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不安になるのはあたりまえ『ストレス脳』感想
今日はアンデシュ・ハンセン著『ストレス脳』の感想を書きます。
軽く自己紹介すると、30代男性、教員です。メンタルダウンを経験し、3年間休職しました。その後復職し、「5年後も笑ってはたらくこと」を目標にしています。よろしくお願いします。
印象に残った部分はどこか?
あなたはサバイバルを生き延びた人の子孫だ。健康や幸せのためではなく、生き延び、子孫を残すために進化した。だから常に精神的に元気でいるのは非現実的な目標だ。
不安とうつはたいていの場合、防御メカニズムである。どちらも人間の本質として正常であり、あなたが壊れているとか病気だとかいうことではない。何よりも、絶対にあなたの性格のせいではない
なぜその部分が心に刺さったのか?
「常に精神的に元気でいるのは非現実的な目標だ」と言う部分が一番刺さった。
臆病で不安になりやすい人のほうが、サバンナでは生き残りやすかった。僕らはその子孫。だから不安になって当然。
進化の視点から、人間の設定はデフォルトでネガティブだという説は、不安になりやすい自分に安心感を与えてくれた。
今の自分とどう重なったのか?
復職してからの悩みは、大きな不安感に襲われること。不安感をゼロにしようと躍起になっていたが、それは不可能だと思うようになった。
深呼吸をしたり、心配事を紙に書き出したり。対処法を身につけていくうちに不安と上手に付き合えるようになったが、ゼロにはならない。
『ストレス脳』を読んで、不安は脳が正常に動いている証拠だという視点をもらった。
自分の場合、そんなに心配する必要がない小さなことに、「不安の警報装置」が鳴り止まない状態が続いている。しかし、それは故障ではなく、むしろきちんと機能しているのだ。
これを受けて、今後どうするか?
まず、「不安の警報装置」が鳴ってしまうことは、仕方ないと受け止めて、記録をつけていきたい。
「これは心配しなくてもいいものなんだ」と脳に学習させていきながら、不安とのつき合い方を上手にしていきたい。
次に、運動をする機会を増やしたい。
『スマホ脳』でも、『ストレス脳』でも、運動の重要性が説かれていた。たくさんの研究の結果効果があるとわかったなら、それを信じよう。まずは1日10000歩を目標に早歩きをする。最終的に週に2時間程度、ジョギングをする習慣を身につけたい。
最後に、人との繋がりを大切にしたい。
「孤独」が精神不調のリスクのひとつだとも力説されていた。コロナ禍だが、親しい人と直接会うことを増やしたい。また、定期的にオンラインでも友人と話すことで、繋がりを感じていきたい。
以上、『ストレス脳』の感想でした。
おわり。