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アフロのアメリカ旅行記15

ありがとうニューヨーク編、4日目後半と5日目。

連日Facebookをお騒がせしている、このシリーズも遂にラスト3日になりました。

前回、天からお金が降ってくる奇跡を手にしました。
窮地を脱出した人から出てくる言葉は決まって「ありがとう」にかけて、ありがとうニューヨーク編にタイトルを変えお送りさせていただきます。

それでは前回の続きから。

4日目後半。

セントラルパーク近くのスタバでのんびりしたあと、バスに乗ってた子供とじゃれあって、

ジョンレノンのためにオノヨーコが作ったストロベリーフィールドを見学。

なかなか粋な雰囲気。
たっぷり堪能し、移動しようとすると、黒人に捕まる。

(シーホークスのジャケットを着ていたので)
「君はシーホークスのファンか?」と聞かれ、
そうだと答えたら、
「俺は元シーホークスのパーシーハービンの叔父だ」
と言われ、仰天びっくり。

確かにどことなく似てる気もするけど、黒人そんな判別つかへんわい。

真偽はともかくええおっちゃんやったので記念撮影してちょっと喋って、スーパーボウル優勝した時のハービンのリターンタッチダウンはマジで痺れたよ、って言ったら嬉しそうに帰って行った。

その後は、若者ニューヨーカーに最近流行りと地球の歩き方に書いてあったブルックリンへ移動し、古着屋を回る。

安い。
サイズある。

最高。

持ってるアメリカの革ジャンが置いてあって嬉しかった。


日本であれ着てるの俺だけやと思う。

その後はシカゴへ移動。

まさかの最前列。


ありがとうラッシュチケット。
早起きして並んだ甲斐があった。

本編、最高に盛り上がりました。

個人的にはロキシー役の女優の狂いっぷりが本当に最高でした。

まぁ、、、半分ぐらいしか聞き取れんかったが笑

いや、正確な一字一句で考えたら半分もか。

まだまだ英語力が足りてないなと実感させられました。
悔しいです。

次行く時は、動きや簡単なやり取りだけじゃなくて、セリフできちんと笑えるようになろう、と心に誓いました。

シカゴの興奮冷めやらぬまま、ダンボへ移動し、ブルックリン橋で夜景を眺める。

深夜1時前だったので、あんまり光ってなかって微妙やったが、テンション高めだったので30分かけて橋を突き進む。

途中、柱で寝てる猛者がいた。

彼、寝返り打ったら真下の道路に落っこちるけど、大丈夫なんやろか。
とか思いながら、次来た時は、ここで寝ても寝返り打てるぐらい痩せてこよう、と心に誓いました。
もう2度と来ません。

歩き回って疲れたけど、やっぱお金あったら最高や!って感じで大満足の4日目終了。

そして、今日、5日目。

ラスト2日か〜
とか思いながら、本日も早起きして、早々にホステルチェックアウトし、大荷物を抱えながら、レミゼラブルの格安チケットを狙いに行く。

安室ちゃんの次ぐらいに愛してるレミゼラブル。
絶対に負けられない戦いである。

タイムズスクエアがなんかのイベントでめちゃくちゃ盛り上がってたけど、素通りし劇場へ。

2時間前に行ったものの、1番は取れず、3番目に。


さすが、レミゼラブル。

寒い中、ブラックジャックのアプリ(懲りてない)で時間を潰し、無事チケットゲット。

出だしの良いスタートを切り、本日はマンハッタンの古着屋を回りました。

バッファローエクスチェンジ、気にいった。

途中、1ドルピザを発見しました。


麻布に作ってくれ。

もともと、今日は野宿の予定でしたが、お金が戻ったことにより追加で宿を取ることができたので、朝チェックアウトして重い荷物を抱えながら歩き回っているわけであり、、、

気がついたら、めちゃくちゃ派手なホームレスみたいなってました。

なんか騒がしいなと思ったら、完全に自分でした。


絡んでくる外人に対しては、俺は日本のレッドフーだよって嘘ついて回りました。

そんなこんなでチェックインの時間まで古着屋を回り、無事新たなホステルに到着。

まさかの前日まで泊まっていた奴がロッカーに錠前かけたまま帰りやがったので、ホステルのいかつい従業員が目の前で錠前ぶっ壊して「はい、どうぞ」というキラーパスからのスタート。

その勢い、嫌いじゃない。

同じ部屋のチリ人が、ドヤ顔で1000とかいた数字のお札をくれたので、値打ちを聞いたら1ドルないぐらいらしい。
チリ帰れ。

そんなこんなで、ホステルで、やっとこさホームレスグッズを置くことができ、シャワー浴びて着替えて、いざレミゼラブルへ!!!

YouTubeで、10周年や25周年の記念公演を始め、何百回と見てきた作品やけど、やっぱり泣いてしまった。
本当に素晴らしい。
表現する言葉が追いつかない。

昨日のシカゴとは違い、慣れ親しんだ作品なので、心の底から楽しめました。

来た時は、正直、早く日本に帰りたくて仕方なかったけど、来てよかったよ、ニューヨーク!ありがとう。

本編の感傷に浸りながら、出待ち。

出てきてくれたキャストとは全員写真撮れた。宝物です。

さて、問題はここからです。

いや〜幸せや〜
とニヤニヤしながらテンション高めで、もはや故郷になったタイムズスクエアを歩いていました。

このまま帰るのもなんか物足りないなと、道端で出店してるおっちゃんに絵を描いてもらうことに。

気分もすこぶるよかったし、おっちゃんも良い人やったので、会話も弾みながら出来上がりを待つこと5分。

はい、完成したよ

って見せてもらったら、完全にマラドーナ。

俺、こんなにラテン系じゃなくない?
おっちゃん間違ってるで、これマラドーナやで。
口周りこんなクセ強くないやろ。
アフロもうちょいちゃんと書けや。

と、瞬間的に様々な疑問が噴き出たものの、気分も良かったので、そのまま額縁も買って、帰ってきました。

帰り道の地下鉄で、そこら中の人に笑われて、中にはチップくれる人もいて、笑いました。

あまりにも笑われるので写真撮ってもらったら、笑いました。

旅の最後の最後で、これはやられたー
あのおっさんも書きながら笑ってたもん。くそー

そんでもって、こいつかなりデカイから鞄入らんし、折ることもできない。
邪魔すぎる。

仕方がないので、明日はこいつを抱えながら、やっていこうと思います。

最終日で初めて、旅の仲間ができました。

無事持って帰れたら家宝にします。

それでは泣いても笑っても明日でアフロのアメリカ旅行も終わりです。

帰りのフライトと移動に際する持ち物の関係(特にこの相棒)でかなり制限はありますが、楽しんでいきたいと思います。

それではまた!

※この旅行記は2016年3月にFacebookに投稿していたものの再掲です。

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