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上を向くと 雲とポカーンと、 浮かんでいた 案外、 大きなお餅かもよ と、彼は言う それなら…
雨の日に カサをさした ポツンと一人 ポタ、ポタ、ポタ この雨は 風になびくかな? なんて…
こいつを ポコッと叩いた いじめではなくて そういう ボタンなんだ ポコッ、ポコッ 押せば …
風をつかんだ この手の中、 涼しげな息吹が あふれいで 白い蒸気を 周囲にもたらした それ…
ひらりひらりと ウェーブした なびく花びら 君の頬には 淡い風が 優しくかすめ、 一歩、 目…
コーヒーを すすると、 冷たい氷が 頭を コンと叩いた そんなぼくを ペンギンが、 大丈夫か…
丸っこいなあ 白い月 揺れる草木に うっすらと 光を届け、 身を潜めていた 妖精たちは 姿を現し、 楽しげに 踊り出す 澄んだ空気に 聞き耳を立てれば 彼らのおしゃべりが ささやかないかな?
夜が沈黙を守る 孤独なぼくは ペットボトルを 立てた 一本 中には 黒い、黒いものが、 入っ…
そよそよとした 優しい風が エアコンから 流れ出る ぼくは くるり くるくると 部屋の中にい…
明かりの下 ぼくは 立っていました パーッと照る ほんわかした光に ぼくは 天使を感じました…
おはようと ささやく 鳥は フンフンフン と、尾っぽを振った ぼくは 苦笑いをし、 突っつい…
木漏れ日が くるりと ぼくの目を射抜いた 風は吹いていたのに その時ばかりは 静かに、 でも…
ぼんやりと 光が姿を現した 霧に被われた森、 風が吹き抜ける 目を閉じて追っていた 心の波…
暑い日に 頭上の陽を見た なんて点だ! パンチで ポッカリと 穴を開けたような 誰かが むやみに開けたような ひどい穴だ 降り注げばいいさ 光のカケラたちよ パラパラと、 舞う紙吹雪かな