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すっかりオンライン社会の今

『オンライン×2!!』って皆言うけど…

今年に入ってからすっかりオンラインが主流となってますね。
仕事は自宅にPCとネット環境が備わっていればリモートワーク。
Zoomアプリを利用して、Webカメラ越しに皆の顔を拝見して会議したり時にランチ。
教育(特に大学は未だオンラインのみが多数)においてもリモート授業。
そして息抜きにはPCの前でビールやらチューハイの缶を片手にZoom呑み。

まぁ今年に入ってからコロナが世界で猛威を振るっている現状においては止む無し。それにコロナ抜きでもオンラインは非常にありがたい技術なのは事実。リモートワークになったおかげでウザい満員列車をはじめ、通勤のストレスからはおさらば。それにプライベートで遠くの友人や恋人に会いたい時でもオンラインならPC(スマホ)さえあれば、時間や場所の制限に囚われずに互いの顔を見ながら会話が出来る。

しかしオンラインだって完璧ではない。いやオンラインに限らず現実には完璧なモノなど存在しないのが事実だと思いますけどね…
例えば地震や台風など災害が起きて、地域の通信・電気のインフラに破損が生じてしまい、今ではすっかり命綱と言っても過言じゃないオンラインが利用出来なくなる事態だって考えられますし。
もし大規模災害など起きたら、ネットどころか水道など命を支えるインフラも当然ヤバいけど…他にも避難所の3密回避策など問題は多数発生するのは確実。
(そりゃ今の技術者達は災害等のリスクに関しては対策しているとは思いますけどね…)

『オンライン〇、リアル×』な今の時代

すっかりリアルで直接人と会ったり、握手など触れ合う自由が失われつつある今の時代。
そんな時代の理不尽が許せないからこそ、人は努力して想像力と技術力を駆使してオンライン環境をはじめ、様々なテクノロジーや文化を発展させてきた。
それはコロナに限らず、今までの歴史上の出来事においても言える事かもしれません。

先にも述べた通り、「リアルで会えないならオンラインで♪」って事でZoom呑みやらマッチングアプリが全盛奮ってる今。
とはいえオンラインで互いに顔見せて会話するという事を続けている内に、「コロナで大変だけど、ちょっと位ならリアルで会ってもいいのでは」という欲が徐々に強まりはしないのだろうか?
そんな欲が強まってくると、Zoom呑みをやる度に『会いたい人にリアルで直接会えない』っていう現実を突きつけられる感じがして、余計に辛い心境に陥るケースも考えられますしね。

ならばマスク等の予防対策をきっちりして、相手に触れず距離を置いて会うなら良い」
それは間違ってない。でも色々互いに制限を設けながら会うってのは仕方ないとはいえキツいよな。
「だったら今の世界がマシになるまではオンラインのみでも良いのでは」って思いたくなるのも無理はない。

余談だけど俺はあのZoomの分割画面に対する苦手意識が未だに消えません。Zoom利用している当人達はそうでもないかもだけど、傍から見ると人が”ブラウザ”という名の檻に閉じ込められている様に見えてしまうというか…
サシでの対面構図ならともかく、Zoom呑みで多数の分割画面になると、そんなネガティブなイメージが浮かんでしまいます…

『オンラインでの繋がり』と『孤独』

オンラインで繋がる事自体はとても良い事だと思う。
でもニュースで某緑のオバさんや政府が「人との接触をさけましょう」という言い分の元に、ソーシャルディスタンスをはじめとした”新しい生活様式”を主張するのと同時に『人との繋がりを大切にしよう』と主張する構図に対しては何故か違和感を感じてしまう。

そりゃ人は1人では生きていけない。今もこうしてnoteで記事書いたり、食べ物や飲み物を口に出来て、あったかい寝床があるのは多くの人の仕事によって成立している故。

だけど『オンラインで繋がろう』という主張は多数あるのに、一人で過ごす事を推し進める主張は少ない気がする。
(食事や買い物等のマナーにおいては「極力複数人ではなく一人で」なんてのはよく聞くけど…)
寧ろ『コロナの時代になってしまったからこそ、あえて極力一人になってみよう』という主張がもっと多くても良いと思う。
メディアであれだけ「人との接触を避けましょう」って言ってる位だしねぇ…
繋がり維持と同時に『極力独りで生きていく事』への耐性を強化するのも人との接触をさけていく時代を生きる上では有効なんじゃないかな~って思う。
そりゃ何十年も孤独に生きるってのはキツすぎるし、まず無理でしょう。でも敢えて一匹狼になる生き方も格好良いと思います。
己の限界まで孤独に身を投じてみれば、その先に見えてくるものもあるかもしれませんし。読書・ブログ作成・ゲーム・釣り・料理…一人でも楽しめる過ごし方ってのは色々あるのも事実。
(本気で検索すればもっと見つかるかも)

どうしても孤独に耐えられなくなったら、SNS等で大切な人と連絡を取ればいい。その際、あまりやりすぎない様に注意するという前提で。
いずれにせよ『孤独を受け入れて、その孤独な時間をフルに楽しむ』という生き方はこれから先肯定されていくかも。

寧ろ独りで生きていく期間が長くなる分、考え事や調べ事をする事が多くなりその分思考も深まり、自立心も向上する。
何より【人との繋がり】をより尊いものだと実感する様になるかと思います。

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