【多面体からみるウィルスの働き】 マグノリア・アグリ・キャンパス2020秋レポート
肉眼で見たり、直接触ることのできないウィルスの世界。と思っていたら、電子顕微鏡のお陰で、こんなに美しいガラスアートでウィルスの世界を表現しているアーティストもいらっしゃいます。
病原菌やウイルスをガラスで再現した美しいオブジェ「Glass Microbiology」さんより。「SARSウイルス」のガラスアート。透明感と清涼感が美しいですね。左は、Covid19に似ていますね。さすが同じグループ。↓
「エンテロウイルス71」のガラスアート。
美しい正20面体に、にょろにょろした何かがまとわりついています。
清流で洗い流してあげたら、美しい正20面体になるのかな?↓
このようなウィルスたちの世界と、多面体の世界が結びつくどう考えても不思議な合宿が福島にて開催されました。
秋田県の白神山地の美しい大地で育った木々「ニレ、白樺、ナラ、カエデ、ブナ」でつくられた正多面体の美しいウッドキューブ↓
手作りのこれら正多面体は、未来のワクチンになるかもしれません。
痛くない注射ではない方法で免疫を高めていく方法を探究し続けてゆけば、また違う世界が存在しているのかも!
マグノリア・アグリ・キャンパスで開催された講座内容の紹介です。
●山本忍先生「ウィルス・多面体・人体の小宇宙」 12 の要点】
著者本「クプとギプと上手にかぜをひく子1 ~痛くない未来の注射~ (マグノリア文庫)」を多面体からひも解く講座
1. 感染とは何か? ☽
2. 光と闇・中庸 ♄ ☽ → ♀
3. ウィルスは、全体で何をしているか? ☿
4. 細菌の役割と地中微生物 BD 農業 ☉ ☽
5. 形と動き 神殿建築 ♂ ♃ ♄
6. 多面体・人体小宇宙 医学 ☿
7. 生物と非生物 物質とは何か ♄
8. マグノリアの本質 ☉ ☽
9. 未来ワクチンの役割 ♀ ♂
10. 秘儀の現代的復活(クプギプ本第 2 巻) ♃
11. 『ライオンのおやつ』(小川糸著)<ポプラ社>**に現れる多面体
●小野満麿先生による「2020 年~5重回転対称性の空間へ」5重回転対称性多面体の制作も行いました。
下記(a) (b) (c)のうち2~3つを制作。
あなたは何を作りたいですか?
(a)小星形 12 面体
(b)5芒星 12 面体
(c)2重の正 20 面体
多面体づくりをこよなく愛するこの道30年以上の小野満麿さん、鈴木寿美子さんは、今回も多面体の無限の可能性と実際のワークをサポートしてくれました。
マグノリア・アグリ・キャンパスでは人間と農業の関連を学ぶだけではなく、ウィルスへの理解をも深めることができました。
原子核、ウィルス、人間、地球の大きさを比べると、その対比倍率はほぼ同じであること
ウィルスを目に見えるサイズにしてみると、こんなに美しい幾何学模様が確認できることなど、ウィルスについて一般的に知られているのとはまた違う理解を深めました。
大人たちが、小さな目に見えない存在への敬意と真心を込めてつくった綿棒多面体で本授業は終了。
童心に戻り、心底笑えるという物凄い治療効果がありました。
マグノリア農園の橋本京子さん、キャンパス校長の橋本文男さん親子の指導の元、秋の大地の処方箋プレパラートづくりと散布も行いました。
11月秋の夕暮れ時の福島はだいぶ寒いので、源泉かけ流しの宿であたたまり、そしてまたひんやり空気の中でバーベキューという、究極のご褒美タイム。
多面体をこよなく愛する小野満麿さんの奥深すぎるブログや本はこちらから取り寄せることが出来ます↓
木の多面体ウッドキューブは、クプクプにてお取扱いしています。
マグノリアの活動はこちらからどうぞ。
2019年、そば処なかしまさんで、初めて麿さんと寿美子さんの綿棒多面体に参加して浮かれる様子↓参加者皆様の手を借りてようやく出来上がった多面体を囲み浮かれるわたしたちと、それを優しく見守りながら盛り上がってくれる満麿さん山本忍先生と。
そんな出会いから、今回のキャンパスに発展!
カリキュラムがありそうでないユニークな3年間限定のマグノリア・アグリ・キャンパス。
今回は、目に見えない小さな存在たちへ、新たな視点を育む貴重な学びの時間を頂きました。
リクエストが多ければ開催できますので、気軽にお声がけくださいね。