろん「黒剣八魂」は「黒剣」になります。)
参照するコストはスクエアでのコストになるのと、コスト∞は参照できないのを注意しましょう。
例えば「黒剣」が相手のコスト6のゼクスを破壊したらトラッシュにあるコスト6以下の「反魂」を持つゼクスが全て誘発します。
あとで具体的な動きで解説しますが、その処理の都合上、大量の自動能力がスタックしますので処理順に気を付けましょう。
テキスト読んだ時点でお気づきかと思いますが、相手依存の能力な為なかなかの運ゲーを要求されます。
しかしそれが後の手厚いサポートカードに繋がります。
裏切りの発生
そして「黒剣」の登場と同時にマルディシオンの裏切りが発生します。
30弾までは全てのマルディシオンが「黒剣八魂」を持っていましたが、32弾ではアイコンのマルディシオンのみが「黒剣八魂」で、それ以外は黒剣名称を持ちません。
さらに「黒剣」の登場した34弾でのマルディシオンは全て「黒剣」名称を持たず以後「黒剣」との関わりを絶ちました。
「黒剣の裏切り者 マルディシオン」とか言うカードが出ても僕は不思議に思いません。まぁそれだと「黒剣」になってしまいますが。
この頃はネイも「墓城」を捨てており、「黒剣」に至ってはズィーガーが名称を持つ始末。
ゼクスは裏切りの連鎖となりました。(言い過ぎ)
「黒剣」カード解説
さてここからは主な「黒剣」や関連カードを紹介しつつ解説をします。
基本的に「反魂」持ち、「反魂」の誘発要員、トラッシュ肥やし等のサポート要員があります。
まずは34弾組から
アイコンの「黒剣」。
登場時のトラッシュ肥やしが強制なのが最初期組らしさを出してます。
殴った時にトラッシュの「反魂」持ちのコストを下げてくれます。
2ターン目に次に紹介するメネオと組み合わせると強いです。
低コストの「反魂」持ち。
手札から黒1払って捨てることで自身を含めて3枚トラッシュ肥やしができます。
1ターン目にメネオ効果を使い、2ターン目にリガンドでスタカ等を殴るとメネオのコストが下がって「反魂」が誘発し登場します。
2ターン目1点ムーブを狙えるお手軽出張コンボです。
手札消費はあるもののコストを問わない破壊ができるES。
IGで落ちて高コストのゼクスを破壊できると宇宙みれます。
目ぼしい相手ゼクスがいなくても手札の「反魂」持ちをトラッシュに送れるので空打ちすることも視野に入れます。
黒2と手札の「黒剣」2枚を切ってトラッシュから自力で出てくる「反魂」誘発要員。
しかしながら登場時の3コスト以下破壊では「反魂」はほぼ誘発せず、打点も一番倒したい6コスト以上を倒すには足りずで、かゆいところに手が届かない。
後に優秀な上位互換カードが出てしまう悲しみを背負っている。
手札からコスト軽減して出てくる「反魂」誘発要員。
手札の「黒剣」カードを多く要求するものの、最大1コストまで下がって出てくる10500はかなり優秀。
これで誘発される「反魂」の為のリソースも確保しやすくなります。
ESを除外することでのパンプもあり戦闘による「反魂」誘発要員としては最高峰。
優先して登場させたい「反魂」持ち。
先に言っておきますがこいつ以外の「反魂黒2」はゴミです。そう感じてしまうくらいには優秀なカード。
「反魂」で登場すると相手ゼクスの破壊、「黒剣」カード回収、3コスト以下の「黒剣」蘇生の3つから2つ選んで使用できます。
