動画「覆面ビリオネア Ep3」【感想】何度でも立ち上がる!!
グレンはEp2最後ではブルワリー(ビール醸造所)を作るには100日以上かかると言われ(グレンの覆面ビリオネアチャレンジの期限は90日)、それは諦めざるを得なくなった。
だがグレンは、
「何度でも立ち上がって、プランを練り直せばいい」
「軌道修正は常にできるように心がけておくべきだ。
全てが計画通りに行くわけではない」
なんてことを言ってのける。
とは言え、どうすればいいのか…と思い悩む。
車もすぐにでも売りたい!だけど、
「決して相手に焦りを見せてはいけない。クールになるのだ。
主導権は常に握っておかなければならない」
と冷静になって、なんとか車を売ることに成功した。
順調に行かなくても、あくまでも冷静さを保って、粛々と対処するのが大事。たしかにそうだろう。だが、いざ焦ってしまうと、なかなかそうはいかない。グレンが冷静に対処できたのは、今までの数々の失敗を含めた経験の賜物なのではないかと思う。そのためにはやっぱり経験を積むことが大事なのだということだろう。
車を売ったら次は家だ。もちろん、こちらも転売だが、手順自体は同じ。安く買って、修繕、修理やリフォームをして、それでも買った以上の値段で売る。リフォームしてくれる人材を探していたが、無事に見つけることができた。
そして、チーム会議をしてメンバーそれぞれに役割を与えていく。
「すごくワクワクしてきた!」とグレンは言う。
「(今までは)スゴクさびしくなった時があった。
私が金持ちだからいっしょにいるのではないかと。
だが、今は立場が違う」
金持ちになったことがないからわからないが、金持ちだから近づいていく人もいたのかもしれない。ただ、疑心暗鬼になっていただけかもしれない。どちらにしても、そういった疑念が湧く余地がない今のグレンの状況が、図らずも彼に何かしらのパワーを与えくれたのかもしれない。
だが、RJに任せた仕事が数日たってもほとんど進展していないようなのだ。グレンからしたら、RJは本気になっていないから、だということらしい。
「もし、できなかったら人選ミスだ」と言う一方でRJを信じてもいるグレン。
「人をやる気にさせるのは大変です。
威圧せずに相手のパフォーマンスを引き出す」
と言っていたが、「威圧せず」はかなりポイントだと思う。
本人がそう思ってやってるかどうかわからないが、「威圧」してくる人のところでは二度と仕事をしたくない。グレンのような上司がいればなと思った。もちろん、グレンのような人に必要とされる人材になれないとダメだが‥。
それでもなんとかRJをやる気にさせることに成功し、よし、家の転売だ!!と息巻いて、リフォームに取り掛かるためにチームのみんなで勝った家を隅から隅まで見ていったところ、致命的とも見られる欠陥が家の中に見つかってしまう。どうする、グレン?といったところで第3話が終わる。一難去ってまた一難だ。ドラマではないが、とてもドラマティックな展開だ。
じぶん自身の人生も本当に一筋縄ではいかないことばかりだ。グレンでさえ、そうなのだ。自らチャレンジをしているからというわけでもきっとない。覆面ビリオネアチャレンジをしていなかったグレンだって、じぶんだって、誰だってきっとそうなんだ。じぶんも困難に何度ぶつかっても、なんとか立ち上がって、そのたびに乗り越えていきたい。いかなくちゃ。そう思った。(あとはその気持ちが継続することだ………)