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高級そうな椅子に ドカッと座ったのなら 偉い人の気分です グラスに美味しいジュースを たぷ…
進むべき坂道にて 大きな岩が転がってきたのなら 巨人さんのことを思う こっちに来るなと 言…
ちょっと小高いお山に グルリと穴をあけ、 ドーナツだと言い張った ぜんぜん似ていない けれ…
あの大空を飛ぶ鳥たちは じつは高いところが とても怖いんだ けれども 立派な翼があるから そ…
君がツンツンと ぼくを起こそうとする けれどもなかなか 起きないだろう 心の中では笑ってい…
矢のような川が ヒューッと流れる 刺さればたぶん痛い そんな川が流れている なにを射抜くの…
ポツンとした山に 一輪のデカイ花が 咲いている その花はカ・プ・リと かぶりつくように 山にかぶさっては、 ちょうど似合った 帽子のよう 世界が違えば 色づいたかんざし 二人は不思議と 息を合わせていた ぼくの頭に描かれた ちょっと変なカップルかな
地球におへそがあるなら それは梅干し なんじゃないかと思います だって地球は 酸っぱいって…
ゾウさんがドシン、ドシン 足を踏み鳴らしました すると、地下にいたなまずが なんだ、なんだ…
お山さんの頭の毛が 立っています それは寝癖だと思います たぶん、まだ寝ぼけていて スッキリ…
黒い魂が躍動した 暗闇の中、 素早く走り抜ける 鋭い目はメロディーの中に輝き 鼓動は呼吸を…
街灯に照らされた場所は 天国の入り口かも しれません 外へと抜け出すと、 暗闇の中、優しく…
外に出ると 街灯が灯っています そこはなにか 特別なスポットです 暗闇に現れた 救いの場所 …
ひとりの部屋の中 ぼくはため息をついた そのうち朝が始まる ぼくは何を思うだろう? 机に腕まくらをし、 時が流れていく 半分、夢を見ながら みんな寝ているんだ そんなことを思い 静けさに浸った あ、鳥が飛んでいる ふとそんなイメージが湧いた 君はどこに 飛んでいくのかなあ