星々と木々 ―ゲーテ・シュタイナー科学への道
ゲーテ・シュタイナーの自然観察は、自然界の奇蹟への理解を深めることのできる癒しの情報が詰まっています。
クプクプのセレクトショップからも購入いただけます。
美しい植物たちが示す惑星とのつながり、生命の現れを感じることのできる魅力的な1冊です。
痛くない未来のワクチン「フェレール」で使われている正多面体5個の木が紹介されています。
目次
金星と白樺
火星とオーク
水星と楡
木星と楓
月と桜
土星とブナ
太陽とトネリコ
「植物が太陽の影響のもとにあるのは言うまでもないことですが、個々の植物がそれぞれ独自の特性を持つには、惑星の作用が不可欠なのです。通常の自然科学においては、それぞれの種がそれぞれの特性をもつのは、遺伝による、つまりDNAの働きによるとされています。確かに生命の地上的な流れにおいては遺伝の力が必要とされているでしょうが、絵を描くにはキャンパスと絵具が欠かせないように、それは必要条件にすぎません。どのような絵が描かれるかは、絵の書き手の考えが決定的です。遺伝子を自由に操りながら、それぞれの特性を実現していくには、描き手にあたる存在が必要です。それが惑星の作用なのです。」(あとがきにかえてP87より)
↑2018年7月福島鏡石で行われた「マグノリア・アグリ・キャンパス」の「秘儀としての農業が私を救う」で初めて丹羽先生の講義を受けました。数学者でもあられ、ドイツ・英国で人智学を学ばれてきた丹羽先生の穏やかで聡明で、深い愛と思いやりを感じる内容に感動しました。
秘儀とは、意地悪で隠されているわけではなく、自ら努力して、見に行かなくてはならなず、それが結局は「わたしを救うことになり、物質を救うことにつながる」とお話くださいました。
古代は自然界とのつながりがとても大事で、7つのリベラル・アート(芸術)を通して、自分の内に、キリストが存在していることに気が付く学びを深めていたそうです。
1.文法(月)
2.対話術(水星)
3.修辞学(金星)
4.音楽(太陽)
5.数学(火星)
6.幾何学(木星)
7.天文学(土星)
何という美しい学びでしょう。
こういう教育受けたかったと思う大人は多いはず。
私も例外なくその一人です。
美しい学びは、大人になってからでもワクワクしますネ。
気になる方はどうぞクプクプにて手に取ってご覧ください★