ぼくらのKUON買取サービス
こんにちは、藤原です。
先日、お店をオープンした時からの念願だった「大槌刺し子」のお母さんたちによる「刺し子ワークショップ」を開催することができました!
スペースの都合上10名ほどのお客様しかお呼びできなかったのですが、皆さんめちゃくちゃ真剣に刺し子に取り組んでいました。
2011年に私が復興支援の活動をはじめたときに「これをやっているときは嫌なことを忘れるの」とお母さんたちが言っていたのを思い出しました。
当日の様子は後日ブログでアップしたいと思います!
さてさて、本日はKUON Flagship Storeの新サービスのご案内です。
『買取サービス』をスタートします!
これは、お店のオープン時からずっと言っていた「アーカイブストア」構想に基づいています。
ご存知の方も多いかと思いますが、KUONのブランドコンセプトは
「新しいものは古くなるけれど、美しいものはいつまでも美しい」
ぼくたちはその想いでコレクションを作っています。
これは決して新しいものが悪い、というのではなく、良いものは時代を超えていつまでも良いものなんだ。という気持ちを表しています。
だから2年半前にお店をオープンする際に、せっかく自分たちの「場」ができたのだから、最新コレクションだけでなく、過去のアーカイブも取り扱いたいと考えていました。
しかしながら、実際にぼくらの手元にはアーカイブはほとんどなく、お取引先さまにも思ったほど在庫はなく(ありがたいことです!)難航していました。
だったらお客様の力を借りれば良いじゃないか!という次第です。
店頭では昨年から洋服の染め直しサービスがはじまり、お客様からの声を色々聞いていると、過去に購入した商品は気に入っているけど、サイズが合わなくなってしまったというお声がとても多くあります。
サイズ感というのはとても難しく、トレンドでサイズ感は変わりますし、ブランドの方でもシーズンによって同じサイズでも微妙に寸法は変わり続けます。数年で簡単に1サイズくらいは変化することもあります。
ぼくもたくさんの洋服を持っていますが、お気に入りのサイズ感が変わってしまって着れない。というのが多々あります。もちろん体型の変化によるところも…
着れなくなっても好きでずっと持ち続けてくれるのことはぼくらは何より嬉しいです。
一方で、洋服屋なので、やっぱり着て欲しい。という気持ちもあります。
では、それを1番良い形で解決する方法はなんだろうか?と考えたときに。
『ぼくらがお客様から買取り、僕たちの店で責任を持って次のお客様に販売する』
これが良いのではないかと。
デザインによる社会的課題の解決にもつながります。
KUONの服はぼくたちが1番理解しているし
KUONのお店に来店されるお客様はKUONが好きです。
めちゃレアな商品は当時の販売価格より高くたって良いし、藍染などを着込んでアジが出ている服があっても素敵じゃないですか。
それをぼくらが最新のコレクションなどと同じ環境で販売する。
これはサスティナブルだし、とってもクールだと思います。
もともとぼくはPASS THE BATON(パスザバトン)というお店がすごく好きで、オープンしたときはすごい衝撃を受けました。
パスザバトンは元の所有者のメッセージカードなども付いていたり洋服に付随するストーリーもとっても素敵です。
規模は小さいですが、KUONのお店でやってみたいと思います。
以下、簡単ですがシステムは
どうしても販売できない状態の物などはリメイクや裂き織りなどにしたいと思います。
まずはKUONチームや昔からのお客様の商品で実験的に開始してみます。
「見たことない!」という過去のアイテムもあります。
このシステムは皆さんと一緒に作りあげていくので、ぜひご協力ください!
ゴールデンウィークからはじめますので、ぜひ店頭にお立ち寄りください!!
あと、ゴールデンウィーク初日の4月29日(土)は長谷川店長、肝入りの企画があります。
タコス屋さん(@COATACO)がKUON STOREに来てくれます!
初日は僕も店頭にいますので、ワイワイやりながら楽しんで欲しいです。
KUON OFFICIAL SITE
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