解決順も選べるので相手ゼクスを破壊して空いたスクエアに3コストを蘇生したりもできまし、回収も「カード」なので後で紹介するイベントも拾えます。
もちろんこの破壊効果でも「反魂」は誘発するので、相手の6コストを破壊→ルースプリヴァル登場→相手の7コスト破壊で、さらなる高コスト「反魂」を誘発することもできます。
少し遡ってP指定カード。
登場か回収された時に肥やしを行いながらハンデスか6コスト以下破壊。
「黒剣」は手札を増やしたい都合上、回収効果も多いので、かなり効果誘発させやすいです。
これを起点に「反魂」をしてもいいし、ハンデスをしてもいいしで状況に応じて柔軟に運用できる札。
ゼクスタで配られた「黒剣」。
ESで回収、殴った時にトラッシュ肥やしと落ちても引いても便利な1枚。
回収がゼクスのみなのが惜しいところ。
ここから35弾、2種類目のアイコン。
攻撃破壊したらトラッシュ肥やしとダメージ与えたら「黒剣」ゼクスを回収。
アジルスランバーと違って攻撃しただけでは肥やせないのが痛手。
35弾はイデアドライブが各プレイヤーに配られたので回収効果は相性が悪く発動しにくい環境でした。
メネオと同じコスト帯の「反魂」持ち。
「反魂黒2」で登場したら7500になれる。
いや弱い。「反魂」を誘発しやすい4コスだが黒2は重いし、打点上昇も正直微妙。せめてパンプを「黒剣」に振れたらまだ違う運用があったかもしれませんが…
シンプルなES、落ちたらチャージにいける。
ESデッキなどでも出張採用されるデッキ圧縮要員。
肥やし加速要員ですが、メインの非アイコン枠で積みたいカードが多いので私は採用してません。
「黒剣」の枚数を参照するカードが多くなってきたので価値は高まってますが、そもそもの「黒剣」の種類が増えてるのでなんとも言えないところ。
「黒剣」の象徴的なゼクス。高コスト帯の「反魂」持ち。
「反魂」で登場したら左右どちらか1列を選ばず破壊。
コストに対して「反魂黒1」は優秀で登場時効果も相手P横の「絶界」を突破できるスグレモノ。
ただし相手の7コス以上を破壊しないと「反魂」が誘発しないので少し補助が必要で、破壊効果も「反魂」で登場しないと使えません。
破壊効果はチャージを要求するので調子のってIGしすぎないように注意です。
お手軽に「絶界」付けてくる現環境では活躍の機会も多いです。
ちなみにドーブルに続く2体目の王で、「黒剣」は王が複数出てきます。たぶんストーリーの都合上なんでしょうが把握してないので知りません。
ここから36弾、中コスト高打点の「反魂」持ち。
やっぱり追加効果のない「反魂黒2」は重い、ロンペルから何を学んだんだろうか。「反魂」でしか登場できないのも痛い。
パワーが欲しいのは「反魂」先ではなく「反魂」誘発組なので、公式が「黒剣」をよく理解してなかった節がある。
3体目の「黒剣」アイコン。
トップ1枚落として落ちた「黒剣」のコスト以下を破壊。
相手コストというランダム要素に加え破壊コストもランダムで運ゲーに運ゲーを重ねるギャンブル狂向けの1枚。
効果破壊の範囲が広いせいかパワー査定厳しめ。
ヴォイドと勘違いされがち。
E27で登場したP指定の「黒剣」。
黒2と手札2枚切って蘇生でき、トラッシュの「黒剣」のコストを2下げる。
バラハラ指定の革命的なゼクス!
