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詩人・くぽたみきによる「詩の世界」

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詩人・くぽたみきによる「詩の世界」です。ファンタジーやメルヘン満載の詩集。ポエットによるポエム?書いた詩はここに溜め込んでいこうと思います。子供にもオススメです。ぜひ読んでね。
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2024年10月の記事一覧

【詩】雨粒がポツリ

雨が降り出したとき 空を見上げた 雨粒がポツリと 目に入る それは目薬 かもしれない 目をパ…

くぽたみき
3か月前
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【詩】もくもくした君

もくもくした君は 地上に降り立った ちょっと怒っている ようだった 空は青く もくもくした君…

くぽたみき
4か月前
17

【詩】カラフルな風さん

ヒュルリと吹いたのは カラフルな風さんでした そんな風さんが吹くごとに あなたの髪は 綺麗…

くぽたみき
4か月前
21

【詩】青い風さんがね

青い風さんが トロロン トロロン ああ、なんて 気持ちよさそうに 吹いている おかげでぼく…

くぽたみき
4か月前
19

【詩】激しく降る雨

外では 雨が降っている まるで雨粒たちが ケンカしているようだ 一方、部屋では 穏やかな時…

くぽたみき
4か月前
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【詩】しとしと雨

ぼくは雨に 打たれたい ザーザーではなく しとしとした雨に だってザーザーは びしょ濡れに …

くぽたみき
4か月前
19

【詩】空へと昇っていこう

葉っぱが らせんになって 空に昇る あの子なら トントンと 階段のように のぼるだろうね すると、葉っぱは キャッと小さく 揺れるのだ 軽快にのぼる あの子は 上までのぼり きったのなら 金メダルを掲げるだろう その正体は こっそり持っていた石で 太陽に照らされては キラキラ輝くのだ きっと君は ニコニコ笑顔を 見せてくれそうだ! ぼくはそんならせんを 空想するのだった そしてその子に続く 元気にのぼる 子どもたちがいたのなら いいのにな

【詩】ひと休憩

一本の木があった ぼくはその下で 風と戯れていた ヒュルルと ぼくの指に絡まる風 その指を…

くぽたみき
4か月前
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【詩】沈んでいくと

水に沈んでいく 浮き上がることを あきらめたかのように ああ、静かに 青と白が織りなす わが…

くぽたみき
4か月前
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【詩】ゴミ箱に花

ゴミ箱からボコッと お花が咲いたのなら 人食い花じゃないと いいんだけど… と、心配してい…

くぽたみき
4か月前
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【詩】夢をください

あの子は言いました 「夢をください」 えっ?夢ってなんだろう? 困ったぼくは 空を指さし …

くぽたみき
4か月前
20