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君は独りなのかい？ ぼくは部屋から 君を連れ出したい 外にはきっと いいことがいっぱいある…
この部屋に もこもこが降る ぼくは思った もこもこ？ なんだろうね？ 指でツンと そいつを突…
部屋明かりが ポツンと ついていた ぼくが ボタンを押して できた空間 あと一時間ほどで 外…
外では 雨が降っている まるで雨粒たちが ケンカしているようだ 一方、部屋では 穏やかな時…
エアコンから キラキラした星が混ざった 銀河のような 空気が流れ出た ああ、部屋の 上のほう…
明かりのついた部屋で 外を思う 夜はなんて暗いんだろう 闇に吸い込まれそうだ そんなぼくは …
疲れたカバンが 無造作に投げ出されて だらんとフタが開くと 青く透き通った水が あふれ出た 水はしだいに 床を満たしていき この部屋に海ができた 淡くきらきらした水面が ぼくに誘いかける でも、指で触れようとすると いつもの部屋に 戻って行ったよ じゃあ、フタを閉めて おやすみなさい
天井には 明かりが張り付き、 光がパーッと舞いおりる その下で なにかしているのは ぼくです…
部屋にポツリと独り コーヒーをわきに置いては 浅く息をする 静かな夜だ ぼくは独りだけれど…
ここには 部屋が広がっていた 実存するモノたちが クッキリと収まっている この視野を 邪魔す…
今朝の部屋の中は 鮮やかだった 電灯の光を 受け止めるように 物たちは オーラを帯びていた …
夜の空気を吸うと ぼくは部屋という空間に ひとり立っていた 外は真っ暗なんだろうな カーテ…
今、部屋にいる 日が差し込んで、 静かな時の流れに こじんまりとした居場所 置かれたものた…
この部屋の中に 雨が降った ザーザー降るので ぼくはカサをさした 雨は降りすぎて 部屋の中はやがて 湖になってしまった さあ、窓を開けよう！ ぼくはボートに 乗っていたので、 プカプカと 流されていくのだった
