BUTTER(柚木麻子さん)を読んだ

昨日読み終わったので、まだ熱がある。

テーマについて、女性の幸せとは?とか書かれる作品だが、女性だけでなく男性にも当てはまる作品だと思っていて、現代に生きる人間(超壮大になった)の迷いだったり、悩みだったり、そういったことを犯罪者を通じて、気づいていく作品に思えた。

登場する人物はすごくリアルだ。何かの価値観に縛られていたりとか、価値観に縛られていないということに縛られている人とか。一見、自由そうに見えてる人のほうが案外、不自由みたいな。いや、自由は不自由の中でしかないのか。とか。

良くも悪くも人間のいやらしい部分とかがすごく出てて、久しぶりに寝る間を惜しんで読んだ作品だった。(こういう熱ってやっぱり年をとると、減っていく気がする。)

伏線大好きミステリー脳としては、伏線?に気付けたのが嬉しかった。(七面鳥のくだりです。) そうだよね!よね!と思った。


は/か

比較的関係が薄い男性としゃべる機会があった。

たまたま同じ携帯ゲームをやっていることに気付き、少し盛り上がって、あちらが今こんな感じなんですよ~と画面を見せてくれた。

なるほどーと相づちを打ちながら、何気なく見てみると主人公の名前が、名前+ちゃんになっていた。

〇〇ちゃんかーと思った。

〇〇ちゃんかー。




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