マルディシオン系の「黒剣」が採用できなくなりますが、トラッシュの「黒剣」コストが下がる効果は補って余りあるもの。
こいつを蘇生して相手の5コストを破壊すれば全ての「反魂」が誘発するのでグッと「黒剣」が登場させやすくなりました。
蘇生がギラールとほぼ同じ条件ですが、リソ制限がついた代わりに手札は「黒剣」ではなくてもよくなったのもGood。
ただし「トーチャーズ」を失っているのでデヴァステには非対応ですので気を付けましょう。
バラハラ指定なので同弾で登場した「見習い巫女 テオゴニアス」にシフトすればアークなどの11000にも対応できます。
ガナドルと同じく「クルーエルドラゴン」の「黒剣」。
高コスト「反魂」持ちで、攻撃で相手破壊したらリソースが1枚リブート。
実質的にタダ出しできるのは強いですが、破壊対象がいなかったりコンバットトリックで破壊できなかったりがままあるので注意が必要な1枚。
ガナドル同様にデヴァステ非対応なのにも注意。
37弾での唯一の追加。スタカ。
ターン終了時に「反魂」使ってたら「黒剣」を回収と黒1と自身切って相手7コスト以下を破壊。
手札を消費しがちな「黒剣」では回収は欲しい効果ですが、ターン終了時なうえに「反魂」を使用しないといけない点で遅いです。
破壊効果は戦闘を介さずコストも低いので有用ですが、一回こっきりなのでちょっと微妙。
後で紹介するスケルタルニンジャが優秀なので採用は厳しめ。
38弾での唯一の追加のシフト。
5コス以上の「黒剣」に乗れてシフト時に「黒剣」1枚切って相手5コスト以上を破壊。
「黒剣」はコスト下がる「反魂」誘発組がいますが、それらがスクエアでは元コストに戻るので乗る対象はけっこう豊富。
戦闘を介さず高コスト組の「反魂」を誘発できるのは優秀で、相手に起動やイベントなどの行動を取らせない反面、破壊したい対象に「絶界」がついてる場合も多い現環境では採用枚数に注意が必要。
スタカと違ってEXなので事前に除去られたりしないのも強み。
また出た王様、39弾での唯一の追加。
5コストの「反魂」持ち。ES効果でもう1枚落として落ちたのが「黒剣」なら1ドロー。
「反魂」付きな上にトラッシュも肥やせて手札まで増やせる!
「黒剣」に必要なことがほぼ詰まってる1枚。
ドローはデッキを「黒剣」に寄せないと不発になりがちなので注意。
「黒剣」の王様はなんか優秀です。
E31弾で追加されたイベント。
リソ条件を満たすと相手ゼクスのコストを+2しパワーを-1500する。
さらに「黒剣」が6コスト以上を倒したら自壊させて追撃を蘇生できるトラッシュ能力付き。
ガナドルに続きこれも革命的なカード!
相手が低コストなら上げてやればいいじゃない。そんな考えを0コストで実現してくれるにくいやつ!
防御力の低い「黒剣」の中で相手ターンにも打てるパワーマイナスは便利の一言。
相手PSに4コスト以上がいればこいつを使ってコスト上げてトラッシュ能力で面を空けつつ追撃なんて動きもできます。
低パワーゼクスに打ってパワーマイナスだけで破壊してしまった場合は「反魂」は誘発しないので注意しましょう。
再度の裏切り発生
アーク環境になりアヴァンツがプレイヤーEXとして登場しました。
関連してスタリソと新規アヴァンツが登場しましたが、なんと「黒剣」名称を失っておりました!
またも裏切り発生です!
