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詩人・くぽたみきによる「詩の世界」

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詩人・くぽたみきによる「詩の世界」です。ファンタジーやメルヘン満載の詩集。ポエットによるポエム?書いた詩はここに溜め込んでいこうと思います。子供にもオススメです。ぜひ読んでね。
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2024年9月の記事一覧

【詩】ロボットくんの恋

ロボットくんの 心臓はハート形です 赤くて温かい ハートです ある日、そのハートが ドキドキ…

くぽたみき
2か月前
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【詩】舞い上がった鳥

空を撃ち抜くように あの鳥は舞い上がった どこかを目指している ようでもなく ただ一心に 舞…

くぽたみき
2か月前
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【詩】椅子の思い

椅子がありました 足が一本 折れてしまいました (ああ、折れてしまった) チョウチョが 彼…

くぽたみき
2か月前
15

【詩】ボールペンの夢

ボールペンくんが 紙ひこうきのように 飛んでいく そんなことを ぼくは 思い描いた ふわり、…

くぽたみき
2か月前
18

【詩】風になる

風が好きなぼくは いつも風のことを 忘れてしまう なぜだろう? なぜだろうか? 好きなら ち…

くぽたみき
2か月前
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【詩】風をつかまえるには

風って、 どうやると つかまえることが できるのだろう? ためしに 扇風機を回すから 起きた…

くぽたみき
2か月前
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【詩】胸やけと牛乳

牛乳を飲んだ いつも使っている グラスに そそぐと白く 牛乳だと思った 最近、胸やけする ことが多い ある知恵者は言った 牛乳を飲みなさい ゴクゴク たちまち胸やけが 治った ああ、牛乳よ そんな力があるなんて… 知らなかった こうして胸やけすると 牛乳を飲むことにした でも、ふだんは コーラとか コーラとか コーラを飲む ぼくは牛乳は それほど好きじゃない なぜだろう? う〜ん、なぜだろう? 牛乳というのは 白く濁っている 別の言い方をすると 純白

【詩】花が咲いたよ

ぼくは心の中に 花が咲いていることに うすうす気づいていた けれども「ただの花」としか 思…

くぽたみき
2か月前
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【詩】君(きみ)のやさしさ

ふんわりとした せんぷうきの吐息(といき)君(きみ)はため息(いき)を ついているのかい?…

くぽたみき
2か月前
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【詩】駆(か)けぬける

海(うみ)に向(む)かって しょうげきを うちこむ駆(か)けぬけるためにどこにたどり着(つ…

くぽたみき
2か月前
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【詩】エアコンから

エアコンから キラキラした星が混ざった 銀河のような 空気が流れ出た ああ、部屋の 上のほう…

くぽたみき
2か月前
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【詩】おーい、広がれ!

ぼくの手は触れた 微かにゆれる空気 広がることを期待して 何度も感触を 確かめた うきうき…

くぽたみき
2か月前
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【詩】どこだろう?

ある人(ひと)が 地球(ちきゅう)を歩(ある)いていたそこはいったい どこだろう?ぼくは空…

くぽたみき
2か月前
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【詩】木々(きぎ)のさざめき

木々(きぎ)が サラサラ サラサラ光(ひかり)が差(さ)しこむのを まねるように さざめいた君(きみ)の心(こころ)が わーっと 声(こえ)をあげるときっと木々(きぎ)は 喜(よろこ)ぶだろうねすてきな君(きみ)よ