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本や映画の感想文

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本や漫画、映画などの感想文です。生きているうちに、たくさんの作品を味わうぞ。
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#スマホ時代の哲学

宇野さんの『庭の話』を読んで、まだちょっとわかんないところ

宇野さんの『庭の話』を読んで、まだちょっとわかんないところ

いろいろと落ち着いたので、気になっていた『庭の話』が読めました。

今日はいつもの読書感想文の形式をやめて、考えていることやモヤモヤを書いてみます。

きちんと読めていない部分もありますが、あしからず。

「何かをつくる」は足がかりだと思うまず、宇野常寛さんの「制作をしよう」というアプローチは「うんうん、そうだよな」と思いながら読みました。

『スマホ時代の哲学』の谷川嘉浩さんの趣味の話、「何かを

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『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』感想

『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』感想

今日は哲学者の谷川嘉浩さんの書籍について、感想を書いていきます。

谷川さんの書籍は『スマホ時代の哲学』が面白いので、過去のnoteも載せておきます。

『レールを外れる』も面白かったのですが、書くのが大変だっただろうなと思いました。モチベーションという言葉では言い表せない「衝動」について扱っているからです。

「衝動とは何か」については、ぜひ本書をご覧ください。ここから先は、僕なりに印象に残った

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『スマホ時代の哲学』感想・レビュー2

『スマホ時代の哲学』感想・レビュー2

前回は読んでいない人向けに『スマホ時代の哲学』を紹介しました。今回はネタバレ前提で考えたことをまとめておきます。長いです。

前回の記事はこちら。ネタバレ嫌な方はここで引き返してね。

すごくざっくり要約すると

・現代では「注意の奪い合い」が行われており、僕たちも参加している。
・マルチタスクで情報を処理する中で、注意を分散させてしまっている。
・失われてしまった「孤独」を取り戻すことが必要。

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『スマホ時代の哲学』感想・レビュー

『スマホ時代の哲学』感想・レビュー

ここ最近の悩み。なかなかTwitterをやめることができない。1日にどのくらいTwitterをしているか調べてみたら、およそ2~3時間費やしていた。膨大な時間。これはまとまった時間ではなく、細切れの時間だ。ごはんを食べた後、トイレに座った後、ベッドに入った後、気づいたらTwitterを開いている。

Twitterはパチンコに似た部分があって、たくさん「反応」がもらえるとドーパミンが放出される。い

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