黒系の汎用プレイヤーEX、「ノスフェラトゥ」か「トーチャーズ」にパワー+2000。
こいつは採用できる。
ガナドルやルースプリヴァルにパワー+2000してアークなどの11000を殴り切ることができるようになります。
相手ターン終了時までなのも嬉しい。
でもこのケツはいらないです、はい。
「黒剣」は「黒剣兵法・兵貴殺戮」がリソースの「黒剣」枚数を要求するので「黒剣」を持たないスタリソは採用しづらいです。
6リソ時点で出したい5コスト以下の「黒剣」がいないのも難点。
じゃあ↓のカードが出したいかと言うと…
効果自体はトラッシュ肥やしに回収、自壊もできる破壊と優秀ですが、「黒剣」ではないので「反魂」が誘発しないアンチシナジー。
6リソ時点でゲームセットになってることが多い現環境ではこいつに割くリソースはありません。
このアヴァンツの裏切りは当時けっこうショックでした。
「黒剣」だったらもっと色んなことができたろうに…
ここから44弾、「黒剣」のライフリカバリー。
登場時に肥やしとトラッシュに「黒剣」があれば1ドロー。
トラッシュ能力で「黒剣」がダメージを与えるとスクエアの5コスト以下破壊。
めちゃくちゃ優秀なライフが出ました。それまでの「黒剣」のライフはレルムレイザーなどの強力な肥やし札を取ったりしていましたが、それに取って代わるライフです。
アスパーダと違って落としたカードが「黒剣」でなくてもドローできるのは素晴らしい。
トラッシュ能力も「スクエア」なのでライフから出てきた相手PSのゼクスを破壊できて追撃が可能。
自壊して面開けもできるので追撃のパターンが増えます。
「寿司が熱い」と覚えましょう。
コスト軽減付きの「反魂」持ち。
「黒剣」の能力で登場したらピーピングハンデス。
パワーこそ低めなものの序盤でも1〜2コスト軽減され、黒デッキが相手ならすぐに1コストになるので「反魂」で登場させやすいです。
ハンデス効果も相手の手札を覗けるのでめちゃくちゃ強力。アーク等のキーカードや「約束」イベント、ラスダン等の迎撃イベントもケアできます。
ピーピングハンデスは「反魂」だけでなく「黒剣」能力で登場しても誘発するので、ルースプリヴァルや次に紹介するカードでも登場させたい1枚。
お前裏切ったんじゃなかったのかー!
手札を3枚まで切って最小2コストになれる「反魂」誘発要員。プレイ登場時に自分の4コスト以下蘇生と相手のゼクス蘇生。
面を増やせるだけでなく「反魂」誘発の為の相手ゼクスまで用意してくれます。ただし登場時効果なども誘発してしまいますので対象は慎重に選びましょう。
先日の大会でエンジュやアラネ相手に「iDA, Make your wish come true.」を蘇生したら苦い顔されました。
自分の蘇生対象もこれまでと違って「黒剣」でなくてもいいので混ぜものしやすいですね。
8面埋められてる時に出すともったいない感凄いです。
ここから47弾、懐かしい野球選手のような不良高校みたいな名前。
またまた王様登場!「黒剣」はキングオージャーだったのでしょうか?
登場時に自分と相手両方のデッキを2枚落として「黒剣」回収。
トラッシュ能力で自ターンのみの能力登場を破壊。
相手のデッキも削れるのでルンジミランツァとの相性◎。
能力登場破壊は自ターンのみですが、先の「黒剣王 破竹のアヴァンツ」で出した相手ゼクスを破壊して「反魂」誘発できたり、「約束」イベントで出てきたパニッシャーをどけたり活躍の場面はそこそこあります。
劣勢時に活躍する「反魂」誘発要員。手札とトラッシュで「黒剣」枚数参照してコストが下がり、相手の6コス以上がいればトラッシュからもプレイできます。単騎だと+4000して、バトル時に起動封じ。
8面埋められてる状況が多々ある現代ゼクスではけっこう優秀な返し札。単騎なら13000まで殴れる上に起動を封じるので安定感があります。
「黒剣」はすぐにトラッシュ肥えますし、最近のカードにありがちなリソ枚数等の制限もなく最大1リソ消費でスタートできるのも高評価。
コスト軽減の参照枚数にはトラッシュの自身も含まれるのでちゃんと数えましょう。
PSに立たせておけば相手の動き次第では単騎になってパワー上がることもあるので、条件付きとはいえ相手ターン中にデカいゼクスを立てられるようになったのは感慨深い。
王から皇になったアヴァンツ。
「黒剣」が6コスト以上を破壊したターンに1リソで破天降臨でき、登場時に自身ゼクス破壊してトラッシュの相手ゼクスを蘇生し2リソ起こします。
え?いいの?こんなカードもらっちゃって?
