僕の歩いてきた道(深)#弐【小学校時代の親友、今いづこ】
楽しかった保育園時代が終わって、ぴっかぴかの1年生!
そんな1年生の記憶はそんな多くはなく
メガネの女の先生だった記憶と、友達もまぁまぁいた記憶ぐらい
1ねん5くみ、だったかな
(なぜそれを覚えてるのかは謎)
そして2年生。
その頃の方がまだ記憶に残ってることが多い
掛け算を覚えたことだったり、お父さんがMSXというパソコンを買ったからそれで遊んだことをテーマに作文を書いたこと(テーマ自由の文集を作ったんだと思う)、2年生のうちにやさしかった記憶しかない女の先生が産休のために担任を離れ、代わりにちょっと怖い年配の女の先生が来たこと、
そして、じぶんのことを「親友」と呼んでくれたF岡くんの存在が大きい。彼とは同じ保育園だったけど、その頃はいっしょにいたような記憶はない。ただ忘れてるかもしれないし、実際にその時はいっしょにはいなかったのかもしれない。
そんな風に呼んでくれた友達なんて、前にも後にも一度きりしかない。それ自体はさびしいことかもしれない。
だけど、だからこそ、親友って特別なんだなと今は思う。
ほんと、なぜか2年生の頃のことはいろいろ覚えている
「親友」って言ってくれたことのきっかけとしては、国語の授業でそういうことがテーマになっていた物語が教科書にあったように記憶している
それでその中で出てきた「親友」という言葉があって、
授業中に先生がF岡くんに
「F岡くんにとって親友って呼べる人いますか?」
とかなんとか聞いたときに、F岡くんが
「くおんくん(※もちろん実際は本名)です」
って言ってくれたように思う
そして、それに対して先生が「くおんくんもそう思ってるのかな?」と聴いてきたので、おどろき戸惑いながらも「うん」とかなんとか返事したのかな
そんなことがありました。
子どもながらに、すっごく嬉しかった記憶が残ってる
今まで何度も、そして今でも、そのことが心の支えだったりするぐらい
もともと同じ保育園出身だったのもあるけど、いっしょに遊んだりはもちろん、うちに遊びに来たり、あるいはF岡くんのうちに遊びに行ったり、親も仲良かったりして、確かに親友と呼べるくらい仲良かった・・・と思う。
もう、さびしいことに、記憶も薄れてしまっているけれど・・・
そんな彼だけど、3年に上がる前に遠くに引っ越しちゃったんだよね…
そうした小学2年生時代を送ってました
ちなみに、そんなF岡くんとは引っ越しして行ってからもしばらく文通もしてた。だけど、いつしかこっちからなのか、向こうからなのか、途絶えてしまって、疎遠になってしまいました。
そして、性格的にもじぶんと同じで大人しい感じの子だったんだけど、手紙やりとりしてるうちに、引っ越ししてからの環境からか結構活発な子になった印象になってたから、ちょっと驚きながらも手紙のやりとりをしていた。
それが途絶えた理由ではないとは思うけれども、ちょっとさびしくもあったりして。距離的にも広島と東北と離れてたからなのだろうか。今更だけど、今どうしてるかな。会えるなら会ってもみたくなる。お互い、年は取ったから当然見た目もだけど、生きてきた環境もきっとだいぶ違ってたから仮に会えるとしても、ちょっとこわい気がしないでもない。でも、やっぱり会ってはみたい。
(ちなみに親同士は僕たちよりもずっと長い付き合いだったようだ。今も続いてるかは知らない)
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