人生で初めて振られました…振り返って思うこと-彼氏といえども所詮は他人である-
今年ももう終わりに近づく12月ですが、
今年に入ってお付き合いしていた方とお別れしました。
振られた、、と言った方が正しいだろう。
1人でいて誰にも話さないでいると、壊れてしまいそうで、彼は自分の何が嫌だったのか、きっと
あそこも、ここも嫌だったのか、いつから違和感を感じていたのか、なぜ自分は気づかなかったのか、など延々に悶々としてしまい、親しい仲の人に話すことで一時的ではあるけれど落ち着けた部分があるのでやはり自分は回復のためにもアウトプットをする必要があるのだと思い、今回も書いてみようと思います。
突然のLINE
翌日からまた一週間が始まる前日の日曜の夜、いきなり「突然で申し訳ないんだけど…」という冒頭の長い文章がLINEできて、全部読むまでもなく、この瞬間私は、あ、別れのLINEなのだなと思った。
簡潔に話すと、だんだんと価値観の違いや自分の内面の部分で、違うなと思うことが増えていき、しかもそういうところがすごく嫌いだった。
このまま付き合ってももっと嫌いになりそう、、。
楽しいこともあったし感謝もしてるけど長くは付き合えない、という内容だった。
無だった。「・・・」という表現が正しいのかもしれない。突然のことすぎて何が起こってるのかわからない。前日は普通に電話してたし、LINEもしてた。なんなら一週間前は誕生日を祝ってもらって好きだとも言われていた。
一つ付け加えるなら、誕生日のとき、私が彼の態度で嫌だなと思うことがあって、それを後日指摘していた。ずっと良くない感情は持ってないし、自分の中では解決してもう終わったことだと思っていた。
そんな矢先だった、、。
失恋の翌日
「●●ちゃんとは、一緒にいられないです。ごめんね」という文で締め括られていた。
突然のことすぎて、心が追いつかない。価値観とか内面で嫌だったとこってなんだ、、!?思いつく限りのことを振り返った。これまでの彼が嫌そうな顔をした出来事のこと、もしかしたら、これも、あれも、、と振り返ると、確実に自分の彼への甘えだったなとふと悟った自分がいた。
私は彼に甘えていたのだと思う。彼から好きと言われているその安心感から、言わんでも良いことや、思ってもないようなことをいい、無意識にも彼に自分を受け止めて欲しい、この人は私のことを受け止めてくれるだろう、と思ってしまっていたのかもしれない。だから彼女なら本来、自分のことをよく思って欲しいと思うところを自分の失敗談やよくないところをふざけた感じであえて隠すことなく言ってしまっていた。もちろんそんなことばかり聞いていたら嫌になる人はなってしまうだろう、、。
何でこんなことを早く気づかなかったのか。
失恋しても地球も社会も回るし、月曜になれば仕事が始まる。社会は失恋を忖度してくれるほど甘くはなかった。失恋したところで仕事をしないといけないことは変わらない。
だが、どうしてもその日はそういう気になれず、もはやベッドからも起きれなかった。これは1日は休まないとだめだと思って振られた翌日は有給をとった。
その日はお腹も空かず、何も食べることなく1日を終えた。母親の存在が唯一の頼りだった。
私のしつこい電話やLINEに嫌な顔することなく話を聞いてくれ、私の気持ちに寄り添ってくれる。
やはり、家族というのは持つべきもので、自分の味方である家族が欲しい、だからこそ私は結婚したいんだなという気持ちにもふと気づいた自分がいた。
振られたわけ
彼から別れたい、という内容でLINEがきて、「ちょっとだけ話せる?」と
伝え、後日会うことになった。
後日会った彼はあっさりで、「突然ごめんね」と口では言ってるものの、ニヤニヤしている。
私は罪悪感から、彼に最後、彼が好きだと言っていたお店の食べ物を持って行って、せめて最後はいい形で終わりたいと思い、そこまで買いに行くことにした。
そんな私の期待は早々に覆されることになるのだが、、、