追撃の為の面開け、「反魂」用の対象にリソースと全部用意してくれるトンデモないやつ。
登場ターン1制限もないので7リソ時点でうまく回せば破天とEX権で4リソ起きる黒ではなかなかない動きができます。
今後追加される初のゲートカード。
「黒剣」が相手ゼクス破壊したら肥やし、トラッシュに「黒剣」10枚あれば自身を登場。
まさかのゲートカード!
誘発条件は相手ゼクス破壊とやや相手依存ですが、肥やし速度がかなり上がりそうなうえに自身登場も付いてるかなり便利そうな1枚。
登場効果を使ってしまうと再度デュナミスに置くのは困難なので実質ゲーム中一回の効果ですね。
そしてなによりゲームスタート時に「ノスフェラトゥ」「トーチャーズ」レベル1あるのは凄い!
後に紹介するマリメナなどがかなり緩い状態で使えるようになります。
相性の良いカード
言わずと知れた「トーチャーズ」の熊。
「黒剣」は「トーチャーズ」を含むので当然デヴァステートとは相性◎です。
登場スクエアが限られるのでそのまま追撃とはいきませんが、攻撃の終わった相手PS周りの自分ゼクスを破壊して登場させ、ディンギル等の素材にすると前に出れます。
ガナドルとアチャは「トーチャーズ」を含まないので注意。
ノスフェラトゥで一生強いスタカ。
自分の「ノスフェラトゥ」が登場したらトラッシュ肥やし、トラッシュからの登場だったら5コスト以下破壊のオマケつき。
「ノスフェラトゥ」デッキを使う限りずっとお世話になる気がするカード。ターン1制限もないので展開した分だけトラッシュ肥やしができます。
また「反魂」はトラッシュからの登場なので5コスト以下破壊が発動します。
破竹アヴァンツなどで登場させた相手ゼクスもついでに破壊したりと色々役に立ちます。
トラッシュ肥やしも5コスト以下破壊も任意なのでデッキが薄い時には発動しない選択肢が取れます。
効果は自ターンのみなのは注意。
「ノスフェラトゥ」のヴォイド。
登場時に肥やしと条件満たしていれば回収。
肥やし枚数は1枚と頼りなさげですが、トラッシュに「ノスフェラトゥ」7枚以上いれば回収効果も付きます。
ただし、回収効果は条件満たしていれば強制なので処理ミスに気をつけましょう。
黒の汎用的なスタカ。
チャージを稼ぐ効果と特定コスト帯を破壊して自分ゼクスだったらドローできる。
面開けに便利な1枚。スケルタルニンジャと競合しますが、ゲートカードがきてトラッシュ肥やしは十分になりつつあるので上振れ用に採用したいカード。
ウェイカーオープンしてトラッシュ肥やし。トラッシュ13枚以上あれば登場。
ウェイカー環境触ってた人には説明不要かと思います。
1リソ起きてればスッと出てきて1点ゲームエンドになったことがなんどあったことか。
しかしながら1リソ余ることもあまり無い現代では採用するかは微妙になりつつあります。
トラッシュが20枚以上あれば1コストで自己蘇生して"接死"を付与。
超高打点対策札、お気に入りのカード。
低コストの「黒剣」でも効果付与して殴れば「反魂」誘発できるようになります。
こいつはなんかもう書く必要ない気がするので割愛。
ステイシー系
ステイシーシリーズの中でも相性良さげなカードを一挙に紹介。
ステイシーは「ノスフェラトゥ」を共有し、総じてトラッシュ肥やしが得意で、一部はリソースにも触れられるのでリソに入ってしまった重要札を落としたり色々と調整できます。
色と種族条件の兼ね合いからリリアンのスタカを採用するのが丸いのでリソの「黒剣」枚数には注意です。
緑のスタカを採用してルリで踏み潰せば今では珍しい先2リソブができます。
SSD系
