スペシャル版「金田一少年の事件簿 吸血鬼伝説殺人事件」亀梨和也Ver【感想】これはこれであり!かも?
ジャニーズのなにわ男子のメンバー、道枝駿佑さん版の金田一少年の事件簿が始まるにあたってだろう、亀梨和也さん版の金田一少年がTverで配信されていたので見てみた。松潤や山田くんのはちらとは見たけど、亀梨くんのは全くの初見(恐らく)。
舞台はある廃村にあるペンション。そこに意図してか、あるいは意図せずにか集められた客たち。そして、そんな場所に七瀬美雪、金田一一、そしてこのドラマではほぼ初対面の剣持警部。事件が起きないはずがない・・といったほぼ定番のシチュエーション。
見慣れてないのもあって、亀梨くんのはじめ、上野樹里さんのショートヘア―の美雪、やたら男前の加藤雅也さんの剣持警部には違和感ばかりだった。特にはじめは最初超チャラくて、チガウ、ソウジャナイ感(はじめは女の子好きだけどナンパまではしない‥ハズ)、金田一耕助の孫って言われるのもあんまり好きじゃなさそうだし、まるで首を突っ込みたくなさそうなのも変に見えた。
剣持ともまだ出会ったばかりなので最初の頃の「金田一少年の事件簿」を表現したかったのかもしれないし、何かがあってはじめがやる気をなくしていただけかもしれない。(もっとも、はじめがやる気(?)を失くした時もあったような気はする‥シリーズがいったん終わって、再び漫画が掲載されたころとか)
そういった見方をしつつ、ドラマを見ていったら違和感も徐々に薄れ、はじめのやる気も出てきたあたりから終盤のラストあたりでは、このキャストの金田一少年もありだなと思うまでにはなった。犯人の正体とか結末とか、これぞ「金田一少年の事件簿」っていう展開も手伝ってそう思わせられたのかもしれない。
とはいえ、美雪がなぜか陸上部、というほんとのラストでは違和感再び(笑)。上野樹里さんには合ってるからいいのだ、と思おう!
そんな一回限りのキャストで放送された「金田一少年の事件簿」だけど、このキャストでももっと見たかったな。亀梨くんのはじめが演じてくるうちにもっと馴染んで来るところを見たかった。と10数年の時を経て思った。
4月からの「金田一少年の事件簿」、少しの心配も抱きつつ(だって剛くんのはじめが一番見たいし!なんなら37歳のはじめも剛くんで見たいし!)、道枝くんのはじめも楽しみに待っていたい。