彼は元気そうだった。知り合いと今日、遊びに行ってくるとさえも言っている。さっきの「突然ごめんね」はおそらく思っていないのだろう。
私が買ってきたものを食べ終えたら彼は
「じゃあそろそろ本題に入りますか」と軽いノリだった。
そこはもう気にせず、とりあえず、私が申し訳ないと思っている気持ちだけは真実であり、どうしても伝えたいと思っていたから、私のよくなかったところ、思い当たる節全てを伝えた。
その後「一個ずつ棚卸していく?」と言う、彼。
細々した理由はあったが、
簡潔に言えば、思った通り私の甘えである。
今思うと、なんであんな簡単なこと、やらなかったのか、なんであんなことしてしまったのかと、悔やまれる。
私は彼のこと、そして仕事を心から応援していたし、だから彼の仕事の邪魔にならないように気をつけていた。だけど、彼に対する本当の理解というものが足りなかったのだと思う。
彼は学生の時から起業してこれまで何回も失敗を繰り返してきたけれど諦めることなくずっと今まで続けている。
一方で私は仕事に対しては今の会社に転職してから、次に繋げるべく、MVPを目標にし、実際に取ることができたが、そこから将来どうして行こうか、もやもやの状態で目標を失ってしまっていた最中に彼と出会ったのだった。
仕事に対してはミスはするがテキトーにはやっていないし、もっとこうしたほうがいいのでは?と思うことは営業の方に発信して日常業務を自動化したり、システムに新たな機能を追加したりテキトーにやっていた、とは全然違うということはせめてここでは言わせてもらいたい。
ただ、目標を失った自分というのは過去を振り返っても"ダメ"になってしまう傾向があり、ネガティブ発言連発だし、仕事はやってはいるが、モチベーションは下がっていたのだとは思う。
そういう私を見て、彼は上に立って評価する立場の人だから、そういう視点で好ましくない社員として私をみてしまったのだろう。
彼は有能であり、自分に自信があった。そこに完全に甘えてしまっていた。彼には自分の仕事があるのだし、そもそも自分の仕事の悩みは自分で解決していかないといけない。仮にちょっと相談したいことがあっても、私みたいに常時仕事への弱音を吐いたり、ネガティブ発言をするのではなく、「ちょっと、聞いていいかな、、?」と相手の気持ちに配慮して聞くべきだった。
彼氏への完全な甘え、そしてつまりは甘えから自分を振り返らず客観視していない。
彼氏と言っても所詮は他人である。「好き」という感情は非常に流動的で、変化が激しい。恋愛は相手が終わりだ、といえば終わってしまう。
好きと言われてることに安心して、自分を顧みず、完全に自分の人間的レベルの低さ、努力不足である。
相手との関係を維持するには努力が必要だと思う。相手と価値観、性格が似ていても結局は別人格で、育った環境も、性別も同じだから、「違い」というのは誰でもある。
彼の背景、彼の考えていることを念頭に自分の行動を振り返るべきだった。
友達の関係と恋愛関係で違うのはきっと相手に対して「甘え」が出てきてしまうことだなと思った。彼氏には自分を受け入れてほしい、こんなダメな自分でもあなただけは味方でいて欲しいという思い。でも結局は先ほども書いた通り、所詮は他人なのである。親ではない。恋愛に絶対的な安心感はないのである。この人と一緒にいて良かったと思ってもらえるのは死ぬまで添い遂げた時しかわからない。
だから、常にこの人といたいと思ってもらえるように自分を磨いていないといけない。
振られてからもうしばらく時間も経ってその間いろんな感情が行き来していたが、今冷静に客観的に振り返ったらこのような結論に至った。
私情を挟むともちろん、これ以外にも色んな感情が出てくる。
ただ、ひとまず、今回の恋愛のみにフォーカスを当てて振り返りをすると
このような反省があった。
恋愛はした方がいいよ、と誰かに言われたことがあるが、今回その意味が初めてわかった。
今はもうこの反省を胸に前に進むしかない。
自分を成長させて、もっと魅力的な人間になってやる、、!