「SSD」は「黒剣」と「トーチャーズ」を共有していて、デヴァステの対象にもなれます。
が「黒剣」ギミックとは必要枚数の関係で採用は厳しめ。
一応オキテが肥やしだけでも強いのでお試しで回してみましょう。
ゲロ吐きます。
マリメナ
ゲートカードの出現でかなり採用できそうになったマリメナ。
どちらも「ノスフェラトゥ」レベルを要求しますが、ゲートカードのお陰でゲームスタート時からレベル1達成してるので特に下準備がいらないのがいい(寵愛マリメナはノスフェラウェイカー採用する必要ありますが)。
肥やしの枚数が凄いので先2で投げて次のターンからの動きに繋げたいですね。
ES系
ESに関しては説明不要な部分もありますが、一部抜粋して紹介。
ヒンデンブルク、レンジ2、強い、以上。
オーラヒュドラ、黒宣言すればほぼ手札が増える。初期の「黒剣」ではありがたかった。
マットハッター、手札の不要札を捨てれます。饗宴マルディシオンも誘発できる。
スケルタルニンジャ、肥やし加速。
ゾンネ系
ゾンネ系は「纏」をプレイヤーに採用する必要があります。
ゾンネは久しぶりに新カードが追加されたばかりで強めの札が多く、アイコン群が採用できそうです。
特にレンジ2付く可能性あるのはデカいです。
異海・武装系
正直シナジーはあんまりですが、一応紹介。
フィーユが1コストで出てこれるから追撃としても活用できて良い。
クロスボウで手札とトラッシュ増えるの偉い。
トラッシュがすぐに貯まるのでデュアルハチェットの除去が強い。
BOSSも低コスト高打点に妨害ついて強い。
しかし総じて種族的な恩恵が受けられず回収などができないので、枚数割いた割には強くないなんてことが多いです。
EX系
EXデッキは色々な選択肢がありますが、便利そうなところだけ紹介。
リャナンシーは「ノスフェラト」2枚で出せるディンギル。肥やし枚数が多く破壊効果も使えますが、現代ゼクスでは速度不足感があります。
ルシファーとアゲハは3ターン目で「反魂」できない場合にトラッシュ肥やしやリソースの調整を行ないます。
スタカを能動的に破壊できるのもGood。
セレアノはデヴァステで開けた面に出して追加で2点もぎ取ったり、饗宴マルディシオンでのハンデスやハンデスが十分ならオロンド博士でさらに1点取りにいったり便利です。しかしながら「黒剣」は純構築に寄せると蘇生したい対象があまりいないので活躍させるならアイディアが必要です。
デッキ紹介
さて上記が先日ソル杯で使用したデッキになりす。
これをベースにして具体的な動きや、ややこしそうな処理を解説します。
コンセプトとしてはマルディシオンを採用しハンデスに寄せることでライフを詰め切れなかった場合でも相手の反抗手段を削れるようにします。
またルンジミランツァでピーピングハンデスすることでバトル中の反撃もケアします。
反魂の処理
「反魂」が誘発した場合の処理がやや複雑なので処理方法を解説します。
仮に上記デッキでトラッシュ肥えており、スケルタルニンジャがチャージある状態で相手の7コストゼクスを破壊して「反魂」が誘発したとします。
この時にトラッシュにある「反魂」は全て誘発してスタックしていますので解決順を選んでいきます。
まずは登場させたいゼクスの「反魂」コストを払います。恐らくルースプリヴァルですので2リソ払います。
ルースプリヴァル登場時点でルースプリヴァル自身の登場時効果、スケルタルニンジャの誘発した自動効果、その他トラッシュ「反魂」の3種がスタックした状態になります。
ここで解決順を選びますが、例えばルースプリヴァル→ニンジャ→他「反魂」と解決したとします。この時ニンジャ効果でトラッシュに追加されたカードは「反魂」が誘発していないのでキチンと区別するようにしましょう。
またルースプリヴァルの破壊効果でも「反魂」は誘発しますので盤面と解決順次第ではニンジャ効果で落とした「反魂」も誘発させることができます。
トラッシュの内容と落ちたタイミングは把握できるようにしましょう。
またニンジャ効果は複数回誘発しますのでルースプリヴァルを2体出して3コスト以下登場を2回解決すれば4枚のトラッシ肥やしと5コスト以下4体破壊ができます。どちらも任意効果なので使用する回数はキチンと宣言しましょう。
各ターンの動き
「黒剣」は序盤は簡単な動きです。
そうトラッシュ肥やしです。
1ターン目
3コスト投げて出来れば攻撃してトラッシュ肥やします。
2ターン目
IGして1ターン目とほぼ同じです。
3ターン目
ここでトラッシュが肥えていれば動くことも可能です。相手ゼクスのコストとトラッシュの内容を確認して「反魂」が狙えそうなら動きます。
破竹アヴァンツやガナドルからシフトなども使って「反魂」を誘発させましょう。
動けそうになければスタカと低コスト帯でアゲハかルシファーを作って次ターンに備えましょう。
返しが死にやすいターンでもあるのでアセンションプレイも良いでしょう。
4ターン目
ここからガッツリ動きます。動けない場合は死です。
破竹アヴァンツやサルターからスタートして「反魂」を誘発し、ハンデス含めながら相手をボコボコにしましょう。
理論値的な動き
たぶん最大値になるだろう動きを書きます。
例えばこんな盤面
自分が6リソ時点としてトラッシュがしっかり肥えてるとします。
また相手のトラッシュも10枚くらいあるとします。(ルンジミランツァのコスト軽減のため)
IGで相手の6コストをグリエタで破壊
「反魂」が誘発するので2リソでルースプリヴァルを蘇生し効果で悪逆マルディシオン登場と兵法回収、悪逆マルディ効果でハンデス
ルースプリヴァルでPS攻撃、攻撃時に兵法を使用
6コスト以上破壊したので兵法のトラッシュ効果でルース破壊ルンジミランツァ蘇生
ルンジミランツァ効果でピーピングハンデス、悪逆マルディとルンジミランツァで攻撃して2ダメ、1リソ破天アヴァンツ登場、アヴァンツ効果でルンジ破壊相手高コストゼクス蘇生、2リソ起き、デストラーデで相手高コストゼクスを破壊
「反魂」誘発したのめ3リソでルンジミランツァ2体とアスパーダを蘇生ピーピングハンデス2枚、2リソでルースプリヴァル蘇生、ルースプリヴァル効果で悪逆マルディ蘇生と饗宴マルディシオン回収してハンデス2枚
破天とルンジで2ダメ、デヴァステでPS周り破壊
ルンジとアスパーダと悪逆マルディでセレアノ、セレアノ効果でオロンド博士蘇生、セレアノとオロンド博士で2ダメ、エンドでオロンド博士効果で1ダメ
これでPS7パン、6ハンデス、エンド1ダメージ
大会はチーム戦の都合でオロンド博士は採用しませんでしたが、ピン刺しでもたぶんトラッシュに落ちて仕事してくれます。
途中でライフから生き物でたらスシアチサーレ効果で破壊します。
このスシアチサーレのトラッシュ効果は自壊にも使えますので最初の方の悪逆マルディシオンを破壊すれば最後に残っているルースプリヴァルも前に出れます。(怪盗団スタカ採用しても似たようなことできますね。)
もう少しなにかある気がしますが、僕の限界はこんなとこです。
これ使えよ!とかありましたらコメント頂けると嬉しいです。
最後に
色々書きすぎてめちゃくちゃ長くなってしまいました。
お付き合い頂きありがとうございます。
まだこれから(たぶんバラハラの)新規が控えているのが恐ろしい!
そんな黒剣を皆も握ってみよう!